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キャンプ用カート(ワゴン)とは?
キャンプやアウトドア活動において、キャンプギアや荷物を運ぶための特殊なカートをキャンプカート(ワゴン)といいます。一般的なカートと比べて、耐久性の高い素材や頑丈なフレームを備えており、悪天候や荒れた地形にも対応しやすくできています。また、多くの収納スペースやポケットが備え付けられており、小物類の収納に便利です。
キャンプカート(ワゴン)には、ソロキャンプ向けのコンパクトなサイズと、ファミリーキャンプ向けの大容量なサイズがあります。ソロキャンプ向けのキャンプカート(ワゴン)は、軽量かつ折りたたみ可能で持ち運びがカンタンです。いっぽう、ファミリーキャンプ向けのキャンプカート(ワゴン)は、大型のタイヤや広い収納スペースの荷台を備え、多くのキャンプ用品を効率的に運ぶことができます。
キャンプ場への移動手段によってもキャンプカート(ワゴン)の選び方は違ってきます。自動車での移動では、大型のキャンプカート(ワゴン)や折り畳み可能なキャンプカート(ワゴン)が便利です。バイクでの移動には、軽量でコンパクトなキャンプカート(ワゴン)が適しています。バイクに取り付け可能なキャンプカート(ワゴン)や、バックパックとしても使用できるキャンプカート(ワゴン)もあります。
キャンプカート(ワゴン)はアウトドアでの移動や荷物運搬を容易かつ効率的にするためにつくられたキャンプ専用のカートです。耐久性・収納性・移動手段に合わせて選択しましょう。
キャンプでカートを使うメリット5つ
キャンプカートはアウトドアに必要不可欠なアイテムのひとつです。使い勝手のよさはキャンプで過ごす時間をより快適に楽しくサポートするでしょう。ここではキャンプカートの魅力・メリットを5つ紹介します。
①荷物を楽に運べる
キャンプカート(ワゴン)を活用することで、キャンプサイトへの移動や荷物の搬入が楽になります。カートにつけられた大型のタイヤは、悪路でも安定した移動がスムーズです。さらに、キャンプカートそのものも折りたたみ可能でコンパクトに収納できるので、持ち運びや収納しておくときに邪魔になりません。
②時間短縮になる
キャンプカートがあると、重い荷物や大きなアイテムも一度に運べ、手間と時間を節約できます。キャンプを楽しむためには避けられない移動や準備に要する時間を短縮できれば、キャンプサイトで過ごす時間をより有意義なものにできるでしょう。
③荷物を整理しやすい
多くのキャンプカート(ワゴン)には、収納ポケットや荷物を分けるための仕切りなどが備えられています。キャンプカートの収納を活用すれば、食材や調理器具、寝具などのさまざまなキャンプアイテムを上手に整理整頓できます。
生活するためのものをすべて準備する必要があるキャンプでは、ギア類が雑然としがち。数多くのキャンプギアを整然と収納できるようになれば、必要なものをすぐに取り出せ、ものを探すために費やしてきた時間を節約できるでしょう。
④体力の消耗を抑えられる
キャンプサイトに荷物を運搬するとき、とくに大型のアイテムや重い荷物を持って運ぶと体力を消耗しますが、キャンプカートを使用すればその負担を軽減できます。無理して重いものを運んだり、何度も往復したりする必要がなくなれば、体力を節約でき、そのぶんキャンプを思いきり満喫できますよ。
⑤椅子やテーブルの代わりに使える
キャンプカートは荷物の運搬だけでなく、椅子やテーブルの代わりにもなります。多くカートは頑丈な構造を持っており、なかには一時的な座席や作業台として利用できるものもあります。
たとえば、キャンプファイヤーを楽しむとき、キャンプカートを座席として使用したり、テーブルとして食事や調理に活用したりできます。キャンプカートは、その機能にもよりますが、使い方次第でさまざまな目的に活用できる便利なアイテムです。
キャンプ用カートの選び方
キャンプカート(ワゴン)にはさまざまな商品があります。自分にとって使いやすいキャンプカートを見つけるために、ここでは6つのチェックポイントを紹介します。
