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【女子向け】夏キャンプでの服装選び8つのポイント
キャンプにおける服装は、デザイン性だけでなく機能性も重視して選ぶ必要があります。野外で動きやすく、汚れる可能性も考慮しましょう。
ここでは以下の8つのポイントに分けて紹介します。
夏キャンプでの服装選びのポイント
- 虫対策をする
- 紫外線対策をする
- 温度変化に備えて防寒対策をする
- 速乾性の高い素材を選ぶ
- 動きやすい服を選ぶ
- 肌の露出はなるべく抑える
- 難燃素材の服を選ぶ
- 雨対策をする
1. 虫対策をする
キャンプ場は基本的に自然豊かな場所が多く、蚊やブヨなどがいるため、袖や丈が長く肌の露出を抑えた服装が適しています。蚊が刺しにくいナイロンやポリエステル素材の服装を選ぶようにしましょう。
ショートパンツやスカート、ワンピースの下にはレギンス等を重ね着したり、着脱できるアームカバーを活用すれば、暑い夏でも手軽に体温を調整できるのでおすすめです。UVカットパーカーやラッシュガードなど、涼しい素材であれば暑さにも対応しやすいでしょう。
また、さまざまな虫除けグッズも販売されているので、用途にあわせて活用してください。たとえば虫よけスプレーを肌や服に吹きかけたり、虫よけシールを服に貼ったりするのもおすすめです。袖口やパンツの裾など、露出している肌の近くに貼るとよいでしょう。
虫よけブレスレットは手首や足首に装着することで、虫刺されを予防できるアイテムです。デザイン性の高い虫よけブレスレットも販売されており、アクセサリー感覚で使えるものもあります。
万が一、虫に刺されたときは早めに対処しましょう。市販薬やポイズンリムーバーを備えておくとすぐに対応できます。
2. 紫外線対策をする
夏の強い日差しにより、肌がやけどしないようガードする必要があります。事前に、キャンプ場の標高もチェックしておきましょう。標高が高ければ涼しくなりますが、紫外線も強くなることを覚えておくと服装選びに役立ちます。
紫外線対策の基本は、肌を出さないことです。素材はメッシュや冷感素材などを選ぶと、夏でも比較的涼しく過ごせます。
頭部や目を紫外線から守るためにも、日差しの強い日は、帽子やサングラスも用意しておきましょう。見落としがちな首の後ろは、つばの広いハットでカバーします。
日焼け止めには、ジェルタイプやクリームタイプ、スプレータイプ、パウダータイプなどがあるので、シーンにあわせて使います。こまめに塗り直すことで効果を長く保てます。
3. 温度変化に備えて防寒対策をする
屋外でのキャンプは天候の変化に備えた対策が必要です。標高の高い山にあるキャンプ場などは、日が沈むと一気に冷え込みます。
急な天候変化により、日中でもアウターを着る機会もあるでしょう。撥水性・通気性に優れていて、風も防いでくれるのマウンテンジャケットはキャンプの必需品といえます。デザインやカラーもさまざまなものがありますので、コーディネートにあわせて選んでみてください。
4. 速乾性の高い素材を選ぶ
夏キャンプの暑さを乗り切るためには、体温調節が大切です。特にテント設営時や撤収時、運動しているときは汗をかきやすいタイミングです。薄手の吸汗速乾素材や通気性のよい素材のものを身につけましょう。
たとえば、ポリエステルは水分が繊維の中に入り込みにくい素材なので、汗による服のベタつきを抑えられます。サラサラした肌触りが持続し、天然素材よりも快適に過ごせるメリットがあります。速乾性インナーと組み合わせると、より快適に過ごせるでしょう。
なお、肌に優しいコットン100%の素材は、汗などの水分が蒸発しにくく、一度濡れるとなかなか乾きません。濡れた状態が続くと、体の冷えにつながるため要注意です。
5.動きやすい服
キャンプでは、設営・撤収、外遊びなどアクティブに動く場面が多くあります。ストレッチのきいたアイテムを選べば動きやすいでしょう。
パンツスタイルのスタイリッシュなコーディネートやレディース感のあるスカートでも、動きやすさを追及すれば、幅広いファッションを楽しめます。子どもがいるママでも動きを制限されず、アクティブに遊べるでしょう。
アウトドアショップなどに行くと、機能性の高いウェアがそろっているので、コーディネートを楽しんでください。
6. 肌の露出はなるべく抑える
キャンパーのスタイルはできるだけ肌の露出を少なくすることが基本です。前述したように、虫への対策、紫外線などの日焼け対策に役立ちます。
また暑すぎる夏は、衣服を着ているほうが日差しが直接当たるのを避けられ、暑さ対策にもなります。暑い夏に長袖・長ズボンは嫌だという方は、ショートパンツやスカートに通気性のよいレギンスをあわせるスタイルがおすすめです。
ぴったりしたシルエットが苦手な場合は、スカート・ワンピースの下に機能性重視のレギンスをあわせれば、比較的涼しく快適に過ごせるでしょう。
7. 難燃素材の服を選ぶ
キャンプといえば、BBQやキャンプファイアーなど、火を使うアクティビティが楽しみのひとつです。火の粉が飛んできて、大事な服に穴をあけてしまうことがないように、服選びは大切です。
