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東京のはるか南の海上に浮かぶ絶海の孤島、青ヶ島をご存知でしょうか。東京から南へ直線距離360㎞の太平洋上に浮かぶ青ヶ島。海底には巨大な火山が沈み、山頂部分だけが海面から頭を出しています。今回は青ヶ島で楽しむトレイルランニングのご紹介です。

青ヶ島のみどころ

トレイルランニング 青ヶ島

火山の島「青ヶ島」にはトレランしながら楽しめるポイントがたくさんあります。

三宝港

青ヶ島に2カ所ある港のうちの一つ。外輪山のトンネルを抜けるとコンクリート製の急な下り坂があり、その先に三宝港があります。

港からは架線でフェリーの積荷を島へ運搬しています。

地熱釜(ひんぎゃ)

「ふれあいサウナ」の近くにある地熱釜(ひんぎゃ)。釜の下にある栓を開けると蒸気がふきだして、しばらくするとおいしい蒸し料理が完成します。

宿泊した宿で「お昼は地熱釜(ひんぎゃ)を使ってみたいのでお弁当を作ってもらえますか?」とお願いすれば、玉子や魚、じゃがいも、ウインナーなどが入った地熱釜(ひんぎゃ)用のお弁当を持たせてくれます。

ふれあいサウナ

火山ならではの地熱を利用したサウナです。サウナの隣には地熱を利用した製塩工場があります。トレイルランニングで汗をかいたらサウナでさっぱり洗い流しましょう。

利用料は300円 (税込)です。

池之沢

外輪山(カルデラ)に囲まれたさながらジュラシックワールドのような美しい光景がひろがっています。

天明の大噴火以前、2つの池があったことが地名の由来です。天明の大噴火ではここにあった2つの池が噴火したといわれています。

池之沢の東南部に天明の大噴火以前には集落がありました。現在は平坦なジャングルがひろがる無人地帯です。

池之沢にもたくさんの地熱釜(ひんぎゃ)が存在しています。

 

青ヶ島のトレランコース

トレイルランニング 青ヶ島

内輪山尾根道「丸山一周遊歩道」

「青ヶ島」は世界でも珍しい2重カルデラの構造をしています。2重カルデラということは外輪山と内輪山があるということ。

内輪山のことを丸山と呼んでいて、1周2㎞の「丸山一周遊歩道」が整備されています。

アップダウンの少ないスピードを出して走れるトレランコースです。2㎞の距離がものたりないという人は何周でも心行くまでトレランが楽しめます。

外輪山「大凸部」

「大凸部」は青ヶ島の外輪山にあたり、島で最も標高(海抜423m)の高い場所です。「大凸部」からは島の内部が一望でき、火山島である「青ヶ島」の構造がジオラマのように広がっています。

青ヶ島のおすすめの宿

トレイルランニング 青ヶ島

青ヶ島の宿泊施設はすべて島北西部のカルデラの外側、岡部(休戸郷と西郷)の集落にあります。

あおがしま屋

青ヶ島の焼酎飲み比べが楽しめる居酒屋を兼ねた民宿です。島寿司や島らっきょ、明日葉のおひたしなど、青ヶ島の食材をふんだんに使ったお料理が堪能できます。

電話:04996-9-0185

宿泊料金:9,000円~

民宿杉の沢

こちらの民宿も居酒屋を併設しています。島寿司は予約すれば味わえます。

電話:04996-9-0137

宿泊料金:7,800円(税別)~

ビジネス宿中里

民宿内で青ヶ島焼酎の製造もしています。島内にある専用の鶏飼育施設で育てた鶏の卵を使用。青ヶ島産の野菜や山菜が自慢です。

電話:04996-9-0062

宿泊料金: 9,000円~

無線LAN環境あり

民宿マツミ荘

1832年、島民の還住を果たした青ヶ島のモーゼと呼ばれた名主「佐々木次郎太夫」氏の末裔が営む民宿です。

主人の佐々木宏さんは、元青ヶ島村長。民宿は見晴らしの良い高台にあり、青々とした外海が見渡せる部屋が2部屋あります。

電話:04996-9-0162

宿泊料金: 8,000円(1泊3食付き)

無線LAN環境あり

御宿 為朝

予約すればバーベキューが楽しめます。シーズンにもよりますが島料理も味わえます。

電話:04996-9-0410

宿泊料金: 8,000円(1泊3食付き)

Wi-Fi 利用可

 

青ヶ島へのアクセス方法

トレイルランニング 青ヶ島

青ヶ島へのアクセスは八丈島から船かヘリコプターがあります。

フェリー「あおがしま丸」

八丈島「底土港」発9:30 ⇒ 青ヶ島「三宝港」到着12:30

青ヶ島「三宝港」発12:50 ⇒ 八丈島「底土港」到着15:50

料金:2等2,760円(子供1,380円)

所要時間:3時間

就航率:50~60%

フェリー「代船・ゆり丸」

八丈島「底土港」発8:30 ⇒ 青ヶ島「三宝港」到着12:00

青ヶ島「三宝港」発12:50 ⇒ 八丈島「底土港」到着16:20

料金:2等2,760円(子供1,380円)

所要時間:3時間

就航率:50~60%

ヘリコプター「東京愛らんどシャトル」

365日運航、乗客定員9名、八丈島 ⇒ 青ヶ島間約20分

東邦航空(問合せ) 04996-2-5200

(予約センター) 04996-2-5222

料金:11,530円(子供8,070円)

今回は青ヶ島でのトレイルランニングによるラン旅をご紹介しました。青ヶ島は天候不順で船がよりつけなかったり、ヘリコプターが飛べなかったりと、上陸すること自体が難しい絶海の孤島です。もし、運よく上陸することができたら思う存分「青ヶ島」のトレランを満喫してください。

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。