種類
キャンプカートのおもな種類ごとの特徴や利点をチェックしてみましょう。
種類 | メリット |
折りたたみ式キャンプカート | 持ち運びに便利。 |
大型タイヤ付きキャンプカート | 悪路や荒れた地形でも安定した移動が可能。 |
多機能キャンプカート | 収納ポケットや仕切り、ハンドルの高さ調節機能など、さまざまな機能を備えている。 |
容量
キャンプカートのおもな目的は荷物を運ぶことです。キャンプカートは、サイズごとに容量が違います。キャンプする人数や、持ち込む荷物の量に応じて選びましょう。
サイズ | 特徴 |
小型 | 1人分の荷物や軽量なキャンプ用具を運ぶのに適している。通常、折りたたみ可能でコンパクトに収納できる設計。 |
中型 | 2〜4人分の荷物や中程度の重量のキャンプ用品を運ぶのに適している。折りたたみ可能なものが多い。 |
大型 | 4人以上のグループや大量の荷物を運ぶのに適している。折りたたみができないものもあり。 |
耐荷重
キャンプカートには、容量のほかにも、どれほどの荷物を載せられるかの目安として耐荷重があります。キャンプで運ぶ荷物の量や重さに応じて選ぶようにしましょう。
タイプ | 特徴 |
軽量タイプ | 一般的には約50kg以下の荷重に耐える設計。軽量で小規模なキャンプ道具を運ぶのに適している。 |
中程度耐荷重タイプ | 通常約100~150kgの荷重に耐える設計。2〜4人分の荷物や中程度の重量のキャンプ用品を運ぶのに適している。 |
重量耐荷重タイプ | 通常約150kg以上の荷重に耐える設計。大人数や大量の荷物を運ぶのに適している。 |
タイヤの大きさ
キャンプカートのタイヤのサイズは、使用環境にあわせて選択しましょう。駐車場からキャンプ場まで悪路を通るなら、大きなサイズのカートが便利です。駐車場からサイトまでフラットな道で荷物も軽いのであれば、小型タイヤでも問題ないでしょう。
タイヤサイズ | 特徴 |
小型(6~8インチ) | 軽量でコンパクトなキャンプカートに使用 |
中型(10~12インチ) | 2〜4人分の荷物や中程度の重量のキャンプ用品を運ぶのに使用 |
大型(14インチ以上) | 大人数や大量の荷物を運ぶのに適している |
機能性
キャンプカートを選ぶときは、何を重視するのか、自分のニーズにあわせて優先順位をつけ、必要な機能からチョイスしてみましょう。
機能 | チェックポイント |
荷物の運搬能力 | 大きな荷物や重い機材を効率的に運べるか。 |
耐久性 | 長期の使用に耐えられる頑丈な素材や強化されたフレームか。 |
多機能性 | 収納ポケットやドリンクホルダーなどの追加機能があると便利。 |
使いやすさ | ハンドルや車輪の操作がスムーズで、使いやすいデザインか。 |
折りたたみの仕様 | 折りたたみした際のサイズや折りたたみ方はどうか。 |
収納方法
キャンプカートに荷物を収納する方法は、カートのデザインや機能によって異なります。自分の荷物の傾向や、使用状況にあわせて選びましょう。
機能 | 特徴 |
折りたたみ式 | 折りたたむことでコンパクトになり、キャンプカートそのものの収納や持ち運びが便利。 |
引き出し式 | キャンプカートの引き出しを開けて荷物を収納し、閉めることで整理整頓された状態を保つ。 |
フラットな収納台 | 平らな荷台のカートは大きな荷物や長いアイテムを載せるのに便利。 |
ボックス型収納 | ボックス型の収納スペースが付いたカートは荷物を箱の中に収めることで整理整頓され保管がしやすい。 |
キャンプカートを取り扱う主要ブランド
キャンプカート(ワゴン)は、さまざまなブランドから、個性的なデザインや機能性を競い合って販売されています。ここでは代表的なブランドを5つピックアップしました。
- Colman(コールマン)
- LOGOS(ロゴス)
- CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)
- FILDOOR(フィールドア)
