「RECAMP摩周」とは?
札幌から車で約5時間。道東にある弟子屈町は、日本最大の屈斜路湖や世界で2番目に透明度の高い摩周湖がある町です。
今回ご紹介する「RECAMP摩周」は、弟子屈町の中心部にあり、ちょうど屈斜路湖と摩周湖の間にある、冬キャンプもOKのキャンプ場。
森に囲まれた静かな場所にありながらも、コンビニや観光スポットなどが近くにあるのでとても利便性がよく、初心者からベテランキャンパーまで、楽しむことができます。
国立公園満喫プロジェクトとして再生したキャンプ場
「RECAMP」とは、キャンプ場の指定管理を引き継ぎ、都市公園や遊休地の活用を行う企業。今回の「RECAMP摩周」も、もとは「桜ヶ丘森林公園キャンプ場」という名称でした。
しかし、阿寒摩周国立公園において環境省が推進する「国立公園満喫プロジェクト」に基づく取り組みとして、環境省、北海道、弟子屈町が設置した国立公園内及び周辺のキャンプ場3箇所を一括して管理を担う協定を締結。
「RECAMP和琴(旧・和琴野営場)」、「RECAMP砂湯(旧・砂湯野営場)」、「RECAMP摩周(旧・桜ヶ丘森林公園オートキャンプ場)」となり再生したキャンプ場です。
RECAMP摩周の場内を紹介
キャンプ場に到着したら管理棟で受付を済ませておきます。筆者は今回キャンプ場予約サイト「なっぷ」で予約をしました。
RECAMP摩周は事前予約をするのがおすすめです。事前にカード決済をしておけば、ここでの支払いもなく受付もスムーズにできます。
管理棟の中にはOD缶や薪などの販売や、コインランドリー、お手洗いがあります。
また、ポータブル電源やストーブ、シュラフ、テントなどのレンタル品もあります。北海道のキャンプは夏であっても冷え込む夜があるので、バッテリーやストーブのレンタルがあるのは安心ですね。
しらかば区画オートサイトを利用
「RECAMP摩周」には以下のような区画があります。
- しらかば区画オートサイト15区画
- ビック区画オートサイト1区画
- プライベートサイト4区画
- デラックスグループサイト2区画
- フォレスト区画サイト5区画
- フリーサイト
今回筆者が予約していたのは、しらかば区画オートサイト。テントを張る場所は少し高くなっていて、雨の際に水はけができるような作りです。
キャンプをした日はあいにくの大雨、大風でしたが、テントの床は濡れたり水がしみ出したりせずに過ごすことができました。
また、テントを張った目の前は、ちょっとした林があり澄み切った景色に癒されます。
サイトには駐車スペースのほか、テントとタープをひとつずつ張って、テーブルとイスのセットを置けるくらいのスペースがあり、広々。
サイトの後ろ側もかなり広く、お隣との境目もはっきりとは線引きされていません。また、フリーサイトとつながっているので開放感があり、混雑していないときは自由度が高いと感じる場所です。
サイト自体はとても広いので、小さな子どもはのびのびと遊べ、大人のキャンパーはキャンプそのものに集中してゆったりと楽しむことができますよ。
気になるプライベートサイトもチェック!
プライベートサイトは少し深い森の中にあります。電源と水道の蛇口がついていますが、シンクはありません。
プライベートサイトから炊事場は少しだけ距離があるので、蛇口がついているのはとっても便利です。
炊事場・トイレは1ヵ所に集結
炊事場とトイレは管理棟の横にあります。炊事場には屋根と照明があり、綺麗に管理されています。お湯は出ないので寒い時期はちょっとつらいかもしれません。
とくに冬キャンプの時期は、水道管が凍結すると破裂してしまうので、水が使えないといったとも考えられます。
冬キャンプをする際は、もしもの時にそなえてペットボトルやタンクなどに水を入れて持参することをおすすめします。
ゴミ置き場も設置
ゴミについては、細かな分別は必要ですが無料で置いていくことができます。遠方からのキャンパーや夏場のキャンプは、ゴミを持ち帰らなくても良いのは助かりますね。
キャンプの帰りは温泉に寄って疲れを癒せる!
キャンプ場の周辺には川湯温泉があります。日帰り温泉も多く、無料の足湯も道の駅と、温泉街、屈斜路湖畔などさまざまな場所にあるので、冬キャンプの疲れを温泉で癒やして帰るのも良いですね!
なかでも道の駅「摩周温泉」は、屋根付きの足湯スポットもありおすすめです。
RECAMP摩周の基本情報
所在地 | 北海道川上郡弟子屈町桜丘2-61-1 |
問い合わせ先 | 0154-82-1491 |
営業期間 | 今シーズンは2022/1/2まで営業予定 チェックイン:13:00〜17:00 チェックアウト:7:00~11:00 |
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。