春キャンプで使用する寝袋について
春キャンプは厳冬期のキャンプに比べて気候があたたかいため、高価なダウン中綿の寝袋にこだわる必要はないです。
逆に冬山仕様や厳冬期仕様のダウン寝袋だと、暑苦しくて眠れないことも。かといって、まだ朝晩が冷える春キャンプでは寒さ対策もわすれてはいけません。
寝る時、寝袋のほかにどのような寒さ対策をすれば良いのでしょうか。
電気毛布など暖房器具と組み合わせて使う
寝る時の寒さ対策としておすすめなのが、寝袋と電気毛布などの暖房器具を、組み合わせて使用することです。
最近は、蓄電容量が大きく長時間使えるすぐれた電源バッテリーが登場してきています。
これらの電源バッテリーと電気毛布があれば、リーズナブルな化繊中綿の寝袋でもポカポカの環境で朝までぐっすり眠れます。
春キャンプで使用する寝袋の選びかた
春キャンプ用寝袋の選びかた①素材はダウンでなくてもOK
春キャンプは真冬のキャンプほど寒くないので、ダウン素材の寝袋にこだわる必要はありません。空気をたっぷりと含んであたたかい化繊素材がおすすめです。
春キャンプ用寝袋の選びかた②洗濯しやすい寝袋
キャンプで使用する寝袋は汚れやすいので、自宅で手軽に洗えるものがおすすめ。化繊素材の中綿であれば、洗濯機で丸洗いができ、乾きやすいのでお手入れも簡単です。
春キャンプ用寝袋の選びかた③コスパのよい寝袋
中綿にダウンを使用しているかどうかで、価格に大きな違いがあります。最近は、リーズナブルですぐれた化繊の中綿素材(例えばダイナチューブファイバー)が登場してきています。
素材にこだわらず、コスパのよいあたたかい寝袋を選ぶことが重要です。
コスパのよい寝袋でも、電気毛布などの暖房アイテムを組み合わせることで、寝袋の使用温度を気にする必要がなくなり、春に限らず年間を通して使うことができます。
春キャンプ用寝袋の選びかた④封筒型がおすすめ
寝袋にはおもに封筒型とマミー型の2つのタイプがあります。封筒型は頭部と足の部分との広さが同じで、マミー型は足の部分が狭くなっています。
厳冬期の寝袋はできるだけ空間の少ないものが良いのですが、春キャンプの場合は、ゆったりとした空間のある封筒型の寝袋がおすすめです。
春キャンプにおすすめの寝袋7選
春キャンプにおすすめしたい寝袋を紹介します。
Snugpak(スナグパック) 寝袋 スリーパーエクスペディション
筆者が長年愛用している寝袋です。キャンプ以外の家でのデスクワークなどでも大活躍しています。足もとだけチャックが開けられるので、フットウォーマーと併用しています。
ロゴス(LOGOS) 丸洗いスランバーシュラフ
中綿に軽くて保温性能の高いダイナチューブファイバー(中が空洞になった化学繊維)を使用しています。丸洗いができるのでキャンプにぴったり。
HOLOMUA(ホロムア) インナーシュラフ
日本キャンプ協会のインストラクターが監修して開発された寝袋です。上質なフリース素材を使用しているので、保温性能が高く、肌ざわりも良い。電気毛布と併用するとあたたかく眠れます。
コールマン(Coleman) 寝袋 マルチレイヤースリーピングバッグ
フリースとミッドレイヤー、アウトレイヤーの3層構造をした寝袋。キャンプ場の朝方の最低気温にあわせてレイヤリングできるので、朝までぐっすり眠れます。
コールマン(Coleman) 寝袋 フリースEZキャリー 封筒型
あたたかいフリース素材の封筒型寝袋。洗濯機での丸洗いができるので、お手入れがラクです。キャンプ以外での普段使いにもおすすめ。
春キャンプに寝袋とセットにして使いたいアイテム
春キャンプに寝袋とセットにして使用するとあたたかいアイテムを紹介します。
コイズミ 電気毛布
スライド式の温度調節コントローラーのため、温度の微調整ができて便利な電気毛布です。最高温度は53度まで上げることが可能。消費電力は40ワットと電球並みです。
電源バッテリー Jackery ポータブル電源 400
1泊から2泊程度のキャンプに活用でき、災害時の緊急用の電源としても備えておくと安心です。これがひとつあれば、テント内の暖房や照明など何にでも使えて大変便利です。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
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