足に負担をかけた走り方をしているランナーをよく見かけます。少しのアドバイスで大きく改善するフォーム。ランニングはフォーム改善で飛躍的にタイムが縮んだり、痛みなどの改善に繋がります。そんな大切なランニングフォームについて解説します。
 

正しいランニングフォームの重要性

正しいランニングフォームはケガなどのトラブル予防になる

ランニング 姿勢 ランニングフォーム

 

正しいランニングフォームは私たちが思っている以上に重要です。

間違ったランニングフォームはケガなどのトラブルにつながりやすく、最悪のケースでは走れなくなってしまう恐れもあります。

 

正しいランニングフォームは普段の立ち居振る舞いや姿勢を美しくする

間違ったランニングフォームを続けることは、猫背などの悪い姿勢が習慣化し、美容の面でも大きなマイナスとなります。

人の美しさの基準は顔のパーツが整っていること以前に、立ち姿や姿勢が大きなポイントを占めています。

 

正しいランニングフォームだと長い距離を楽しく走ることができる

間違ったランニングフォームは、楽しく走ることができなくなり、ランニングの習慣化がしづらくなります。

逆に正しいランニングフォームは、長距離でも楽に移動できるため、走ること自体が楽しくなります。

「走ることが楽しい」それが、ランニングを習慣化させる一番の早道です。

 

 

どれが正しいランニングフォーム?骨盤の傾きを意識する

骨盤を前傾姿勢にしよう!

骨盤を前傾姿勢にしよう ランニングフォーム

 

ランニングをはじめた人にフォームを指導する際、一番重要視するのが骨盤の傾きです。

骨盤が前傾になったランニングフォームが、理想だといわれています。

骨盤を前傾にするためには下腹部を引っ込めて、お尻を後ろに突き出す姿勢。

骨盤を前傾にしたランニングフォームは、上半身の重心の手前に足が着地するので、前進する力が増幅して楽に走れますよ。

 

骨盤の後傾はダメ

骨盤の後傾はダメ ランニングフォーム

 

骨盤が後ろに傾いているランニングフォームは、猫背になりやすくなります。

また、このフォームは上半身の重心よりも前に着地するので、前進しようとする力にブレーキがかかってしまいます。

踵で着地する「ヒールストライク」にもなりやすいでしょう。

太ももや膝への負担が大きくなり、「膝痛」や「腰痛」などのトラブルにつながりやすくなります。

 

壁を押す意識で前に足を踏み出そう

壁を押す意識で前に足を踏み出そう ランニングフォーム

 

壁に向かって、押すようにして同じところで足踏みするトレーニング。

ランニングの前に習慣づけてください。

ランニング中も壁を押している気持ちで走るようにしてみましょう。

タイムが良くなるだけでなく、ランニングフォームもグンと改善してきます。

固定ページ: 1 2

この記事を書いた人

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。