ドライネットってどう使うの?
ドライネットは、おもにものを干すときに使います。食材を入れて保管したり、野菜や魚の干物をつくったりと大活躍!キャンプでは、洗った食器を入れて乾かしておくのに便利です。用途はさまざまあるので、ひとつあると重宝するでしょう。
また、ネット状になっているので、焚火の灰や虫がつくのを防ぐ効果も見込めます。食器が乾いたら、そのまま収納しておくのもOK。アイデア次第で幅広く使えるすぐれものです。
ドライネットを選ぶポイント
ドライネットは、入れるアイテムや収納方法など、目的にあわせて選びましょう。ポイントは次の4つです。
- 大きさで選ぶ
- 設置する場所で選ぶ
- 開け方で選ぶ
- 収納サイズで選ぶ
ひとつずつ、確認していきましょう。
大きさ数で選ぶ
まず、何を入れるのか、どのくらいの量を干すかを考えましょう。ドライネットは、大きいサイズで3〜4段、コンパクトなタイプは1〜2段の構成です。
たとえば、ソロキャンプなら数枚の食器が入ればよいですが、ファミリーキャンプでは、たくさんの食器とカトラリーを入れる必要があります。使う人数にあわせてチョイスしてください。
なお、気温が低いときは、乾きにくいことがあるので、ゆったり入るサイズを選ぶとよいでしょう。
設置する場所で選ぶ
置く場所を事前にチェックしておくのも大切です。サイトレイアウトによって、吊り下げ式または自立式など、目的に合ったアイテムを選んでください。
「タープやテントのポールに吊り下げたくない」という方には、テーブルや棚に置ける自立式が向いています。ただし、料理やお酒でテーブルがいっぱいになると、ドライネットが邪魔になることも。
スペースを広く使うなら、吊り下げ式か、自立式の2wayタイプがおすすめです。
ドライネットを吊り下げるハンガーを探している方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
ランタンハンガーおすすめ9選ランタンハンガーでキャンプをもっと快適に
開け方で選ぶ
ドライネットを開けるファスナー部分にも注目しましょう。大きいものを出し入れしやすいのは、ファスナーが大きく開く、U型やD型タイプがベスト。また、ダブルファスナーなら、どちらの方向からでも開けられて便利です。
ただし、ファスナーが大きいと、虫や灰が入りやすくなるデメリットも。使う用途にあわせて、ファスナーの構造や入口の大きさを選ぶとよいでしょう。
収納サイズで選ぶ
ドライネットを収納するスペースに応じて、折りたたみ式タイプか、ポップアップ式をチョイスしましょう。
折りたたみ式は薄くなりますが、縦横の幅が大きいので、荷物のすき間などに滑り込ませるように収納するのがポイント。一方で、ポップアップ式は、たたむと少し厚みがあるため、コンテナなど小物のギア入れに入れておくとよいでしょう。
どちらも場所をとらずに積載できて、キャンプのお供に最適です。
キャンプ向けドライネットのおすすめ5選
おすすめのドライネットを5つ紹介します。タイプ別にピックアップしましたので、ぜひ参考にしてください。
①簡単にポップアップ|Coleman「ハンギングドライネットII」
ポップアップ式でコンパクトに収納できる、吊り下げタイプの商品です。
直径約32cm×高さ約80cmの3段になっており、ソロやデュオキャンプに十分な大きさが魅力。収納時は、コンパクトになるため、つかわないときも場所を取りません。
上から下までのファスナーと、横方向に開く底面のファスナーによって、出し入れもスムーズです。キャンプのコンテナに、ぜひ忍ばせておきたいアイテムです。
②開けやすいD型ファスナー|武田コーポレーション 「万能干し網3段」
広く開口するD型のファスナーが特徴で、大きいものが干しやすいドライネットです。ダブルファスナーでどこからでも開けやすく、収納力も抜群!一度に家族4人分の食器と、大皿を乾かすのに重宝します。
約450gと重量はありますが、丈夫なつくりなので、長く愛用したい方に向いているでしょう。
③乾燥も収納もOK|THE NORTH FACE 「フィルデンス ディッシュケース L」
干したものを入れたまま収納できるアイテム。普段はディッシュケースとして食器を収納し、乾かすときは、インナーのメッシュケースを吊り下げて使います。
基本は1段のみですが、メッシュケース同士は連結が可能!容量を増やしたいときは、追加で購入しましょう。
THE NORTH FACEならではの、シンプルなケースでクールな見た目がGOOD。ミリタリーな雰囲気は、無骨なキャンプスタイルを好む方に最適です。
④2wayで使える|LOGOS「スタンディングドライネット」
吊り下げはもちろん、フレームを入れると自立式にもなる2wayタイプです。一番下の段に隙間が空いており、なかに入れた食器が直接テーブルに触れないのが特徴。テーブルに灰や食べこぼしがあっても、中身を汚すことがありません。
気分でレイアウトを変えたいときや、テーブルの近くで食器を出し入れしたい方に、ぜひ使ってほしいアイテムです。
⑤個別のファスナー+大容量:万能干し網 4段仕様 収納ケース付き
たっぷり収納できる、4段タイプのドライネット。U型のファスナーを採用し、開口部分はゆったり広く「なかなか食器が入らない!」というストレスを、感じにくいのがうれしいところ。
また、ファスナーが各段に付いており、開け閉めの際に、ほかの段に虫や灰が入りにくいのもポイントです。コンパクトに折りたたみができて、余計な収納スペースを取りたくない方に最適!キャンプギアのすき間に積載できる商品です。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。