- Radio Flyer(ラジオフライヤー)
①Colman(コールマン)
コールマンは、アメリカを拠点とする世界的なアウトドアブランドです。創業者のW.C.コールマンは、ランタンの改良に取り組むなかで、1900年にコールマン社を設立しました。
コールマンの製品は、品質と信頼性に重点を置いています。製品の耐久性を確保するために、厳格なテストと品質管理を実施しており、過酷な環境でも優れたパフォーマンスを発揮。コールマンの製品は、信頼性・耐久性・使いやすさにおいて高い評価を受けています。
②LOGOS(ロゴス)
ロゴスは、日本を拠点とするアウトドア用品メーカーです。1979年に創業され、40年以上にわたりキャンプやアウトドアの分野で幅広い製品を提供してきました。高品質な素材と耐久性を追求し、機能的で快適に使用できるアウトドア製品を開発しています。
商品は、テント・寝袋・キャンプチェア・クッキングギア・キャンプ用テーブルなど、キャンプやアウトドアで必要なさまざまなアイテムがラインナップされています。ロゴスの製品は、使いやすさ・耐久性・デザイン性に優れ、アウトドア愛好家やキャンパーから高い評価を得ています。
③CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)
キャプテンスタッグは、日本を代表するキャンプ用品ブランドのひとつで、幅広い製品を提供しています。キャプテンスタッグのキャンプ道具の特徴は、高品質な素材と優れた機能性です。
ラインナップは、テント。シュラフ・アウトドアチェア・テーブル・クッキングギア・ランタン・ハイキング用品など、キャンプやハイキング、ピクニックなどに必要なさまざまなアイテムを網羅。使いやすさと携帯性にも配慮された商品ばかりです。
アウトドアチェアやテーブルは、軽量かつコンパクトに折りたため、持ち運びや収納に便利です。使いやすいクッキングギアは、調理や食事の準備をスムーズにできます。
④FILDOOR(フィールドア)
フィールドアは、キャンプやアウトドアに便利な道具を提供するブランドです。特徴は、コンパクトで持ち運びが簡単なこと。また、耐久性があり、アウトドアフィールドのさまざまな環境に対応できる設計です。
ワンタッチのポップアップ式テントやタープをはじめ、ハンモック、シェルターなど、キャンプやピクニックに便利なグッズを総合的に販売しています。フィールドアは販路をネットに限定しているため、ショップよりも低価格な商品が多く、リーズナブルに、コスパを重視したいキャンパーが注目しているブランドです。
⑤Radio Flyer(ラジオフライヤー)
ラジオフライヤーは、おもに子ども向けの乗りものや遊び道具を展開しているアメリカの玩具メーカーです。長い歴史を持ち、創業以来子どもたちが楽しい思い出をつくるための製品を提供してきました。ラジオフライヤーの有名な製品のひとつは、赤いワゴンです。このワゴンは耐久性があり、世代を超えて愛されてきました。
ラジオフライヤーの製品は、子どもの安全を考慮した設計で、車輪には耐摩耗性のある素材が使用され、安定性を確保しています。また、ハンドルやシートには滑り止めの加工が施されています。
【ソロ向け】キャンプ用カートおすすめ4選
ここではソロキャンプで活躍するキャンプカートを4つ紹介します。独自の特徴と利点を備えたキャンプカートは、ソロキャンパーがひとりで多くの荷物を効率的に運ぶのに便利です。
①ワイドキャリー UL-1000/キャプテンスタッグ
ワイドキャリー UL-1000は、最大でおよそ40kgまでの荷物に対応可能なキャンプカートです。横幅がワイドで、大きな荷物も安定して運べます。荷物掛けフックがついていて、使い方によっては数多くのキャンプギアを搭載できて便利です。
このワイドキャリー UL-1000の最大の魅力は、コストパフォーマンスのよさ。手頃な価格でありながら、上記で紹介した機能性に加え、耐久性にも優れています。ソロキャンプでも、ある程度大きな荷物や重い荷物を使用する人におすすめです。
