信州りんごをきっかけに環境保護を考えるエコアクションプロジェクト「りんごと脱炭素社会~GO! ゼロカーボン!~」がスタートしました。信濃毎日新聞社が2024年から取り組むこの企画は、信州りんごを通して気候変動や脱炭素の大切さを考える、参加型の環境プロジェクトです。2年目の今年は、さらに気軽に参加できるコンテンツが揃い、より多くの人と「地球の未来」を共有できる取り組みとなっています。
気候変動と信州りんご
近年の地球温暖化によって、りんごの着色不良や霜害などが増え、農家の負担が大きくなっています。信州に西洋りんごが根付いて150年の節目だった2024年。このプロジェクトは、多くの人に現状を広く知ってもらい、ともに環境保全の輪を広げていくために始まりました。
これまでにも「私のワンアクション」の投稿募集や、子ども向けワークショップ、カーボンオフセットにつながる販売会など、多彩なアクションを展開してきています。
投稿が“1本の木”に。「きになるニュース」募集中

2025年11月26日より、公式サイトでは地球温暖化にまつわる「きになるニュース」を募集しています。ニュースの内容は、日常のなかで感じる小さな変化や気づきで構いません。
- 夏が暑すぎてペットの散歩が難しくなった
- 雪が減り、雪かきが減った
- お菓子の包装が紙素材に変わった
1投稿につき100円が植樹・育樹活動に寄付され、あなたの気づきが“木になる”仕組みになっています。自然に関心がある人はもちろん、アウトドア好きの人も参加したい取り組みです。
投稿は公式サイトのフォームから簡単に送信でき、寄せられた「きになるニュース」はサイト上で共有されます。身近な声を通して、環境変化をよりリアルに感じられる場となりそうです。
「きになるニュース」投稿はこちらからどうぞ:りんごと脱炭素社会~GO! ゼロカーボン!~
折り紙からの気づき。「りんご折り紙」に挑戦!

11月26日付の信濃毎日新聞紙面には、幾何学模様が美しい「りんご折り紙」が掲載されました。切り取って折り進めると、立体的なりんごが完成する仕掛けです。
この折り紙はあえて工程を多くすることで、りんご農家が1つのりんごを育てるまでにかける時間や手間を表現しているそうです。
この折り紙、ゲットできなかった人も大丈夫!公式サイトからダウンロードできます。折り方動画も公開中なので参考にしてみてはいかがでしょうか?
完成した作品は、ぜひ「#きになるニュース」を付けてSNSに投稿してみてください。小さなアクションから、気候や農業の問題に思いを寄せるきっかけになります。
折り紙ダウンロードはこちらからどうぞ:りんごと脱炭素社会~GO! ゼロカーボン!~
銀座で「信州りんご販売会」開催

昨年に続き、環境配慮型の信州りんご「サンフジ」を販売する「信州りんご販売会」が、今年も東京都内で開催されます。会場は銀座NAGANOの2階。販売されるりんごは、バイオ炭栽培に取り組む長野県内の農家が丹精込めて育てたものです。
また、りんご1個につき100円が環境保護に取り組む企業または団体に寄付され、パッケージにはプラスチックを使わず紙素材の特製ネットを採用するなど、購入することで環境保全に参加できる仕組みが整えられています。
旬のりんごを楽しみながら、環境に優しい選択ができる機会です。
日時:12月18日(木)・19日(金)11~18時(予定)
場所:銀座NAGANO 2階(東京都中央区銀座5丁目6-5)
決済方法:現金のみ
※予定個数に達し次第、販売終了となります。
身近な一歩が未来をつくる

りんごを通して気候変動を考えるという、ユニークで親しみやすい本プロジェクト。自然のなかで遊ぶことが好きなアウトドア派にとっても、環境の変化は他人事ではありませんよね。「きになる」を行動につなげ、未来に緑を増やす一歩を踏み出してみませんか?
公式サイト:りんごと脱炭素社会~GO! ゼロカーボン!~
ライター
Greenfieldニュース編集部
アウトドアスポーツ・環境保護、自然食関連の最新情報をいち早くお届け。新商品、イベント、キャンペーンなど、ウェルビーイングの向上につながる有益なニュースを厳選して配信します。