子どもとボディボードをする際の注意点とは?
気軽に始められるボディーボードですが、海で遊ぶ時には知っておかないといけない注意点があります。事前に子どもと話し合い、安全に楽しみましょう!
離岸流(カレント)
カレントとは、海岸に打ち寄せてきた波が沖に戻ろうとする強い潮の流れのこと。このカレントの流れに乗ってしまうと、あっという間に沖に流されます。
事前にライフセーバーに潮の流れを聞いておくと安心です。特にテトラポットなどの近くは、複雑な流れが発生し危険なので近づかないようにしましょう。
満潮時刻
干潮と満潮では同じ地点にいても、海の深さが大きく変わります。親子でボディボードを楽しむには干潮前後の時間がおすすめ。
満潮時刻を知らないと、いつの間にか潮位があがっていて岸へ戻れない、なんてことになってしまいます。
携帯電話やスマートフォンなどでも調べられるので、満潮時刻はしっかり把握しておきましょう。
ボディーボードをするエリア
ボディボードは最初のうちは波に乗ってしまうとコントロールが難しくなります。周囲や進行方向に人がいると、ぶつかる危険があるので周理に注意して波乗りしましょう。
また、楽しんでいるうちに潮の流れで最初の位置から移動してしまうこともよくあります。ライフセーバーや自分たちの荷物を目印にして、たまに自分の位置を確認しましょう。
子どもが一人で波乗りをしている時は、目を離さないことも大切です。
天候は大丈夫か?
台風が近くにいなくても、海は大きな影響を受けます。台風が近づく前後は数本〜数十本に1回大きな波が来ることも。
天気が良くても、海の状態をよく確認してから波乗りをしましょう。怖そうだなと感じたら、思い切ってやめることも大事です。
また、海は天気が急変することもあります。雷雨が来そうな時は危険なので海からあがりましょう。
子どもの体調
海水に浸かるボディーボードは、思っている以上に体力を使います。子どもの朝の体調をしっかり観察して、心配な時はやめておくのも大切です。
子どもにボディボードを教えるときのポイント
背が低い子どもは、大人が思ってるより波が高いと感じやすいもの。最初は、スープと呼ばれる波が割れた白い状態のところで始めましょう。
子供は感覚で波に乗るコツを掴むと、どんどん上達していきます。
ポイントは波がきたら先にボードを押してあげるのではなく、波の真ん中くらいで押してあげること。徐々に慣れてくると自分で波に乗れるようになりますよ!
この記事を書いた人
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。