冬キャンプに適した発熱性インナーとは?
発熱性インナーとは、肌表面の水分を熱に変換し、発熱するインナーのこと。よく知られているところでは、ユニクロの「ヒートテック」がありますね。ヒートテックは、レーヨンやアクリルなどが織り込まれた化学繊維です。
そのほかにも、発熱性インナーはさまざまなブランドから発売されています。たとえば、アウトドアブランドでは、モンベルの「スーパーメリノウール」を使った商品。ウール主体で、ポリエステルなどを織り込んであります。ウールは保温性が高く、汗冷えの不快感が少ないのが特徴です。
また、ベルメゾンの「Hotcott(ホットコット)」は、綿主体。しまむらの「FIBERHEAT(ファイバーヒート)」は化学繊維だけでなく、綿素材の商品もあり、バリエーションが豊富です。天然素材の発熱性インナーは、化学繊維でかゆみが出る方におすすめですよ。
寒い季節のキャンプでは、暖かいアウターを着るのはもちろん、発熱性インナーも活用しましょう。
冬キャンプにおすすめの発熱性インナー4選
冬キャンプ向けの発熱性インナーを4つ紹介します。今回は前項で挙げたブランド以外から、ピックアップしてみました。男性用・女性用と分かれている商品もあるので、自分にあうタイプを見つける参考にしてくださいね。
①メンズ・レディース|MIZUNO「ブレスサーモアンダーウェアEX」
体から出る水分を熱に変える、ブレスサーモ素材の高機能インナーです。保温力が高く、熱が逃げにくいので、寒い冬のキャンプにぴったりですね。吸湿発熱性に優れており、汗をかいてもヒンヤリと感じることがありません。
高いストレッチ性と、抜群のフィット感をあわせもっているため、キャンプだけでなく、スキーやスノーボードなどのウィンタースポーツにもおすすめですよ。
着心地がよく、動きやすいインナーを探している方に向いています。男性用・女性用から選べるのがうれしいですね。
②レディース HOTCHILLYS 「メリノウール ジップアップ トップス」
アメリカではベースレイヤーのメーカーとして有名な、 HOTCHILLYSの冬用インナーウェアです。メリノウールとポリウレタンを配合した、独自の素材が使われていますよ。生地に発熱性があるわけではありませんが、保温性と速乾性を両立させたアイテムです。
体を動かしても、縫い目が肌にあたらないのが特徴。冬のキャンプで、一日中アクティブに活動する方は重宝するでしょう。やわらかい肌ざわりと、フィット感を求める方は、ぜひ検討してみてくださいね。
③レディース |Ulvang 「メリノウール ジャガードニット」
表地がやわらかいメリノウール素材の防寒インナーです。内側の素材はポリエステルのため、湿気を逃しつつ、温かさをキープできますよ。とくに寒がりの方は、同じモデルのパンツと上下セットでそろえるとよいでしょう。
クロスカントリーで金メダルを獲得した、ベーガル・ウルバン氏がプロデュースしており、使い心地はお墨つき。キャンプではもちろん、ウィンタースポーツや日常でも使える、高性能なインナーがほしい方に、有力候補となるでしょう。
④メンズ・レディース兼用|EXCITECH「電熱ベスト(アウターセット)」
大容量のバッテリーがセットになった、電熱ベストです。肌着ではありませんが、アウターの下に着用すると、暖かさが格段にアップします。
体の前後・首・肩など、17か所に電熱が内蔵されているのが特徴。電源ボタンを押したら3秒で発熱するので、冷え込む冬キャンプでも、すぐに体を温められますよ。
温度は、高・中・低の3段階での調節が可能です。焚き火の前やテントのなかなど、場所にあわせて快適なぬくもりで過ごせます。さらに、電熱ベストなのに水洗いできるのがポイント。焚き火のにおいなどが気になったら、洗濯できるのがうれしいですね。
しっかりと寒さ対策しながらも、清潔に使いたい方は要チェックです。
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ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
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