おすすめサーフボードブランドの共通点
今回おすすめとしてセレクトしたブランドには、3つの共通点があります。
- 世界的に定評のあるグローバルブランド
- ハイパフォーマンスからユーザーフレンドリーまで幅広いモデルラインナップ
- 日本での販売代理店があることで入手しやすい
信頼と実績のある有名グローバルブランドは、レビュー動画など情報も多く自分の求めているボードをイメージしやすいメリットがあります。また、選手が使用するようなハイパフォーマンスからユーザーフレンドリーなものまで幅広くラインナップしているブランドであれば、モデル開発のノウハウが豊富です。
そして購入する場合に国内代理店があると、入手方法も容易ですし、万が一のトラブルもスムーズに対応してくれるなど安心感があります。
サーフボードブランドの製造過程の違いを知っておこう
現在のサーフボードはさまざまな素材や製法で作られていますが、作られる国によっても行程に違いがあります。
例えば、アメリカのあるブランドでは自社製品の製造をすべて行っています。また、自社で製造ラインを持ちながら製品の表面を樹脂で覆う製造工程の一部を他国へ委託したり、自社ブランド製品の製造を一切行わず、別会社とライセンス契約を結んで製造を委託しているブランドもあります。
このような製造過程の違いは、サーフボードの乗り味に違いが出てきます。また、パフォーマンスを発揮する際にも影響することがあるかも知れませんので、知っておくとよいでしょう。
マジックボードに巡り合うためには
サーファーのあいだで「マジックボード」という言葉があります。マジックボードとは、自分の理想のサーフィンに限りなく近づけてくれる「魔法のような最高のボード」という意味です。
サーファーは「マジックボードに出会いたい」そんな理想のボードを求めています。しかし、自分にとって最高のボードに出会うことことは、簡単なことではないかも知れません。
マジックボードに巡り合うためには、さまざまなサーフボードに乗りディテールの違いを理解するとよいでしょう。そうすることで、もしかすると自分にとっての最高のボードを見つけられるかもしれませんね。
おすすめサーフボードブランド5選【ショートボード】
今回ご紹介するブランドは、サーファーなら誰もが知っている有名グローバルブランドです。多くのサーファーから支持されているブランドは、サーファーのニーズに応えながら新しいトレンドを生み出しています。ショートボードで購入するブランドを迷っている方は、今回ご紹介するブランドを参考にしてみてください。
おすすめブランド①CHANNEL ISLANDS(チャネルアイランズ)
CHANNEL ISLANDSや創立シェイパー(サーフボードを削る職人)の名前をとって「アルメリック」と称されるこのブランドは、日本でも使用しているサーファーが多く人気です。カリフォルニアのサンタバーバラが本社のCHANNEL ISLANDSは、つねにサーフィン界に新しいトレンドを生み出してきました。
「トム・カレン」、「ケリー・スレーター」、「ロブ・マチャド」、「ボビー・マルチネス」、「デーン・レイノルズ」などトッププロのシグネチャーモデルを数多くリリースしてきた実績があります。
おすすめモデル【HAPPY EVERYDAY】
今期、一番人気のHAPPY EVERYDAY(ハッピーエブリデイ)です。その名の通り毎日楽しめるショートボードというコンセプトなので、日本のビーチブレイクでも活躍するモデルとなります。
おすすめブランド②LOST(ロスト)
カリフォルニア発の「LOST」は、シェイパー名をとって「メイヘム」と称されるブランドです。競技サーフィンで使用しているアスリートサーファーも多く、「コロヘ・アンディート」、「カリッサ・ムーア」などオリンピック出場選手からも支持されています。
おすすめモデル【ROUND NOSE FISH】
ROUND NOSE FISHは、LOSTサーフボードの中で20年以上続いているロングセラーモデルです。小波コンディションにフォーカスしたファンサーフモデルなので、日本のアベレージコンディションでも楽しむことができるでしょう。
おすすめブランド③JS(ジェイエス)
オーストラリア発のサーフボード「JS」は、日本ではオリンピック代表選手の大原プロがチームライダーとして使用していることで有名です。その他にも「ジョエル・パーキンソン」、「ジュリアン・ウィルソン」、「オーウェン・ライト」などオーストラリアの名立たる選手からのフィードバックを反映したモデルがラインナップしています。
おすすめモデル【SUB XERO】
JSの新しくリリースされた小波用モデルになります。SUB XEROは小波コンディションの多い日本の海で活躍する性能を兼ね備えており、トライ(3枚のフィン)やクアッド(4枚のフィン)でも使用できて遊びの幅が広いのも特徴です。
おすすめブランド④SHARP EYE(シャープアイ)
ここ数年で使用しているサーファーが多くなってきている「SHARP EYE」は、カリフォルニア発のブランドです。チームライダーは、2022年のワールドチャンピオンに輝いた「フィリペ・トレド」や日本代表の「五十嵐カノア」などトッププロです。そのため、パフォーマンス性能も折り紙つきのブランドとなります。
おすすめモデル【STORMS】
STORMSは、五十嵐カノアのシグネチャーモデルとしてリリースされたモデルです。ビーチブレイクでのパフォーマンス性能にフォーカスしたモデルなだけに、しっかりとしたアクションを行いたいサーファーにおすすめです。
おすすめブランド⑤CHILLI(チリ)
オーストラリア発の「CHILLI」サーフボードは、前述したサーフボードブランドに比べると、競技サーファーの露出はやや少なめです。しかし、世界のトップに名前が上がるほど世界的に愛されています。
パフォーマンス性能にこだわりつつも、ユーザーフレンドリーなモデルにも力を注いでいるラインナップが魅力のひとつです。
おすすめモデル【BV2】
夏の小波コンディションで楽しめるというコンセプトのBV2。パワーレスなコンディションでもスピードがつきやすくコントロール性能も高い仕上がりでおすすめです。
ライター
Greenfield編集部
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