②フォールディングキャリーカート ST05/不二貿易
折りたたみ式でコンパクトに収納できるキャンプカートです。使用しないときは折りたたんでコンパクトになり、しまっておく場所をとらず、持ち運びも簡単にです。
40×30.5×87cmとコンパクトなサイズですが、最大で約25kgまでの耐荷重があり、ショッピングや日常の買い物にも便利。街でも浮かないシンプルなデザインで、必要な荷物をしっかりと運べます。ホームセンターやスーパーなどで普段使いしたり、キャンプに使ったりとカートを活用したい人にぴったりです。
③アウトドアワゴンメッシュ/コールマン
通気性の高いメッシュ素材を使用したコールマンのキャンプワゴンです。メッシュが湿気を逃がし、なかのものにカビや嫌なにおいを発生させることなく清潔に保てます。アウトドア環境で雨天や湿度の高いときでも、荷物の通気性を保てるのはうれしいポイントです。
耐荷重は最大約100kg。大型キャンプ道具のクーラーボックス・テント・椅子など、かさばる荷物や多くのアイテムをまとめて運べます。追加アイテムを購入すれば、ワゴンをテーブルとしても使用できます。湿気や汚れを気にすることなく多くの荷物を運搬したいソロキャンパーは要チェックです。
④ワイルドマルチキャリー コンパクト/FIELDOOR
耐荷重約80kgの頑丈な構造を持ちながら、軽量かつコンパクトなキャンプワゴンです。このワイルドマルチキャリー コンパクトは組み立てや分解が簡単で、移動や運搬の手間を最小限におさえられます。
デザインはシンプルかつスタイリッシュで、おしゃれなキャンプサイトでも邪魔にならない存在感があります。フレームはアウトドア環境に対応できるよう頑丈にできていて、デザインと耐久性のバランスがよい、頼れるキャンプカートです。
ソロキャンプで取り回ししやすく、ビジュアルにもこだわりたいキャンパーにイチオシのアイテムです。
【ファミリー向け】キャンプ用カート3選
ここからは、ファミリー向けカートのおすすめ商品を3つ紹介します。ファミリー用キャンプカートは、人数の多い家族やグループでのキャンプをより楽しく快適にするための工夫が施されています。キャンプ場で使いやすい機能のカートなら、時間がかかる設営や撤収が楽になりますよ。
①キャリーカート アウトドアワゴン/コールマン
キャンパーに定評のある、コールマンのキャンプカートです。このカートの大型のタイヤにはストッパーがついていて、しっかりと固定できます。耐荷重は約100kgありますが、キャンプカートそのものをワンタッチでコンパクトに収納可能です。さらに、収納した状態で自立するので、しまっておく場所をとりません。
このキャンプカートのレッドはコールマンらしいカラーで多くのキャンパーに愛されています。オーソドックスなデザインをお好みのキャンパーや、最初の一台としてのチョイスにぴったりのキャンプカートです。
②イージーフォールドワゴン/ラジオフライヤー
ラジオフライヤーのおもちゃがそのままワゴンになったような、遊び心いっぱいのキャンプカートです。なんといっても、このイージーフォールドワゴンはベンチにもなるのが特徴です。荷物をおろしたあとはベンチに早変わり、座って休憩できる便利さは、子どもと一緒のキャンプで重宝するでしょう。
力を入れずに簡単に折りたため、車のトランクに載せられるので、力の弱い人でも取り扱いが簡単にできます。ラジオフライヤーのアメリカンな雰囲気を楽しみたいキャンパーにもってこいです。
③フォールディング キャリー ワゴン/ディーオーディー
DODのフォールディングキャリーワゴンは、大容量のキャンプカートです。約150Lの収納スペースがあり、多くの荷物や機材を効率的に運べるでしょう。カートの足回りには極太タイヤを採用し、さまざまな地形や路面で安定性を保ちながら移動できます。不整地や砂浜、また草地など、通常のワゴンでは難しい場所でも、極太タイヤでスムーズな移動が可能です。
耐荷重約100kgの高い耐久性も特筆すべきポイントです。キャンプギアやバーベキューグリル、それに大量の食料品など、本当は持ち込みたいけれど重さを理由にあきらめていたキャンパーも、このワゴンなら持ち込みやすく、キャンプをより充実させられますよ。
