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雨キャンプは、きちんとした準備や設営が必要です。そこで今回は、雨キャンプのテントの設営方法と、4つの注意点を紹介します。雨キャンプでのテント設営のポイントがわかるので、ぜひ参考にしてみてください。

雨キャンプでのテント設営手順!

雨キャンプ テント 設営方法

雨キャンプでテントを設営するときは、通常とは異なるところがあります。できるだけ自分や道具が濡れるのを防ぐために、以下の手順で行うようにしてみてください。

  1. 雨具を身につける
  2. テントの屋根となるタープを張る
  3. 設営場所にグランドシートを敷く
  4. テントを設営する

事前にテント設営の手順を確認しておきましょう。

①雨具を身につける

雨キャンプ テント 設営方法

まずは、雨具を身につけましょう。傘だと腕が使えず設営しにくいので、上下レインウェアを着用するのがおすすめです。また、足元がスニーカーでは雨で濡れてしまいますが、長靴を履くと設営しやすいですよ。

②テントの屋根となるタープを張る

雨キャンプ テント 設営方法

雨からテントや道具を守るため、屋根となるタープを張りましょう。タープは雨キャンプの必需品です。雨を防ぎながらテント設営や道具の搬入ができるだけでなく、居住スペースの屋根としても活躍します。

ただし、タープは大きすぎると設営や持ち運びに時間がかかり、小さすぎると雨を防げません。人数やテントのサイズに合わせてタープを選ぶのがおすすめです。

横から吹き込むような雨の場合は、タープの位置を低くすると入ってきにくくなります。タープを高くすると、居住スペースを広げられるので、状況に合わせて高さを変えるとよいですよ。

濡れた地面にタープをつけずに張る方法は、以下の記事で紹介しているので参考にしてみてください。

雨キャンプでのタープの張り方!後悔しないための雨対策や注意点とは?

③設営場所にグランドシートを敷く

雨キャンプ テント 設営方法

濡れている地面に直接テントが触れないよう、グランドシートを敷いてくださいね。テントのフロアシートは地面に触れつづけると、湿気で表面まで濡れてしまうことがあります。グランドシートがあれば、テントの下に敷いたり、道具を置いたりできるため準備しましょう。

ただし、グランドシートを敷く場所には注意が必要です。水たまりや水が流れているところだと、グランドシートに水がつたってしまい、逆に濡れやすくなります。

④テントを設営する

雨キャンプ テント 設営方法

最後にテントを設営しましょう。雨からテントを守るため、事前に準備したタープ下で設営します。グランドシートの上にテントを置いて完成です。ガイロープでしっかりとテンションをかけて、雨や風の対策をしましょう。

このとき、グランドシートがテントの下に完全に隠れるような位置に設営してください。前項で紹介したとおり、雨がグランドシートをつたって、テント内を濡らさないようにするためです。

以下の記事では、キャンプでのおすすめの雨対策グッズを紹介しています。こちらも参考にどうぞ。

キャンプの雨対策は万全?設営・撤収時やキャンプ中の雨対策やグッズを紹介

雨キャンプでテントを設営するときの4つの注意点

雨キャンプ テント 設営方法

雨キャンプのテント設営には注意点があります。なにも気にせず設営してしまうと、余計に濡れたり、テントが崩壊したりする可能性もあるため、注意が必要です。4つの注意点を紹介するので、雨キャンプのテント設営に役立ててください。

①テントの耐水圧

耐水圧とは、どのくらいの防水効果があるのかを数値化したものです。テントの外側にあるフライシートは、耐水圧が1,500mm以上あれば大抵の雨を防げます。内側のフロアシートは、水に浸かりやすいため、3,000mm以上あるものを選びましょう。

耐水圧は高いほど水に強くなりますが、通気性は悪くなります。通気性がないと湿気がこもりやすくなるため、必要以上に耐水圧があるものは避けましょう。

②ペグの長さ

雨の日は、地面がぬかるんでペグが抜けやすくなっています。雨の衝撃や重さに備えて、長さ30cm以上のペグを使い、テントやタープをしっかり固定してください。ペグに合わせてロープも太く頑丈なものを選びましょう。

雨キャンプでは設営のときだけでなく、キャンプ中も定期的に状況を確認することが大事です。ペグが抜けかけていないか、ロープが緩んでいないかをチェックするようにしてくださいね。とくに暗くなると確認しにくいため、日が落ちる前に必ずチェックしましょう。

③設営する場所

水が溜まったり、流れてきたりするところを避けて、設営場所を選びましょう。水が溜まっている場所は見ればわかりますが、テントの下からも水が入ってくる場合があります。そのため、水の流れに注意することがポイントです。

低地を避けて、砂利の地面など水はけのよい場所を選ぶのがおすすめですよ。また、万が一の増水に備えて、川や池の近くは必ず避けてください。

④設営するタイミング

設営するときには、雨が止むタイミングや小雨になるときを見計らうことも大切です。雨が強いときだと、本記事で紹介した手順どおりに設営しても、ずぶ濡れになる可能性があります。雨宿りしながらタイミングをみたり、天気予報を利用したりしてみてくださいね。

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雨キャンプでのテント設営は、注意点や準備するものが多く、コツも必要です。しかし、経験を積めば、キャンプスキルがあがります。また、雨キャンプは虫や人が少ないため、過ごしやすかったり、プライベートを満喫できたりとメリットもありますよ。とはいえ、雨が強すぎる場合は身の安全を考え、撤収することやコテージに変更することも手段です。無理せず設営手順や注意点を抑えて、雨キャンプを楽しみましょう。

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。