シュノーケリングは手軽に楽しめるアクティビティ
シュノーケリングは手軽に楽しめるのが魅力のアクティビティ。
ダイビングもシュノーケリングと同様に、綺麗な海で魚を見られるアクティビティですが、シュノーケリングと比較すると値段が高く、事前準備なども必要になります。
それに対しシュノーケリングスポットには大抵、シュノーケリングに必要な道具一式のレンタルサービスがあり、準備もとくに必要ありません。
子どもからお年寄りまで幅広い年代の方が気軽に参加でき、泳ぎが苦手な人も問題なく楽しめます。手軽にマリンアクティビティを楽しんでみたいという方におすすめです。
マレーシアのシュノーケリング事情
マレーシアでシュノーケリングを体験したい方は、シュノーケリングスポットや快適に楽しめる時期を事前に確認しておきましょう。
シュノーケリングができる地域
マレーシアは海に囲まれたマレー半島の南部と海を挟んだボルネオ島の一部が国土です。そのため、海沿いに観光地が多く、マリンスポーツも盛んに行われています。
とくに、シュノーケリングスポットは、マレー半島の東とボルネオ島の東北部沿岸に集中しています。
マレーシアでは、ボートで沖までいくボートシュノーケリングが人気ですが、ビーチからすぐの場所でも多くの熱帯魚を見ることができ、楽しめるのが特徴です。
シュノーケリングに最適な時期
マレーシアは年間を通して暖かい地域です。雨季はありますが、日本の梅雨のように1日中雨が降り続くことはあまりありません。
しかし、熱帯雨林気候に属しており、モンスーン気候の影響を受けやすい時期があるため、その時期は避けるのがよいです。シュノーケリングスポットの多いマレー半島の東部やボルネオ島は、10~3月が雨季といわれています。
おすすめの時期はマレーシア州の場所によって異なりますが、マレー半島の東海岸は6~7月がベストシーズン。
また、ボルネオ島は、年間を通してスコールが多い地域ですが、4月は比較的降水量が少なくおすすめです。
初心者におすすめのシュノーケリングスポット
トゥンク・アブドゥル・ラーマン公園
ボルネオ島からボートで15分くらいとアクセスが簡単な「トゥンク・アブドゥル・ラーマン公園」がおすすめです。ボルネオ島の中心観光地、コタキナバルの沖合いにあり、5つの島からなる海洋公園です。
5つの島のいくつかを巡るアイランドホッピングツアーも用意されていたり、宿泊施設がある島があったりと、シュノーケリングと合わせてさまざまな楽しみ方ができるのも魅力です。
また、日本からの観光客も多く、日本の旅行会社によるパッケージツアーが用意されていることも多くあります。
シュノーケリングができるツアーには、日本語ガイドやバーベキューランチなどがついていることもあるので、言語に不安がある方におすすめです。
ここでは公園内の5島のうちおすすめの3島を紹介します。
サピ島
コタキナバル市内から船で20分ほどの場所にある島。透明度が高く、ビーチからでもシュノーケリングが楽しめます。珊瑚が生息しているので、クマノミがみられるのも魅力です。
島内の船着場から往復30RM(900円)ほどと安い運賃でアクセスできます。交通費のほかには、入島料の20RM(約600円)がかかり、船を降りてからすぐに支払う必要があるので、事前に用意しておくとスムーズです。
サピ島には、レストランや売店、シャワールームなどの設備も整っているので快適に過ごせます。手軽に透明度が高い海でシュノーケリングを試してみたい方におすすめです。
マヌカン島
マヌカン島はサピ島よりも島の面積が広いぶん、人口密度が低く、ゆったりとシュノーケリングが楽しめるのがポイント。
宿泊施設もあるので、シュノーケリングを含めてビーチでゆっくり過ごしたいという方にはぴったりのシュノーケリングスポットです。
また、マヌカン島はサピ島と隣接しているので、2つの島を両方楽しむのもおすすめ。コタキナバル市街から近いサピ島から10分ほどでマヌカン島に到着します。
現地や日本の旅行会社のツアーも組まれているのでぜひ検討してみてください。
スパンガール島
スパンガール島はほかの島とは異なり、ツアー利用でしか入れない島です。人数制限もあるため、観光地化された他の島よりもゆったりとした時間が過ごせるのが魅力。
また、トイレやシャワー室も最近リニューアルされているため、比較的綺麗で快適に過ごせます。ツアーにはシュノーケルセットやランチが含まれているので、初めてシュノーケリングをする方でも安心です。
一足伸ばして綺麗な海やめずらしい魚に会えるおすすめのスポット
シュノーケリングは市街から近いビーチでも楽しめますが、一足伸ばすと、より綺麗な海で楽しめます。シュノーケリングに慣れている方や、透明度を求める方は足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
パヤ島
パヤ島はマレーシアの西海岸にあるリゾート地として有名なランカウイ島の近くにあります。ランカウイからは高速船で約50分ほどで到着します。政府の保護を受けている島なので、透明度の高さや、魚の多さが特徴的な島です。
パヤ島は潮の流れが穏やかなうえ、年間を通して水温が28~30度と高いため、シュノーケリングを快適に楽しめるのがポイント。
とくに1月~6月は海の透明度が上がります。とにかく透明度の高さを重視したい方におすすめのシュノーケリングスポットです。
レダン島
レダン島はマレー半島の東海岸にあるリゾート島。透明度と白砂の綺麗な砂浜が特徴です。
クアラルンプールから飛行機とフェリーを乗り継いでいくため、日本からだとアクセスが少し大変ですが、アジアの中でも美しい海を楽しめる島なので、行く価値はあります。
シュノーケリングでもウミガメに遭遇できる可能性があるため、貴重な体験をしてみたい方におすすめ。
ベストシーズンは、4~9月で、モンスーンの時期11月~3月は島全体がクローズすることもあるため、訪れる時期には注意が必要です。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
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