キャンプ時間を思い通りに演出するためには、重さや大きさなどを厭わずキャンプギアを持ち込みたいキャンパーは要チェックのキャンプカートです。
【機能重視】キャンプ用カートおすすめ4選
キャンプやアウトドアのために設計された機能性に優れたキャンプカートをご紹介します。
①Tradcanvas 丸洗いカーゴキャリー/ロゴス
このカーゴキャリーは約145Lの容量があります。しっかりとしたキャンバス地が安定して荷物を支えるうえ、汚れたら洗濯でき、清潔な状態を保てます。キャンプカートはおもに外で使うので、どうしても汚れやすいもの。丸洗いでお手入れできるのはうれしいですね。
キャリーハンドルやショルダーストラップなど、持ち運びに便利な機能が充実しています。べージュのカラーリングはナチュラルな雰囲気でアウトドアにぴったりです。キャンプサイトを自然な雰囲気に演出しつつ、清潔さを保ちたいキャンパーにおすすめです。
②ワイルドマルチキャリー スマートタフ/フィールドア
折りたたみ式の多用途キャンプカートです。このワイルドマルチキャリースマートタフは頑丈なつくりで耐荷重は約150kgあります。デザインはスマートでシンプルですが、タイヤが大型なのであらゆる地形や環境で使用でき、とくに山地でのキャンプに力を発揮するでしょう。
高い品質で、耐久性に優れたアウトドア用品を展開しているフィールドア。このキャンプカートはまさにそれを体現しています。重い荷物をどんどん運べるタフなカートを探しているキャンパーの選択肢になるでしょう。
③アルパカギアワゴン/グレゴリー
優れた耐久性と機能性を備えたアウトドアギアワゴンです。このアルパカギアワゴンは頑丈な素材と補強されたフレームによって重い荷物や機材も運搬しやすいつくり。タイヤは大型で、さまざまな地形に対応するように設計されています。
コンパクトに折りたためて収納に場所をとらず、持ち運びや保管が簡単です。また、使い勝手のよい取っ手やハンドル、ストラップなどの機能が充実していて、荷物の運搬がラクになります。
グレゴリーらしいカラー展開も注目です。バリエーションは、自然な環境に溶け込むようなミラージュタンと、落ち着いた色合いのストレートブルーの2つ。アウトドアになじむ大人っぽい色合いなので、キャンプサイトをシックに演出したいキャンパーにおすすめです。グレゴリーのザックとおそろいにしてもよいですね。
④キャリーワゴン/ミスターノマズ
容量約150Lの収納スペースと、大型タイヤと耐荷重約150kgの機能を備えたキャリーワゴンです。このキャリーワゴンはラグビー日本代表が使用することで知られており、その信頼性と耐久性は高い評価を受けています。
大容量の収納スペースで、テント等も効率的に運べます。また、大型タイヤを備えており、荒れた地形や不整地でも安定した移動ができるでしょう。自立収納し、コンパクトな収束式の機能が便利で、使用しないときはワンタッチで折りたたんで収納できます。
荷物がつい多くなってしまうキャンパーにぜひ検討してもらいたいアイテムです。
【コンパクト/折りたたみ式】キャンプ用カートおすすめ2選
ここではコンパクト折りたたみ式のおすすめカートを2つ紹介します。折りたたみ式のキャンプカートは収納時にスペースを節約でき、持ち運びや収納が簡単です。軽量でありながらも安定性と耐久性のあるカートを選びましょう。
①アルミキャリーワゴン/ディーオーディー
軽量で頑丈なアルミニウムフレームを採用した、持ち運びや操作が容易なワゴンです。力に自信のない人でも運びやすいように設計されています。持ち手の高さやハンドルの形状が調整可能で、体格や使い方にあわせられます。
カラーバリエーションはいくつかあるなかで、カーキは自然な雰囲気でアウトドアやキャンプシーンにマッチしやすい色です。キャンプサイトの雰囲気やデザインにこだわりたいキャンパーにぜひ試してみてほしいワゴンです。
② 深型キャリーワゴン/山善
