What’s 196?
196(イチ・キュー・ロク)は、「キャンプサイトに木の温かみを!」をコンセプトに、木製キャンプ用品を製造・販売する高知生まれのガレージブランドです。
※ガレージブランドとは
ガレージ(車庫)を拠点に製品を製造・販売するメーカーに由来。
比較的小規模ですが、生産者の個性やアイディアが反映されたニッチなギアが多く、近年、様々なガレージブランドがキャンパーの間で話題を集めています。
よりユーザーに近い目線での商品開発が強みです。
自然豊かな南国♪高知県から発信
本流に大規模なダムが建設されていないことから、「日本最後の清流」といわれる四万十川。196のキャンプ道具は、清流四万十川流域で育てられた「ひのき」を主な材料として作られています。
ブランド名の「196」も、四万十川の距離196kmから付けられたものなんですよ。美しい四万十川が育む、豊かな自然を愛する気持ちが伝わってきますね。
最近のキャンプギアは軽量なアルミやチタン製が主流になっていますが、せっかくアウトドアで使うものなんだから、使う道具も「自然のモノであればいいな」という想いから、196は生まれました。
196のキャンプ用品は、使えば使う程味わいやツヤが増し、愛着のある道具に育っていきます。これは無機質な素材では味わえない、木ならではの魅力。
何十年と受け継がれていく道具を生み出す196は、今、キャンプシーンで最も注目を集めているブランドのひとつです。
こだわりの四万十ひのき・土佐ひのき
196の拠点である高知県は、県土の84%を森林が占め、森林率は全国1位。特にひのきは、面積、蓄積ともに日本一を誇ります。
ただ、高知のひのきが全て「四万十ひのき」と呼ばれるわけではありません。
高知県西部の市町村(四万十市、四万十町、中土佐町、三原村)を流れる四万十川流域で育てられたひのきだけが、「四万十ひのき」とされています。
同じひのきでも、育った場所や環境によって性質が変わってきます。
雨の多い四万十川流域で育ったひのきは、油分が多いため水を弾きやすく、耐久性があり、様々な製品に加工しやすいそうです。
また、ひのき特有の香りが強いことも特徴のひとつなんだそう。品質の良い四万十ひのきは、他のひのきよりも高価なブランドとして、一般的にも定着しつつあります。
196では、ひのきの特性を最大限に活かしたものづくりをしています。まな板やクッキングツールなど、口に直接ふれる道具は、安心・安全を証明するため、追跡可能な四万十ひのきを使用。
一方、それ以外の道具はコストや強度を考え、土佐ひのきやひのき以外の木材を使用しています。その道具に適した木材を選ぶことで、高いパフォーマンスを発揮してくれるのです。
ヘビーキャンパーが作る本当に欲しい道具
196のものづくりは、ウッドテーブルやウッドラックなどのファニチャーをはじめ、大人気のスパイスボックスや焚火ツール、カトラリーなど多岐にわたります。
その全てが、用途に最も適した木材を抜選し、木材の特性を考慮して1ミリ単位まで調整するこだわりぶり。
作り手がヘビーキャンパーだからこそ、キャンプで本当に使いたいと思うものを作れるんですよね。
自らキャンプを楽しみながら、フィールドテストを繰り返し、196の道具はどんどんアップデートされていきます。
また、こんなのあったらどう?というアイディアをすぐにカタチにできるのが、ガレージブランドのいいところ。
野外で紙皿を使うことを考えて作られた「SOTOZEN」や、ザックのためのハンガー「ひのきザックハンガー」「焚火台用五徳」などは、唯一無二のアイディア商品だと思います。
デザイン、使い勝手、モノとしてのクオリティ、コストパフォーマンス。196の道具はその全てにおいて、キャンパー心を満足させてくれるブランドです。
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