進行中だった史上最大級の革命が、2020年ついに定着

出典元:pwaworldtour
じつはウィンドサーフィンには、2年前ぐらいから“フォイル”と“インフレータブル”という、このスポーツ史上最大級の革命が進行中でした。
フォイルは水中翼のことで、これによってウィンドサーフィンのボードは水面から浮上してセーリングするようになりました。
また、フォイルはプロワールドツアーのレーシング2種目での使用と、2024年パリオリンピックでの使用が決定。
水面を滑走するスポーツから、滑走と浮上して走るスポーツという、スポーツの概念そのものが変わったのです。
当然フォイル用ボードは滑走用とは異なります。
主力は全長が205〜220cm、最大幅は70〜100cmと、さらにワイド&ショート化され、ついに180cm代のものまで発表されました。
ちなみに次期オリンピック艇種となったスターボード社のiQFOIL100は、全長220 x 最大幅100cm、ボリュームは208ℓです。
一方、インフレータブルは空気注入式ボードのことです。
SUPでのインフレータブルボードの進化によって、SUPよりも強度と剛性が求められるウィンドサーフィンでも、のんびり楽しむスタイルでの使用が可能になったのです。
2020モデルも各社から発表されました。
ウィンドサーフィンにとって、2020年は2つの革命が定着する年となるでしょう。
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Greenfield編集部
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