必要なアイテムは3つ
ボルダリングは、自分の腕や足を使って、5mぐらいの壁を上るスポーツです。
ロッククライミングとは違い、ハーネスやヘルメットといった装備の必要がないので、必要なアイテムはたったの3つだけ。
Tシャツ
ボルダリングは、全身を使った運動なので、上半身はTシャツに寒ければもう1枚上、もしくは下に着るものを用意しましょう。
かなり汗をかくスポーツなので速乾性があり、腕を伸ばしたりしやすい伸縮性のある生地がおすすめです。
またボルダリングは、「下から見られるスポーツ」です。
Tシャツも裾がゆったりとしたタイプだと、下から背中やお腹が見えてしまうことも。
注意しましょう。
おすすめのTシャツ
EgoFrankは、日本発のクライミングウェアブランドで、クライマーであるデザイナーがつくっているということもあり、クライマー目線の素敵なデザインが多いのが特徴です。
パンツ
パンツ選びで大切なポイントは、足を大きく開くことができるストレッチ性と、裾の広がりが少ないことです。
これは、ホールドと呼ばれる突起物に足をのせる時に邪魔にならないように裾の広がりが少ないほうが良いからです。
ボルダリングは、普通ではほとんどないというぐらい足を広げたり、上のホールドにひっかけたりするので、ストレッチ性はとくに大切です。
また初心者の人は、登っているときにホールドに膝をぶつけてしまうこともあります。
最初は7分丈など長いタイプのパンツを履いたり、女性の場合は下にスポーツ用のレギンスを履くのがおすすめです。
おすすめパンツ
グラミチは、足が広げやすいように「ガゼットクロッチ」と呼ばれるマチがあり、片手でウェストのサイズ調整ができるウェイビングベルトがついているのが特徴です。
ボルダリングだけではなく、自転車などのスポーツにも使えるので、1着は欲しいアイテムです。
靴下
ボルダリングをするには、専用のシューズが必要です。
しかしほとんどの施設でレンタルできますので、シューズはレンタルするのがおすすめです。
そしてシューズをレンタルするには、衛生上靴下の着用が義務になっています。
ボルダリングに適した靴下というのは、生地が薄く、滑りにくいタイプの靴下が良いと言われています。
その理由は、ボルダリングはしっかりとボールドに足をのせて登っていくので、足裏感覚がとても重要です。
足裏感覚を鋭く保つためには薄手で、体重をかけたときに滑りにくいタイプの靴下が良いわけです。
おすすめ靴下
Footmaxの靴下は、クライミングの時にとくに力がかかるつま先や親指側面、母趾球と呼ばれる親指の付け根のすぐ下の足底の部分にグリップ性が強い生地を使っています。
滑りにくく、力を入りやすいのでボルダリングにおすすめです。
服装選びのポイントは動きやすくストレッチ性があればOK!
ボルダリングの服は、動きやすい服であれば、基本的にOKです。
とりあえずボルダリングを1回試してみたいと言う場合は、ボルダリング専門の服でなくてもスポーツ用のTシャツやストレッチ性のあるズボンであれば十分。
反対にNGの服装は、だぼだぼのTシャツや裾が大きいスボン、シューズが完全にかぶってしまうような長いズボンです。
ゆったりしたシャツや裾が広いスボンだと、登っているときにホールドが見えなかったりして邪魔になります。
また、足を伸ばすときに引っかかったりすることがあります。
またシューズにかかるような長さのズボンだと、ホールドに足をのせるときに、踏んでしまったりする可能性があるのでNGです。
ボルダリング中は滑り止めのチョークを手につけるので、それが服につくことも多くあります。
汚れても良い服が良いですね。
女性はタンクトップや短パンは注意!
女性のボルダリングの写真や動画などを見ると、タンクトップや短パンで登っている人などを見ることがあります。
しかし、そういった服装は注意が必要。
ボルダリングは手脚を使って登っていきます。
ゆとりがあるタンクトップやTシャツだと手を上げたときに、ワキから胸元が見えてしまったり、裾が開いていると背中が見えてしまったりします。
また短パンも同じように、普通ならば見えない角度から見られてしまうことも。
下にはスポーツ用のレギンスを履いてその上に短パンを重ねたりなど、工夫をしたり7分丈のパンツが最適です。