山善の深型キャリーワゴンは、深さのある設計で、大容量の収納スペースを確保しています。キャンプ・ピクニック用品に限らず、さまざまなスポーツ用品などにも活用できます。多趣味な人ほど、機会ごとに必要となるアイテムを効率的に運べるでしょう。
耐久性のある素材でつくられており、頑丈なフレームと耐荷重性能を備えています。また、大型のタイヤで悪路や不整地もスムーズに移動できます。カラーバリエーションとして、ブラック・ブルー・ベージュ・レッドの4色が用意されています。
キャンプだけでなく、アウトドアアクティビティやスポーツなど、多くのアイテムを所有するアクティブな人は要チェックですよ。
【デザイン重視】キャンプ用カート2選
デザイン重視のおすすめカートを3つ紹介します。紹介するキャンプカートは、機能性はもちろん、ビジュアルにも注目。使いたくなるデザインのキャンプカートなら、キャンプがより楽しくなりますよ。
①フォールディングワゴン/チャムス
カラー使いがかわいい折りたたみ式のワゴンです。このワゴンのフレームカラーはナチュラルな木目調。木目調のフレームはナチュラルな雰囲気でアウトドアの景観になじみ、シンプルなワゴンをあたたかいイメージにします。
キャンバス生地の差し色になるカラーリングは、イエローとレッドです。このカラーリングがデザインのアクセントとなり、ワゴンを元気なイメージ。キャンプやアウトドアで明るく楽しい雰囲気を演出してくれるでしょう。キャンプサイトを明るいムードにしたいキャンパーにおすすめです。
②キャリーワゴン/セキ―
ビビッドカラー×パステルカラーがちょっぴりレトロなイメージのワゴンです。印象的なカラーリングのほかに、コンパクトさがこのキャンプワゴンの特徴。通常はワゴンを折りたたむと高さが出ますが、このキャンプワゴンは折りたたんでも展開したときと同じ高さなので、超コンパクトなサイズになります。
また、小回りの利く小型タイヤには、ブレーキがついていて坂道で便利です。山でのキャンプにおすすめですよ。
デザインがおしゃれなキャンプ用品をさらに発掘した人は、こちらの記事も参考にしてください。
カートとセットで購入すると便利なアイテム
ここからは、キャンプ用カートとセットで用意するのがおすすめのアイテムを3つ紹介します。
クーラーボックス
キャンプ用カートとクーラーボックスは、それぞれの形状やサイズに合わせてチョイスすることで、スペースを効果的に活用できます。たとえば、カートにフィットするサイズのクーラーボックスを最初にのせれば、ほかのアイテムを上手に積み重ねられます。
天板
天板をキャンプ用カートに取り付けることで、キャンプステーションとして使用できます。天板の上に調理器具や食材を置いて調理したり、食事したりできます。キャンプの作業台として有効活用できますよ。天板の形状や材質を自分のニーズや好みに合わせてうまく選択すれば、思い思いのキャンプステーションを演出できます。
サイドポケット
サイドポケットをキャンプ用カートに取り付けることで、追加の収納スペースを確保できます。キャンプ用品や小さなアイテムをサイドポケットに収納することでアイテムが整理でき、管理しやすくなるでしょう。たとえば、携帯電話・ハンドタオル・虫除けスプレーなど、すぐに取り出したいものを手の届く場所に収納すれば、あちこち探すことがなくなります。
キャンプでカートを使用する際の注意点
キャンプでカートを使用する際、次のことに注意して使用しましょう。
耐荷重を超えないようにする
キャンプカートの耐荷重は、メーカーやモデルによって異なります。カートには通常、最大耐荷重が明示されていますので、必ず確認しましょう。
耐荷重を超える重量をカートに載せると、カートが破損したり、転倒したりするリスクがあります。キャンプ道具や食品が破損したり、けがをしたりする危険を避けるために、カートの耐荷重制限は守りましょう。荷物が多くオーバーしてしまうときは、複数のカートに分散することも考えてみてください。
路面の状態を確認する
