寒い日のキャンプで凍結しやすいもの
寒い日のキャンプでは、外気温が氷点下になることがあります。屋外はもちろん、テントのなかに置いているものまで、凍ってしまうのはめずらしくありません。
ここでは、寒い日のキャンプで凍結しやすいものを2つ挙げて、どのような支障があるのか説明しますね。
食材が凍る
寒い日のキャンプ場は、肉や野菜を外で保管すると、凍る可能性があります。キャンプ場で凍った食材を解凍するのは、大変ですよね。薪・ガスといった燃料を余計に消費したり、いつもより調理に時間がかかったりするでしょう。
また、野菜や果物は、凍結により、変色したり食感が悪くなったりすることも。傷んで食べられない状況にならないよう、クーラーボックスに保管してくださいね。
肉や魚の場合は、冷凍すれば品質は落ちにくいものですが、それは急速冷凍したときの話。環境が安定しない寒い日の屋外では、ゆっくり凍るため、氷の結晶が大きくなります。その影響で食材の旨みが流れでてしまい、おいしく味わえないでしょう。
凍結を防止する方法については後述しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
水が凍る
寒い日のキャンプ場は水道が凍結することがあります。多くのキャンプ施設は郊外にあり、都市部に比べて気温が低くなるところばかり。水が使えないと、調理や手洗い、洗い物ができないので、不便ですよね。
寒い日のキャンプでは、飲料用・手洗いや調理用・洗い物用の水を確保し、凍結しないよう工夫しましょう。
寒い日のキャンプで凍結防止におすすめの対策
食材・水の凍結防止に役立つアイテムや、使い方を紹介します。普段から使用しているものを活用すれば、簡単に対策できますよ。
温度を保てるクーラーボックスを使う
寒い日のキャンプには、一定の温度をキープできるクーラーボックスがおすすめ。凍結防止には欠かせないアイテムです。保温力が高いクーラーボックスに、野菜や肉を保管しておけば、凍結する心配がありません。
ペットボトルが入るクーラーボックスなら、そのまま収納できて便利!飲料用や調理に使う水を、凍らせることなく保管できるでしょう。
ウォータージャグを活用する
寒い日は、保温性のあるウォータージャグに、お湯を入れて使いましょう。冷たい水で、洗い物をしなくて済むのがうれしいですね。
また、水からお湯を沸かすよりも、調理時間を短縮できるのが魅力。外気温がかなり低くなりそうなときでも、夜間の水の凍結を防げるでしょう。
保温ボトルを使う
保温ボトルがあると、さまざまなシーンで活躍します。たとえば、ケトルや鍋で沸かしたお湯を入れておけば、いつでもコーヒーなどの温かいドリンクが飲めますよ。水では落ちにくい、食器の油汚れをとるときも重宝するでしょう。
ボトルにお湯を入れる前に、一度熱湯で温めておくのがポイント。保温効果がより長もちします。
凍結するほど寒い季節には、用意しておきたいギアがたくさんあります。寒い日のキャンプの必需品が気になる人は、以下の記事もあわせてご覧ください。
この記事を書いた人
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
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