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フィリピンのブスアンガ島はジュゴンと泳げるプログラムを開催している話題のエリアです。ブスアンガへのアクセスやダイビング、ジュゴンプログラムについてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
 

ジュゴンと泳げるフィリピンのブスアンガ島

フィリピン ブスアンガ島

 

ジュゴンは人魚のモデルになったとされる哺乳類で、ずんぐりとした胴体に可愛らしい目が人気の大型草食獣です。

そんなジュゴンが生息し、しかも一緒に泳ぐチャンスもあるというブスアンガ島はフィリピンの北西部に広がるカラミアン諸島にあります。

とはいえ、まだまだ日本人にとっては馴染みの薄いエリアです。

そこで、まずはブスアンガへのアクセスやジュゴンプログラムについてご紹介したいと思います。 

Marine Diving 2019年05月号/水中造形センター
Marine Diving 2019年05月号/水中造形センター

 

フィリピンのブスアンガ島への行き方

フィリピン ブスアンガ島

 

ブスアンガ島は、カラミアン諸島の中で最も大きく、島の北側がブスアンガ、南側はコロンと地区が分かれており、ジュゴンと泳げるエリアがあるのがブスアンガ地区になります。

日本からの直行便はないので、マニラまたはセブを経由することになります。

まず、日本からマニラへは成田、羽田、名古屋、関空から毎日直行便が運航しており、マニラから国内線に乗り継ぎ、約1時間20分でブスアンガ空港に到着します。

そして、セブへの直行便は成田、大阪、名古屋から毎日直行便が運航しており、セブからブスアンガ島への国内線に乗り継ぎ、約1時間30分でブスアンガ空港に到着します。

マニラまたはセブまで行けば国内線は毎日複数便が出ており、ブスアンガは遠いようで結構アクセスは良好といえるでしょう。

 

目指すは「エル・リオ・イ・マール」

フィリピン ブスアンガ島

 

ブスアンガに到着したら、島の北側にあるリゾート「エル・リオ・イ・マール」を目指すことになります。

このリゾート内にある「ジュゴン・ダイブセンター」が、ブスアンガでのジュゴンプログラムとダイビングの拠点となります。

リゾート「エル・リオ・イ・マール」までは、空港から送迎車と船を乗り継ぎ1時間ほどで到着しますが、ここは世界の旅行サイトでも評価の高いリゾート。

ベランダ付きのゆったりとした客室には、エアコン、シャワー、ミニバーが完備され、2つのインフィニティプールにジムやプレイルームも整っています。

また、目の前の海は穏やかな湾になっており、カヤックやバナナボート、ウェイクボードなども楽しめます。 

D27 地球の歩き方 フィリピン /学研プラス

 

フィリピンのブスアンガ島のシーズナリティ

フィリピン ブスアンガ島

 

ブスアンガ島は熱帯性気候で平均気温は26~28℃程度と年間を通して暖かく、低くても20℃を下回ることはほとんどありません。

そのため陸上の服装は一年中夏服で大丈夫ですが、機内や室内などエアコンが寒すぎる場所があるので、羽織れる服を1枚用意しておくと便利です。

また、リゾートでのディナー用に男性は襟付きシャツ、女性はワンピースを忘れずに持参するようにしましょう。 

[Teddy] リゾートワンピース
[Teddy] リゾートワンピース

 

ブスアンガのジュゴンプログラム

フィリピン ブスアンガ島

 

エル・リオ・イ・マールのジュゴン・ダイブセンターが行なっているのが「ジュゴン・ウォッチングプログラム」です。

ブスアンガ沿岸のジュゴンの餌場と2つのタートルアイランドをめぐる1日のツアーで、湾には30頭ほどのジュゴンが生息しており、80%の確率で観察できます。

ジュゴンは4~5分に1回は息継ぎのため水面に上がってくるので、船上からジュゴンを観察し、近づけそうならスノーケリングで静かに海に入ります。

その後は、スタッフの判断でさらにジュゴンに近づけそうならスクーバを使ってエントリーし、4mの距離を保ちつつ近づくのを待ちながらウォッチングします。

将来もジュゴンと一緒に泳げるように節度を持ってウォッチングしましょう。 

CRESSI シュノーケリング マスク&シュノーケルセット
CRESSI シュノーケリング マスク&シュノーケルセット

 

フィリピンのブスアンガ島のダイビング

フィリピン ブスアンガ島

 

エル・リオ・イ・マールでのダイビングは、1日3ボートダイブとなり、スポットにより午前中に1~2ダイブ、午後に1ダイブが基本になります。

ダイビングはフィリピン伝統のバンカーボートで出港し、近場はオートで30分ほどのレックスポット「キョクザンマル」や「ディマクヤ島」「ディボヨヤン島」 などがメインになります。

また、エリア内で一番人気の「アポ・リーフ」への片道3時間の遠征ダイビングもあり、保護区として指定されたマリンパーク内での魚影の濃さは圧倒的。

運が良ければマンタやバラクーダ、グレイリーフシャークなどの大物が現れることもあります。

 

 

ハウスリーフもおすすめ

フィリピン ブスアンガ島

 

エル・リオ・イ・マールは、ハウスリーフもおすすめのダイビングスポットで、桟橋の下でいきなりギンガメアジの群れが出現と言ったクオリティの高さが有名です。

ミドリイシの群生や枝状のハマサンゴ群生などサンゴの種類が多く、マクロ生物探しもオススメのスポットです。

汽水域に生息するマンジュウイシモチなどが見られ、砂地には巨大なジョーフィッシュ、タイマイやアオウミガメと出会うこともあります。

ハウスリーフダイブにもガイドが付くので、初心者でも安心して潜ることができます。 

MIL-SPEC ミルスペックタオル Lサイズ
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ブスアンガのベストシーズン

フィリピン ブスアンガ島

 

ブスアンガのベストシーズンは、雨が少ない12月~4月となりますが、ジュゴンは年間を通してブスアンガの海域に生息しているので、台風さえこなければ年間を通して楽しむことができます。

海水温も平均で27~30℃と平均気温より高いので、ウエットスーツは3mmワンピース、寒がりの人は5mmワンピースで大丈夫です。

憧れのジュゴンと一緒に泳げるブスアンガ島をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか? ジュゴンは水族館で観るしかないと思っている方も多いと思いますが、ブスアンガなら野生のジュゴンと一緒に泳いだり潜ったりすることができます。本物の人魚伝説に逢いに行ってみませんか?

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。