キャンプを予定していたのに、天気予報は雨。雨のなかでのキャンプは、気分が下がってしまいがちですが、のんびりと料理をしながら過ごすのも楽しみ方のひとつです。本記事では、雨キャンプで料理をする際の注意点や便利グッズ、おすすめレシピを紹介します。
雨キャンプで料理をする際の2つの注意点
雨の日のキャンプでは、火の扱いにとくに気を付ける必要があります。ここでは、料理をする際の注意点をみていきましょう。
①テント内では火気を使用しない
テント内での火の使用は避けましょう。一酸化炭素中毒や火災が起こる可能性があるからです。安全面に配慮することで、キャンプを楽しめます。
②タープの下で焚き火や炭火を使用しない
タープの下では、基本的に焚き火や炭火を使用するのはNGです。火の粉がとび、タープやテントに穴をあけてしまうことがあります。さらには、火災の原因になることも。
タープの下では、火の粉の心配がいらない、カセットコンロやバーナーなどのガス燃焼器具を使うようにしましょう。
下記の記事では、雨キャンプで火を使う際に役立つ情報を紹介しています。気になる人はチェックしてみてくださいね。
【初心者向け】雨のキャンプで焚き火を楽しむコツ&お役立ちグッズを紹介
雨キャンプで便利な料理グッズ
雨の日のキャンプでも、料理が楽しくなるおすすめグッズを2つ紹介します。
①風が強い日でも頼れるカセットコンロ!FORE WINDS「ラックスキャンプストーブ」
ラックスキャンプストーブは、2重構造の風防が特徴的なカセットコンロです。ケースのトップカバーと、バーナー周りの風防リングにより、強風にも耐える設計になっています。さらに、282個の炎口が、安定した力強い火力を実現するので、快適に料理ができるでしょう。
また、持ち手付きのケースが一体型になっているため、収納しやすく持ち運びやすいのもうれしいポイントです。カラーは、ブラックとシルバーの2色展開。雨キャンプで使用したい人はもちろん、風の強さに左右されないコンロを探している人にもおすすめです。
②1台3役のマルチグリル!JHQ「鉄板マルチグリドル」
鉄板マルチグリドルは、焼く・煮る・揚げるを1台でこなせる、万能なグリルです。シーズニング不要のイノーブルコーティングは焦げ付きにくく、料理後にペーパーでふき取るだけできれいになります。
直径33cm、約1kgと持ち運びやすい点も魅力です。直火やIHにも対応しているので、キャンプ以外のシーンでも活用できます。できるだけ荷物を少なくしつつも、料理の幅をひろげたい人にぴったりのアイテムです。
雨キャンプのおすすめレシピ3選
雨キャンプにおすすめの、お手軽レシピを3つ紹介します。
①野菜たっぷり「ミネストローネ」
野菜をたっぷり使用した、具だくさんなスープです。雨の日は、じっくりと煮込まれた温かい料理を、みんなで囲みましょう。
材料(4~6人分)
- キャベツ(1/4玉)
- 玉ねぎ(1玉)
- にんじん(1本)
- じゃがいも(2個)
- ベーコン(50~100g)
- にんにく(1かけ)
- カットトマト缶(1缶)
- コンソメ(大さじ1.5~2杯)
- 塩コショウ(適量)
- 水(適量)
- オリーブオイル(適量)
作り方
- にんにくをみじん切りにし、野菜とベーコンを1cm角に切る
- 鍋にオリーブオイルをひき、野菜に油がまわる程度に炒める
- 具材がひたる程度の水・カットトマト缶・コンソメを入れて、野菜がやわらかくなるまで煮る
- 塩コショウで味をととのえる
ポイント
野菜の下ごしらえまでを自宅でやっておくと、キャンプ場での手間が減らせますよ。
②計量不要!鉄板マルチグリドルで「絶品チーズダッカルビ」
鉄板マルチグリドルの形状を活かして作れます。甘辛い味が食欲をそそる、スタミナ満点のメニューです。
材料
- 鶏モモ肉(お好みの量)
- キャベツ(お好みの量)
- 焼き肉のたれ(お好みの量)
- とろけるチーズ(お好みの量)
- ごま油(適量)
作り方
- 鶏モモ肉とキャベツを、食べやすい大きさに切る
- 鉄板マルチグリドルにごま油をひき、鶏モモ肉を焼く
- 鶏モモ肉に焼き肉のたれで味付けし、キャベツを入れてさらに炒める
- 鶏モモ肉に火が通ったら、キャベツと一緒に鉄板マルチグリドルの外周に沿って並べる
- 鉄板マルチグリドルの中心に、とろけるチーズを入れる
- チーズがとけたら、鶏モモ肉とキャベツをつけて食べる
ポイント
キャベツ以外にも、にんじんや玉ねぎなど、お好みの野菜で作れます。キムチとも相性抜群ですよ。
③包丁いらずの簡単料理「もんじゃ焼き」
小腹が空いたときにぴったり!おつまみやおやつにおすすめのメニューです。
材料
- 千切りキャベツ(150g)
- ベビースターラーメン(1袋)
- コーン缶(1/2缶)
- 天かす(お好みの量)
- ピザ用チーズ(お好みの量)
- 水(200mL)
- 薄力粉(20g)
- ウスターソース(大さじ1杯)
- 白だし(小さじ1杯)
- 油(適量)
作り方
- 大きめのボウルに、水・薄力粉・ウスターソース・白だしを入れて混ぜる
- 1に、ピザ用チーズと油以外の食材を入れる
- フライパンに油をひき、2の具材のみを軽く炒める
- 野菜がしんなりしてきたら土手を作り、残った水分を真ん中に流し入れる
- ふつふつしてきたら、混ぜ合わせて薄くのばす
- 上からピザ用チーズをふりかける
- 焦げ目がついてきたら完成
ポイント
魚介類やお餅を入れても、おいしく食べられますよ。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。