クロスバイクでのロングライドの注意点

クロスバイク ロングライド

クロスバイクでのロングライドで、注意したいポイントをご紹介します。

パンク修理はできるようにしておく

クロスバイクのパンク修理は、慣れれば15分程度で終わる簡単な作業です。ロングライドでは長距離を走るぶん、パンクが発生する確率も高くなります。パンク修理ができると、周囲に自転車店がない場所へも心配せずに出かけられますよ。

絶対にヘルメットをつける

ロングライドに行くときは、絶対にヘルメットをつけるようにしましょう。安全運転に気を配っていても、起きるときには起きてしまうのが交通事故です。

自転車の死亡事故のうち、約7割が頭部の損傷によるものとされています。きちんとヘルメットを着用して、自分の命を守ってくださいね。

出典:警視庁「自転車用ヘルメットの着用

ロングライド向けにおすすめのカスタム

クロスバイク ロングライド

ロングライドに向けて、クロスバイクをお好みの方法でカスタムしてみましょう。

グリップ

グリップとは、ハンドルを握る場所に取りつけられている、ゴム製のパーツのことです。さまざまなメーカーから、握りやすさやデザインを追及したグリップが発売されています。グリップは六角レンチだけで簡単に交換できるので、最初のカスタムにおすすめです。

ハンドル

ロングライドを計画しているなら、ハンドルのカスタムも検討してみてください。一般的なクロスバイクに取りつけられているフラットバーハンドルは、操作性に優れる反面、乗車姿勢を変えられないので、疲労がたまりやすいというデメリットがあります。

乗車姿勢を変えやすいのは、バタフライハンドルやブルホーンハンドルなどです。こうしたハンドルに交換すると、よりロングライドを楽しめますよ。

タイヤ

消耗品のタイヤは、交換のタイミングに合わせて好みに変えやすいパーツです。自転車では足回りが走行性能に直結するので、スピードを上げて走りたい場合はタイヤを変えるのがおすすめ。少し軽いタイヤに変えるだけで、漕ぎだしの変化が明確に感じられます。

ホイール

クロスバイクの性能を大きく向上させたいときは、タイヤに加えてホイールの交換も検討してみましょう。より軽いホイールに交換すると、まるで別の自転車かと思うようなスピードが出ることもありますよ。

サイクルコンピューター

自転車の速度を表示するサイクルコンピューターは、ロングライドをさらに楽しくしてくれるアイテムです。単調な道でもスピードがわかるだけで、走ることにおもしろさが生まれます。

ペダル

足を専用の器具でペダルに固定する「ビンディング」は、ペダリングをより効率的にする効果があります。クロスバイクに乗り慣れている方や、ひんぱんにロングライドをされる方におすすめのカスタムです。

クロスバイクといえば、おもに通勤・通学用に使われる自転車というイメージがあるかもしれません。しかし、多くのクロスバイクはある程度の距離をサイクリングすることを想定してつくられています。50kmや100kmといった距離を考えると、果てしなく思えるかもしれませんが、乗り慣れるほどに走れる距離は増していきますよ。まずはいつものクロスバイクで、気軽にロングライドにチャレンジしてみましょう。

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この記事を書いた人

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。