星のふるさと公園 福岡
福岡県南部、大分県との県境に位置する星野村。
星野川が流れていることからついた村の名前ですが、標高が高く人口密度も低いため、満天の星空が見られる「星の村」としても知られています。
曲線を描く棚田や茶畑が見られる昔ながらの風景は、日本の里100選にも選ばれているんですよ。
星のふるさと公園は、星空観察を目当てにたくさんの人が訪れる観光スポット。
星の文化館では、九州最大の100cm天体望遠鏡を使い、季節の星座や月をインストラクターが案内してくれます。
また、大迫力のデジタルプラネタリウムを備えているので、雨天時でも楽しめますよ。
お茶処らしい茶の文化館や、2つの露天風呂が人気の星の温泉館も併設。
ロッジやバンガローがあるキャンプ場のほか、くつろぎの温泉宿やプチホテルなど、様々な宿泊施設に泊まることができます。
レストランも数件あるので、手ぶらでふらっと訪れてみても楽しめそうですね。
公式サイト:星のふるさと公園
ファームヴィレッジ産山 熊本
熊本県の北東部にある産山村は、阿蘇くじゅう国立公園に含まれる自然豊かな村です。
ファームヴィレッジ産山は、名峰阿蘇、九重、祖母が一望できる大草原のキャンプ場。
オートキャンプ場のほか、ロッジ・大型宿泊施設など、様々なスタイルで利用できます。
ファームというだけあって、敷地内には市民農園があり、どなたでも自分の畑を持って野菜を育てられます。
自分で育てた野菜をその場でバーベキューでいただくなんて贅沢でいいですよね♪
また、敷地内のうぶやま天文台は、2016年に完成したばかりの新しい施設。
この天文台は、「村の素晴らしい星空を他の地域の人たちにも知ってほしい」という地元の子ども達の声が形になったものなんだそう。
水・金・土曜日の夜に観望会が開催されています。
公式サイト:ファームヴィレッジ産山
スカイロッジ銀河村 宮崎
九州山地の中にある大自然に囲まれた美郷町は、大小様々な川が流れ、キャンプ場も多くあり、アウトドアを楽しむのに最適な地域です。
美郷町の北部に位置するスカイロッジ銀河村は、標高約900mの場所にあり、星が綺麗に見えるロケーション。
クヌギ林の中に佇む10棟のロッジには、星の名前が付けられ、キッチンやトイレ、シャワー完備で気軽に利用できます。
車で5分くらいの場所にある中小屋天文台昴ドームは、2017年にリニューアルしたばかり。
県内最大級の60cmリッチー・クレチアン反射式望遠鏡と最新の自動導入追尾システムを備えた天文台です。
過去に全国星空継続観察の「夜空の暗さ部門」で日本一に輝いたこともある、絶好のスターウォッチングポイントで、満天の星空をお楽しみください。
公式サイト:スカイロッジ銀河村
輝北うわば公園 鹿児島
鹿児島県大隅半島北部に位置する輝北うわば公園は、標高550mの高台にあり、鹿児島湾に浮かぶ桜島、霧島連山、太平洋、高隈山と、360°の大パノラマを楽しめる九州随一のビューポイントです。
桜島に沈む夕日を眺めた後は、星空継続観察で過去7回、日本一星がきれいに見えるところに選ばれた、壮大な星空を見ることができます。
公園のシンボルでである輝北天球館は、その独創的な建築にも注目。
宇宙をイメージしたという建物は、鹿児島出身の建築家高崎正治氏の設計です。
65cmカセグレン式反射望遠鏡を備えており、晴れた夜にはいろいろな天体を観望できます。
敷地内には子連れで楽しめるアスレチック広場も。
星の形をしたユニークなバンガローに泊まり、日本一に輝いた星空を満喫しましょう。
公式サイト:輝北うわば公園
星空まめ知識~ふたご座のおはなし~
ふたご座は名前の通り、双子の姿をした星座です。
冬のダイヤモンドの1つであるポルックスの隣には、同じような明るさのカストルが並んでいます。
右側のカストルがお兄さんで、左側のポルックスが弟。
実はこの2つの星は、双子といいつつ明るさが微妙に違っているんです。
弟のポルックスは一等星ですが、兄のカストルの方が少し暗く、二等星に分類されています。
弟の方が明るいというのは何となく腑に落ちない気もしますが、ふたご座が東の空から昇るとき、カストルの方が少し先に姿を現すことから、兄とされているみたいですよ。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。