ネイチャークラフトの魅力とは?
「ネイチャークラフト」は、まつぼっくり・小枝・木の実・落ち葉など、キャンプ場やアウトドアスポットに落ちている自然物を使って、飾りや小物を作ること。写真たてなど既存のものに飾りつけをしたりリースを作ったりもします。
ゆっくりとデザインや色合いを考えながら、その場所にあったものを使って作る時間はとても豊かで大切な時間。また、持ち帰ってもそのときのことを思い出せる、すてきなお土産です。
自然のすばらしさを知ることができる
普段見ている葉っぱ、花、木の枝など、よく観察するとさまざまな色や形があります。
秋に実がなり、枯れて地面に落ちた自然物の変化や、景色の変化など、普段さほど気にしていなかった自然のすばらしさに気づくきっかけとなるでしょう。
自然物の不思議さに触れることができる
葉っぱの裏側がどうなっているのか、葉っぱの形や色の違い、なぜ植物は水をはじくのかという不思議に気づくなど、自然物の個性や不思議について触れる機会になります。
自分でデザインできる
自分でデザインしながら作り上げることで、世界でたったひとつのオリジナル作品が完成します。
飾りつける場所や色味などを統一したり、ランダムにしてみたりと、いろいろなデザインを考える楽しみや、充実感を得られるなどのメリットも。
想い出に残る!
持ち帰ったネイチャークラフトを目にするたびに、そのときの楽しく充実した時間がよみがえり、よき想い出となるでしょう。
ネイチャークラフトってどこでできるの? 体験できる場所は?
「ネイチャークラフトを始めたいけれど、まずは誰かのサポートがほしい!」そんなときは、どのような場所で体験ができるのでしょうか。
キャンプ場
少し高規格のキャンプ場や、ビジターセンターなどが併設されているキャンプ場、市営・公営のキャンプ場では、観察会やイベント、体験プログラムなどを多数用意しています。
自治体のビジターセンター
ビジターセンターとは、国立公園などの近くにあり、優れた自然を来館者に紹介したり閲覧したりしてもらうための資料や展示物がある場所です。
来館者に自然環境を広く知ってもらうため、野鳥観察会や自然観察会、トレッキング、工作などの体験プログラム、撮影会などを開催しています。
公民館のイベントなど
夏休みや冬休みなど、子どもの長期休暇のシーズンになると、子どものためのネイチャークラフト体験が開催されていたり、個人のクラフトサークルが開催されているところもあります。
ネイチャークラフト体験のできるキャンプ場5選
ここでは「ネイチャークラフト」を体験できるキャンプ場をご紹介しましょう。
①大源太キャニオンキャンプ場(新潟県・越後湯沢)
東京から車で約2時間40分。新潟県・越後湯沢氏にある「大源太キャニオンキャンプ場」は、大源太山のふもとにある景観豊かなキャンプ場です。
グランピング施設や常設テントがあるので手ぶらでもOK。もちろん持込テントの設営も可能です。
湖や川があるため、川遊び・カヌー・釣り・虫とりなどのさまざまなアクティビテイを楽しめるほか、ネイチャークラフト体験会も随時開催されています。
②ポロトの森キャンプ場(北海道・白老町)
札幌市内から車で約1時間30分。ポロト湖と森のほとりにあるキャンプ場です。すぐ近くには、2020年にオープンの国立博物館「ウポポイ」があります。
場内にある「ビジターセンター」では近隣施設の情報提供や自然観察会、ネイチャークラフト体験も開催されています。木の枝を使ったスプーン作りや、まな板やフック作りなどもあります。
③榛名湖オートキャンプ場(群馬県・高崎市)
東京都内から車で約2時間30分。群馬県・高崎市にある「棒名湖オートキャンプ場」は、森と湖に囲まれたキャンプ場です。
おむつ替えシートの設置、調乳用のお湯の常備、サニタリー棟の給湯の無料化、キッズコーナーの設置、ネイチャークラフト体験会を開催するなど、ファミリーに嬉しい配慮がいっぱいです。
④千葉県立 内浦山県民の森(千葉県・鴨川市)
東京都内から車で約2時間。「千葉県立 内浦山県民の森」は、千葉県の公共キャンプ場です。
夏休みは、リース・板づくり・手形取り・宝箱などが作成できるネイチャークラフト体験会が開催されます。お子さんの自由研究などにいかがでしょうか。
⑤オートキャンプ・フルーツ村
東京都内から車で約1時間30分。埼玉県にある「オートキャンプ・フルーツ村」は、ファミリー向けのキャンプ場です。
夏の週末には各種イベントの開催、また、カヤック・カヌーなどのアウトドア体験、レザークラフト・ネイチャークラフト体験会の開催など、自然に親しむ体験会が豊富に用意されています。
※この記事の情報は2022年7月現在のものです。内容が変更する場合もありますので、最新の情報はリンク先のHPで確認してください。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。