キャンプカートを使用するときは、路面の状況に注意しましょう。路面の状態はカートの安定性や操作性に直接影響します。不均一な路面や凸凹した地形では、カートがひっくり返ったり、バランスを崩したりするおそれがあります。
滑りやすい路面では、カートが制御しにくくなり、事故やけがのリスクが高まります。また、路面の障害物や段差は、できるだけ回避するよう注意が必要です。キャンプカートがスムーズに運べるような路面を選び、悪路の場合はカートの速度や操作を慎重に行いましょう。
子どもやペットを乗せない
キャンプカートに子どもやペットを乗せるのは、安全性を確保できないのでNGです。キャンプカートは、一般的に乗員の保護を目的としたシートベルトやチャイルドシートなどの安全装備がありません。事故や急なブレーキなどで子どもたちを危険にさらしてしまう可能性があります。
キャンプ用カートの収納のコツ
キャンプカートは、工夫するとより便利に使いやすくなります。荷物を収納するためのコツを3つ紹介していきましょう。
重いものは底に入れる
重い荷物は底に入れることでバランスを保ちやすくなります。重い荷物がカート上部にくると、キャンプカートの重心が高くなり、車両の安定性が損なわれるおそれがあります。重い荷物は荷台の底部分に入れることで、キャンプカートの全体的なバランスを保ち、運搬時の安定性を確保しやすくなります。
キャンプギアをカテゴリ分けする
キャンプカートにキャンプギアを適切に収納すると、作業の効率アップしやすくなります。たとえば、キャンプカートの収納スペースをカテゴリごとに分けることで、必要なアイテムを素早く見つけられるでしょう。食材や調味料のゾーン、衣類や寝具のゾーンなど、キャンプギアの種類や目的に応じた整理整頓を心がけましょう。
壊れやすいものは固定する
キャンプカートに搭載したものは、路面の振動や揺れ、急なブレーキなどの影響を受けます。電子機器・ガラス製品・陶磁器などの壊れやすいアイテムは、キャンプカートの扱いによっては破損するおそれがあります。
大切なギアの破損を防ぐために、壊れやすいものはキャンプカート内でしっかりと固定しましょう。タオルなどの柔らかいもので保護するするとなおよいでしょう。キャンプカートからの衝撃を最小限におさえるためのひと手間がキャンプギアの破損を防ぐコツです。
キャンプカートを手入れする際のポイント
キャンプ用品は適切な手入れをすることで長く愛用できます。ここからは、キャンプカートのメンテナンス方法をご紹介します。
洗浄
キャンプカートの外側を内側を定期的に清掃しましょう。カート外部は、汚れや泥を水で洗い流し、洗剤を使って洗浄しましょう。カートの内側は、掃除機やホウキでゴミやほこりを取り除き、表面を拭いておくと清潔に保てます。
洗浄後はしっかりと乾燥させましょう。通常の使用後もそうですが、洗浄後も湿ったままにしておくと、カビやにおいの原因となります。内側も外側も、風通しのよい場所で十分に乾かしましょう。保管中も定期的に風に当てたり、換気したりするとベターです。
タイヤの清掃
キャンプカートのタイヤの清掃は以下の順序で行ってください。
1. 汚れの除去
タイヤ表面の汚れを除去します。泥や砂などの粗い汚れは、ブラシや布を使って軽くこすり落とします。
2. 洗浄剤の準備
中性洗剤を水に適量混ぜます。強い洗浄剤はタイヤを傷つけるおそれがあるため、避けましょう。
3. タイヤの洗浄
洗浄剤を含ませた布やスポンジを使って、タイヤ全体をていねいに洗います。表面と溝の隅々まで洗浄しましょう。
4. 汚れの落とし残しを確認
洗浄後、タイヤ表面に残っている汚れや洗剤がないかを確認します。残留物があれば、再度洗浄してください。
5.乾燥
タイヤを乾燥させます。風通しのよい場所で自然乾燥させるか、布などで水分を拭き取って乾かしましょう。
6.油や潤滑剤の塗布
タイヤに油や潤滑剤を塗布しておきましょう。操作性の向上・部品の保護・騒音の軽減・メンテナンスの容易化など、さまざまなメリットがあります。メンテナンスの最後に、ぜひ行ってください。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。