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キャンプや登山用の寝袋(シュラフ)をさがしているけど、何を基準にして選べば良いのかわからない、という方は多いはずです。今回は、寝袋選びのポイントと、おすすめのアイテムをご紹介していきます。

寝袋選びのポイント!使うシーンにあわせて選ぼう

キャンプ・登山用寝袋(シュラフ)

 

寝袋選びのポイントは、機能性や素材、大きさを見て、使用するシーンに合わせて選ぶこと。

大きく4つに分けて寝袋選びのポイントをまとめました。

 

リミット温度を確認しよう!

キャンプ・登山用寝袋(シュラフ)

 

寝袋には、それぞれリミット温度が設定されています。

キャンプはもちろんのこと、とくに登山では、疲労を回復させるための睡眠がとても重要です。

寝不足で疲労が蓄積した状態だと、滑落などの事故にもつながりかねません。

ぐっすり眠るためには、寝袋のリミット温度を確認することが大切です。

たとえば、今回ご紹介している「ナンガ オーロラライト600DX」であれば、【快適使用温度/下限温度】-4度/-11度と表示されています。

-4度までは、快適に眠れますよ、限界の温度は-11度ですよ、という意味です。

これから登る山の気候や最低温度をあらかじめしっかり調べて、寝袋のリミット温度を確認するようにしてください。

 

素材による違いは?ダウンかそれとも化学繊維か

素材は何なのかを確認することも寝袋選びの重要なポイントです。

寝袋の中綿には、主にダウン(ダックやグースといった鳥の羽毛を使用したもの)と、化学繊維を使用したものと2種類があります。

ダウンは、軽くて保温性能が高く寝心地が良いというメリットがある反面で、価格が高いことや、水に弱いといったデメリットがあります。

化学繊維の場合は、洗濯がしやすくて乾きやすい、価格が安いといったメリットがある反面、ダウンに比べて保温性能が低いというデメリットがあります。

使用する目的に応じて、寝袋の素材を選ぶことが大切です。

 

大きさは?登山にはコンパクトなものがオススメ

キャンプ・登山用寝袋(シュラフ)

 

目的に応じて、寝袋の大きさを選ぶことも大切なポイントです。

たとえば、長距離の山道を歩く登山の場合は、コンパクトで軽い寝袋がオススメ。

中綿にダウンを使用している寝袋の場合は、軽くてコンパクトで、保温性能も高いので、登山にオススメです。

また、夜間あまり寒くならない季節のキャンプなどでは、中綿が化学繊維の、価格がそれほど高くない寝袋でも対応できます。

目的や場所の最低温度に合わせて、寝袋の大きさや重さを検討するようにしましょう。

 

形のタイプは2種類!マミー型と封筒型

寝袋にはマミー型とよばれるミイラのような形をしたタイプと、封筒型とよばれる封筒のような形をしたタイプの2種類があります。

マミー型の寝袋は、ミイラの形に似ていることからマミーと呼ばれています。

マミー型のメリットは、軽くてコンパクト、中の空間が少ないため保温性能が高い点です。

一方デメリットは、空間が少ない分、狭くて窮屈なことなどが挙げられます。

封筒型の寝袋のメリットは、広くいため毛布や布団感覚でゆったり眠れること、比較的値段が安いことなどが挙げられます。

デメリットは、大きくてため比較的保温性能が低いことです。

 

キャンプから登山までオススメの寝袋をご紹介

キャンプ・登山用寝袋(シュラフ)

 

本格的な登山仕様からキャンプ用まで、オススメの寝袋をご紹介していきます。

使用するシーンに合わせて選びましょう。

 

コールマン コルネットストレッチⅡ【マミー型】登山用

「コールマン コルネットストレッチⅡ」は、高性能でありながら、比較的リーズナブルなため、ぜひオススメしたい寝袋です。

使用可能温度-5度に設定されており、最大約25%伸縮可能なストレッチ素材を使用しています。

登山やツーリング、キャンプなど幅広く使用できて、丸洗いも可能なのでお手入れが楽です。

コールマン コルネットストレッチII
コールマン コルネットストレッチII

ナンガ オーロラ500【マミー型】登山用

ナンガは、滋賀県米原市の本社を置く日本のアウトドア用寝具と衣料のブランドです。

ナンガの寝袋は、特に登山家の間で高く評価されています。

このオーロラシリーズは、少し値段はしますが、表地に防水コーティングを施しながら、蒸れも防いでくれる優れものです。

ナンガ オーロラ 500STD
ナンガ オーロラ 500STD

イスカ ダウンプラス ポカラ X

イスカは登山・キャンプ・防災などに適した寝袋の専門店です。

ダウンプラス ポカラ Xは、ヒトの体の構造に合わせた立体構造。縫製はもちろん、ダウンの詰め方もエリアごとにこだわって作られた進化したシュラフです。

夏山から冬の低山に対応したモデルで、最低使用温度-6度に設定されています。

イスカ ダウンプラス ポカラ X/ ブリック
イスカ ダウンプラス ポカラ X/ ブリック

ナンガ Original Schlaf 750 

国内製造にこだわる日本のメーカー「ナンガ」の寝袋です。

最低使用温度-8度。本格的な冬山登山はもとより、幅広いシーンで活躍してくれるモデルです。

ナンガ ダウンバッグ750 オリジナルシュラフ
ナンガ ダウンバッグ750 オリジナルシュラフ

モンベル ファミリーバッグ #1【封筒型】キャンプ用

日本のアウトドアブランド「モンベル」の寝袋です。

大きさは190cm×75cmあり、ゆったりとくつろいで眠れます。

中綿には、繊維自体が保水しないため速乾性に優れたホローファイバーという中空ポリエステル繊維を使用。最低使用温度-1度です。

キャンプに最適な寝袋です。

寝袋選びのポイントやおすすめのアイテムをご紹介しました。寝袋を選ぶ際には、使用する場所はどの程度の温度まで下がるのか、しっかり調べてリミット温度を確認することが大切です。登山やキャンプなど、使用目的に合わせて寝袋を選ぶようにしましょう。

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。