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今回は、キャンプ用ウッドテーブルの選びかたや、お手入れ方法について、詳しく解説していきます。あたたかみがあって質感の良いウッドテーブルは、その反面で扱いに注意が必要です。これから購入を検討しているかたは参考にしてください。

ウッドテーブルの魅力!メリット・デメリットはある?

キャンプ ウッドテーブル

キャンプ用ウッドテーブルのメリットとデメリットをまとめてみました。

ウッドテーブルのメリット

あたたかみがある 手触りがよく、あたたかみがあるというのがアウトドア用ウッドテーブルのいちばんのメリットでしょう。
金属に比べて滑りにくい ステンレス製のテーブルなどに比べるとウッドテーブルは滑りにくいという特徴があります。クッカーなどを置いても安定感があります。
おしゃれ ウッドテーブルは見た目もおしゃれで、キャンプに高級感を演出してくれます。木目の美しい材質のウッドテーブルにすると、より愛着がわくことでしょう。

ウッドテーブルのデメリット

湿気に弱い 木製品の場合は、水分を吸収してカビなどを発生させることがあります。キャンプなどで使用したあとは、しっかり乾燥させて保管するようにしましょう。
火器に弱い ウッドテーブルは燃えやすいため、焚火の近くに置いたり、熱々のクッカーをじかに置いたりすると、焦げたり、ひどい場合には燃える可能性があります。
お手入れが必要 アウトドア用ウッドテーブルは、美しくておしゃれな反面で、しっかり乾かすことや、オイルステインの塗りなおしなど、定期的なお手入れが必要です。

 

ウッドテーブルの選びかた

キャンプ ウッドテーブル

アウトドア用ウッドテーブルを選ぶときに注意したいポイントをまとめました。

ウッドテーブルを選ぶポイント①材質はなにか

ひとくちにウッドテーブルといっても、さまざまな材質があります。樫をつかったオーク材、クルミなどのウォールナット、杉、ヒノキ、サクラ、クリ、榧(カヤ)、竹など。

それぞれ重さや質感、硬さに違いがあるので、使用目的にあわせて材質を選ぶことが重要です。

ウッドテーブルを選ぶポイント②どのような表面塗装が施されているか

ウッドテーブルを選ぶポイントとして材質と同じくらい重要なのが、どのような表面処理をおこなっているか。

なにも表面に塗っていない無垢材なのか、それともラッカーなどによる表面処理なのか、オイルステインによる仕上げなのか、によってその後のお手入れ方法が変わってきます。

ウッドテーブルを選ぶポイント③ハイスタイルかロースタイルか

キャンプで高めのハイテーブルを使用したいのか、それとも低めのローテーブルを使用することが多いのか、キャンプスタイルにあわせて選ぶようにしましょう。

おすすめのキャンプ用ウッドテーブル

キャンプ ウッドテーブル

上記の選びかたをふまえて、おすすめのキャンプ用ウッドテーブルを紹介します。

ハイスタイルのおすすめ

Hilander(ハイランダー) ウッドロールトップテーブル H70 キャンプテーブル

コンパクトに折りたためて(天板はすのこのようにまるめて収納)、持ち運びに便利なアウトドア用ウッドテーブルです。

材質 天然木
サイズ 天板90㎝×60㎝ 高さ70㎝
重さ 7.5kg
表面処理 クリア塗装

Hilander(ハイランダー) ウッドロールトップテーブル H70 キャンプテーブル
Hilander(ハイランダー) ウッドロールトップテーブル H70 キャンプテーブル

 

キャプテンスタッグ CS クラシックス FD

キャンプはもとより、野外でおこなうバーベキューや、室内のテーブルとしても使用できます。

たたんでしまえて、持ち運びに便利なので、キャンプはもちろんのこと、部屋のレイアウトをよく変えるかたにもおすすめ。

材質 天然木 脚部はスチール
サイズ 天板110㎝×70㎝ 高さ70㎝
重さ 11㎏
表面処理 ビーチ(オイルステイン)

