※当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。
足に負担をかけた走り方をしているランナーをよく見かけます。少しのアドバイスで大きく改善するフォーム。ランニングはフォーム改善で飛躍的にタイムが縮んだり、痛みなどの改善に繋がります。そんな大切なランニングフォームについて解説します。
 

正しいランニングフォームの重要性

正しいランニングフォームはケガなどのトラブル予防になる

ランニング 姿勢 ランニングフォーム

 

正しいランニングフォームは私たちが思っている以上に重要です。

間違ったランニングフォームはケガなどのトラブルにつながりやすく、最悪のケースでは走れなくなってしまう恐れもあります。

 

正しいランニングフォームは普段の立ち居振る舞いや姿勢を美しくする

間違ったランニングフォームを続けることは、猫背などの悪い姿勢が習慣化し、美容の面でも大きなマイナスとなります。

人の美しさの基準は顔のパーツが整っていること以前に、立ち姿や姿勢が大きなポイントを占めています。

 

正しいランニングフォームだと長い距離を楽しく走ることができる

間違ったランニングフォームは、楽しく走ることができなくなり、ランニングの習慣化がしづらくなります。

逆に正しいランニングフォームは、長距離でも楽に移動できるため、走ること自体が楽しくなります。

「走ることが楽しい」それが、ランニングを習慣化させる一番の早道です。

 

 

どれが正しいランニングフォーム?骨盤の傾きを意識する

骨盤を前傾姿勢にしよう!

骨盤を前傾姿勢にしよう ランニングフォーム

 

ランニングをはじめた人にフォームを指導する際、一番重要視するのが骨盤の傾きです。

骨盤が前傾になったランニングフォームが、理想だといわれています。

骨盤を前傾にするためには下腹部を引っ込めて、お尻を後ろに突き出す姿勢。

骨盤を前傾にしたランニングフォームは、上半身の重心の手前に足が着地するので、前進する力が増幅して楽に走れますよ。

 

骨盤の後傾はダメ

骨盤の後傾はダメ ランニングフォーム

 

骨盤が後ろに傾いているランニングフォームは、猫背になりやすくなります。

また、このフォームは上半身の重心よりも前に着地するので、前進しようとする力にブレーキがかかってしまいます。

踵で着地する「ヒールストライク」にもなりやすいでしょう。

太ももや膝への負担が大きくなり、「膝痛」や「腰痛」などのトラブルにつながりやすくなります。

 

壁を押す意識で前に足を踏み出そう

壁を押す意識で前に足を踏み出そう ランニングフォーム

 

壁に向かって、押すようにして同じところで足踏みするトレーニング。

ランニングの前に習慣づけてください。

ランニング中も壁を押している気持ちで走るようにしてみましょう。

タイムが良くなるだけでなく、ランニングフォームもグンと改善してきます。

ランニングフォームをチェックしてみよう

ランニング上級者にアドバイスしてもらう

一番良いランニングフォームのチェック方法は、プロのランナーにアドバイスしてもらうことです。

客観的な視点で、フォームの悪い点や改善すべき点を指摘してくれるはずです。

 

ショーウィンドーなどに自分の走る姿を映して客観的にチェック

アドバイスしてくれる人がいない場合は、自分の走る姿をショーウィンドーなどに映してチェックする方法があります。

大きなガラス面のあるお店のショーウィンドーがオススメです。

骨盤が前傾になっているか、背筋は伸びているか、猫背になっていないか、ショーウィンドーに映った自分のランニングフォームを見てチェックしてみましょう。

 

街灯のシルエットを見てランニングフォームをチェック

早朝や夜間のランニングでは、街灯による自分のシルエットを見ることでランニングフォームがチェックできます。

全体の大きいランニングフォームが確認できます。

 

 

踵着地(ヒールストライク)・足全体で着地(ミッドフット)・つま先着地(フォアフット)いったいどれが正しいの?

踵から着地するヒールストライク、足の裏全体で着地するミッドフット、つま先で着地するフォアフット、はたしてどの着地が正しいのでしょうか。

ランニング初心者の方に多いのが、踵から着地するヒールストライクです。

骨盤が前傾姿勢になっていないため、着地点が重心の前に行ってしまうことが、踵から着地する「ヒールストライク」の要因です。

踵着地(ヒールストライク)は、前に進もうという力にブレーキをかけてしまい、太ももや膝に大きな負担をかけるのでケガやトラブルの原因になりがちです。

骨盤が前傾姿勢になったランニングフォームだと、重心の真下か重心よりも手前に着地するので、自然に足の裏全体で着地するミッドフットか、つま先で着地するフォアフットになります。

 

正しいのは「足全体で着地するミッドフット」と「つま先着地のフォアフット」の2つ

足全体で着地するミッドフットや、つま先着地のフォアフットだと、お尻部分の大きな筋肉を使って走ることができます。

そのため、膝やふくらはぎなど、足細部の筋肉への負担が減少します。

世界トップクラスのアフリカの選手の多くはつま先着地(フォアフット)だといわれています。

そのためか、最近はつま先着地(フォアフット)に注目が集まっています。

大迫傑選手もつま先着地(フォアフット)です。

確実に言えることは、「踵から着地するヒールストライク」はケガやトラブルになりやすいのでオススメできないということです。

ただ、足全体で着地するミッドフットとつま先着地のフォアフット、どちらが良いのかは意見が分かれるところです。

つま先着地のフォアフットはふくらはぎに負担がかかるため長距離には向いていないという意見もあります。

ミッドフットにするかフォアフットにするか、それぞれ個人差があるので走りやすい方で走るようにしてください。

 

ナルゲン ボトル 広口 0.5L TRITAN に専用レザーカバーが登場
 

正しいランニングフォームを維持するポイントは骨盤を前傾にさせることです。骨盤が前傾になると着地点が重心の真下か手前にくるので、足全体で着地するミッドフットか、つま先着地のフォアフットのいずれかになります。お尻周辺の大きな筋肉を使って走るのでケガなどのトラブル予防に効果的です。もう一度、この機会に自分のランニングフォームをチェックしてみましょう。

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。