雨予報のキャンプはキャンセルするかどうか迷います。キャンプに行きたい気持ちはもちろんわかりますが、キャンセルするべき場合もあります。どういう状況ならキャンセルするべきなのか、キャンセルの判断基準や、雨天決行する際の注意点を詳しく紹介します。

雨でキャンプをキャンセルするときの注意点

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キャンセル料が発生する

キャンプ場によっては、雨天時のキャンセルにキャンセル料が発生します。高規格で人気のキャンプ場はキャンセル料が設定されている場合が多いので、予約時にチェックしておくことをおすすめします。またホームページ等に記載がないがないこともあるので、電話での問い合わせが確実です。キャンセル料の支払方法についても確認しておくと安心です。

キャンセル時の条件等を確認しておく

キャンセル料の条件についてはキャンプ場によって異なります。台風や大雨、警報レベルの荒天時はキャンセル料が発生しない場合もあります。天気予報をチェックして、何日前からキャンセル料が発生するかをキャンプ場に問い合わせをして確認しておきましょう。

キャンセルの連絡をする

キャンセルすることが決定したらキャンプ場に連絡をします。事前に雨予報でキャンセルすることが決まっていたら、その時点で連絡をしましょう。早めの連絡の方が、キャンセル料が少なく済むのはもちろん、キャンプ場にとっても予定が把握できるため親切です。

直前まで迷ってキャンセルすることになった場合は、キャンプ場に迷惑をかけることになるので誠意をもって連絡しましょう。

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雨でもキャンプをキャンセルしない場合の注意点は?

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雨具を準備する

いつものキャンプ準備に加えて、ポンチョやレインコートを人数分用意しておきましょう。キャンプで傘は移動には使えますが、設営・撤収時には手がふさがってしまうので不便です。

濡れた地面に荷物を置くと濡れたり汚れたりするので、大きめのビニールシートなどがあると便利。濡れたものを持ち帰るために、大きいビニール袋を何枚か持っていくと何かと役に立ちます。

レインシューズも足元が濡れるのを防ぐので雨の日に大活躍。レインシューズや長靴が無い場合は靴に防水スプレーをしておきましょう。

タオルや着替えを多めに用意する

設営や撤収時に雨が降っていると、思っている以上にキャンプギアも自分たちも濡れます。タオルや雑巾を多めに準備しておきましょう。また、足元が濡れるので靴下の替えや、荷物の余裕があれば靴の替えがあると便利です。

キャンプは着脱しやすい靴が便利ですが、濡れないためにも雨天時はレインブーツでの設営撤収がおすすめ。靴下やズボンの裾が濡れることを回避できます。また、濡れたギアや衣類を入れるビニール袋があると車内を濡らすことがないので役立ちます。

荷物を極力減らす

雨天でのキャンプは濡らしたくないキャンプギアは使用を控え、極力荷物を減らして設営撤収の時間を省くようにしましょう。キャンプ後の片付けで、拭いたり乾かしたりする手間を削減することもできます。雨のときはまずタープを設営し、荷物を下に置くと濡れずに準備ができます。

しっかりしたペグを選ぶ

雨天時は地面がぬかるんで柔らかくなっていることがあり、ペグが抜けてしまうことがあります。長いペグはしっかりと地面に打ち込むことができます。また、鍛造ペグは非常に頑丈にできているので、雨天時にもおすすめです。

撤収時の濡れたギアの持ち帰り方法を確認する

雨天時はテントやタープが濡れるので、持ち帰り方法を確認しておく必要があります。濡れたままでは車内が汚れてしまうので、ビニール袋やビニールシートを用意しておきましょう。また、濡れたギアはしっかり畳むのが難しく、持ってきたときよりかさばることがあります。雨天のキャンプには荷物に余裕をもって行くことも大切です。

雨の日のキャンプをキャンセルするかどうかの判断基準は?

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キャンセルした方がいいケース

キャンプ撤収日が雨予報

キャンプの撤収日が雨だとキャンプギアが濡れてしまいます。キャンプ後に濡れたものを拭いたり乾かしたりする手間が生じるため、撤収日が雨予報の場合はキャンセルを視野に入れた方が無難です。

雨の降り始める時間や雨量によって判断することが大切です。

サイトの地面の状況が悪い

雨はそこまで降らなくても、サイトに水たまりができるなど水はけの悪い地面である場合は、ギアや足元が濡れるのでキャンプには不向きです。一般的に、地面が芝や砂利のサイトは水はけが良く、砂や土のサイトは水はけが悪い傾向にあります。

高規格のキャンプ場

高規格のキャンプ場を予約したなら、テントに閉じこもりがちな雨キャンプはキャンセルして天気がいい日に再予約することをおすすめします。せっかくのキャンプ場を満喫できず、どこのキャンプ場に行っても同じという状況になりがちです。

子ども連れ

せっかくのキャンプに外で遊べず、行動範囲が限られてしまう雨のキャンプは子どもにとってストレスが溜まってしまいます。雨の中、外に出て遊んでいるうちに、滑って転倒したり、冷えて体調を崩したり風邪をひいてしまうリスクもあるので子ども連れの雨の日キャンプはあまりおすすめしません。

初めてのキャンプ

初心者にとって、テントやタープを設営するだけでも不慣れで時間がかかるのに、そこに雨という環境は少し酷かもしれません。設営や準備がうまくいかずイライラして、せっかくのキャンプデビューが楽しい思い出にできないかもしれません。

キャンセルしなくてもいいケース

大人だけのグループキャンプ

グループで予定を合わせて予約を取っている場合、キャンセルしてまた予定を合わせるのはなかなか難しいもの。大人だけのグループであれば雨でもキャンプは楽しめるかもしれません。みんなで協力して設営撤収をすれば、関係性がさらに良くなることもあります。

グループメンバーで相談して、雨でもキャンプを決行できそうかどうかを判断しましょう。

予約が取りづらい人気キャンプ場

なかなか予約がとれない人気のキャンプ場は少雨であれば決行するのもアリです。この機会を逃すと次にいつ来られるかわかりません。ただし、台風などの大雨や、警報や注意報の発令される荒天の場合、無理せずキャンセルの判断をしてください。

車が横付けできるサイト

車が横付けできないフリーサイトは雨の日に荷物を運ぶときに大変な思いをします。雨の日は車を横付けできるオートサイトがおすすめです。荷物の出し入れが楽で、濡れるリスクが少なくて済みます。

雨の日だからといってキャンプを必ずキャンセルしなくてはならないわけではありません。状況によって判断して、雨天時のキャンプも困らないような準備をしっかりしましょう。キャンプを続けていくうちに、雨天時のキャンセル判断がしやすくなったり、雨でもキャンプを楽しめるようになるでしょう。

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。