キャプテンスタッグ CS クラシックス FD
キャプテンスタッグ CS クラシックス FD

 

ロースタイルのおすすめ

テントファクトリー テーブル ウッドライン グランドミッドテーブル

テントファクトリーのグランドテーブルシリーズは、つくりがしっかりしていて、長く使い続けることができるアウトドア用ウッドテーブル。

材質 ハードウッド(硬い木材)
サイズ 50.5×奥行41.5×高さ26cm
重さ 3㎏
表面処理 ラッカー塗装

テントファクトリー テーブル ウッドライン グランドミッドテーブル
テントファクトリー テーブル ウッドライン グランドミッドテーブル

 

Hilander(ハイランダー)ウッドロールトップテーブル

ブナの無垢材にオイルステイン仕上げを施した、ナチュラルで美しいロータイプのアウトドア用ウッドテーブルです。

天板をくるくると巻いて、コンパクトな状態にして、持ち運ぶことができます。ハイランダーは、値段が安いのに品質がよいとキャンパーのあいだで大人気のキャンプ用ウッドテーブルです。

材質 ブナ材
サイズ 天板122㎝×60㎝ 高さ43㎝
重さ 10㎏
表面処理 ビーチ(オイルステイン)

Hilander(ハイランダー) ウッドロールトップテーブル 120
Hilander(ハイランダー) ウッドロールトップテーブル 120

 

BUNDOK(バンドック) バンブー テーブル

その名のとおり、竹材を使用したアウトドア用ウッドテーブルです。重さが2kg以下と、とても軽いのが特徴。ソロキャンプにおすすめです。

材質 竹材
サイズ 天板50㎝×30㎝ 高さ21.5cm
重さ 1.65kg
表面処理 ラッカー塗装

BUNDOK(バンドック) バンブー テーブル 50 ‎BD-191
BUNDOK(バンドック) バンブー テーブル 50 ‎BD-191

 

 

ウッドテーブルのお手入れ方法

キャンプ ウッドテーブル

ウッドテーブルのお手入れは、どのような表面処理が施されているのかを確認してお手入れする必要があります。

ここでは、キャンプ用ウッドテーブルのお手入れ方法について解説していきます。

オイルステイン

オイルステインとは、無垢材にオイルを塗って表面処理をおこなう方法です。購入したときに、オイルステイン仕上げか、または無垢だった場合に、このお手入れをします。

オイルステインによるお手入れの注意点として、必ずオイルステイン用のオイルを使用するようにしてください。

たまに、食用のオリーブオイルやサラダオイルを使用するかたがいますが、カビが発生しやすくなるのでおすすめできません。

研磨

ウッドテーブルの表面を美しく磨きたい、傷を取り除いて、再塗装したいという場合には、小型グラインダで表面を研磨して、仕上げる方法がおすすめです。

研磨するための研磨ディスクには、荒いものからきめの細かいものまでさまざまな粒度があります。

粒度数の少ない荒いものから、きめの細かい粒度数の高いものへと、研磨ディスクを交換しながら磨いていきます。

表面塗装

研磨仕上げのあと塗装したい場合には、クリア塗装など刷毛をつかったり、スプレー缶をつかったりしておこないます。

スプレー缶を使用する場合には、30㎝ほど離して吹き付けるようにすると、むらの少ない塗装ができます。

カビが発生したらどうする?

カビが発生したら、アルコールなどの除菌アイテムで拭いて取り除き、バーナーのようなもので焦げない程度にあぶります。そうするとカビ菌が死滅するので発生しにくくなります。

キャンプにおすすめのウッドテーブルを紹介してきました。筆者もウッドテーブルをいくつか使用していますが、いちばん注意したいのが、雨の時期に発生しやすいカビ対策です。キャンプから帰ったら、お天気の良い日に天日干しにして、しっかり乾かしてから保管するようにしましょう。

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。