火を使う際には、コットンやウール素材のアウターを選びましょう。ポリエステルなど化学繊維で作られた服は、火の粉で穴が開きやすいので十分注意してください。
コットンTシャツにデニムの定番カジュアルコーデは、火の粉にも比較的強く、着る人を選びません。着回しもできるので、一着持っていくと使えるアイテムです。また焚き火ポンチョという優れものアイテムも後述しているのでチェックしてください。
焚火に強いおすすめブランドについては、こちらの記事も参考にしてみましょう。
8. 雨対策
山の天気は変わりやすく、さらに夏は突然の大雨(スコール)に見舞われることもあります。雨に対応した服を一着持っていると心強いでしょう。
たとえば、撥水加工されているTシャツやズボンなら、調理中にも着られます。肌寒い雨の日は、風をとおさないアウターも便利です。靴のおすすめは防水機能付きのスニーカー。足元が不安定な場所や、スリップによるケガはもちろん、雨や虫の対策としても重宝します。
サッと重ね着ができるレインコートも、急な雨に対応できます。レインコートは、撥水性・通気性の機能性重視で選ぶとよいでしょう。防水透湿素材のものだと蒸れにくく、快適に過ごせます。
【場面別】夏キャンプにおける女子コーデ
夏キャンプにおすすめのコーディネートをシーン別に5つ紹介します。
- 川遊び
- キャンプファイヤー
- 料理中
- 登山中
- 就寝時
黒や紺・ベージュなど同色系カラーでまとめたり、帽子・靴、小物をアクセントとして活用したりなど、さまざまなコーディネートを楽しんでください。
川遊び
川や海などしっかり水につかって遊ぶ方は、水着が必須です。ラッシュガードやUVカットパーカーで、日焼け対策も忘れないてください。
水着を着ない方は、撥水性・速乾性のある服を選ぶとよいでしょう。暑い夏には、ラッシュガードやボードショーツにレギンスをあわせれば、川遊び後もそのまま快適に過ごせます。
また、かわいいデザインが多いのも水辺アイテムの特徴です。シンプルなキャンパースタイルにあわせたコーディネートを楽しんでください。
なお、川は石や岩が多く、急流もあるので、ウォーターシューズなど脱げにくいサンダルを用意しておくと動きやすいでしょう。
キャンプファイヤー
キャンプの夜には、キャンプファイヤーをすることも多いでしょう。山の夏キャンプでは、夜間の冷え込みにそなえて、動きやすいショート丈のアウターがあると便利です。
定番のマウンテンパーカーは、カジュアルコーデにもぴったり。軽い着心地で、汚れても手洗いができお手入れが簡単です。大人かわいいシンプルなデザインであれば、トップスやボトムスを選ばず着回せるでしょう。
また、キャンパーの定番といえば、リラックス感のあるデニムパンツです。丈夫で動きやすく、焚火の際にも着られる万能ウェアです。コットン100%のTシャツとあわせれば、火の粉がとんでも穴が開きにくく、夜のバーベキューでも着られますよ。
料理中
基本的には動きやすい服装にしましょう。BBQのように炭を使って火を起こし調理するのであれば、コットンなど難燃性の素材がおすすめです。
油はねやソース汚れなどから服を守るエプロンも便利です。膝下くらいまである、丈の長いエプロンを選ぶと、膝をついた作業でもしっかり服をガードできます。撥水加工に加えて、綿素材のデニムや帆布など、丈夫な素材のエプロンをチョイスしましょう。
ボーダーのシャツにオーバーオールの定番カジュアルコーデは、かわいさもありつつアクティブに動ける実用的スタイルです。親子でおそろいコーデにするのもGOOD!ゆったりめのスカートなら、しゃがむときも動きやすいですよ。
やわらかいワッフル素材のワンピースも、イチオシアイテムです。動きやすいうえに、ワンポイントデザインの大人かわいいものが多く、キャンプコーデを楽しめます。シワやヨレなども気になりにくく、汚れたら洗濯機でザブザブ洗えるのもうれしいところです。
登山中
基本スタイルとして、気温や天候にあわせてすぐに着脱できる服装がおすすめです。
- Tシャツと長袖の重ね着
- ショートパンツにレギンス
- 登山用靴下+登山靴
上記のコーディネートはどの年代にもあわせやすく、着回しがきく服装です。シャツやマウンテンパーカーなども、体温調節のために持参しましょう。なお、肌に近いインナーウェアには、速乾性がある素材を選ぶと、汗冷えを防げて快適に歩けます。
これらを黒やベージュなど同色系でまとめればスタイリッシュに、カラフルな色を取り入れると大人かわいい登山スタイルの完成です。
フリースベスト・ハット・靴下・リュックなどの小物は、柄物やアクセントを取り入れ、コーディネートを楽しんでみてください。
登山だけでなく、沢登りもする場合は、防水性に優れたシューズを1足持っていると活躍します。
就寝時
暑い時期に、快適な睡眠を確保するには、リラックスできる程よいサイズがあり、吸湿性と通気性を考慮して寝具を選びましょう。
害虫の多くは、夕方から夜間、明け方に活発になるので、肌の露出を避けて寝るのが無難です。夜間から朝にかけての寒暖差にも対応できます。寝苦しさの対策としては、薄手の長袖ウェアや接触冷感素材のものを取り入れるとよいでしょう。
また、速乾性のあるTシャツやレギンス、ゆったりとしたスウェット、ズボンなどは日中に着回しができて便利です。パジャマ代わりとして使えて、荷物もかさばりません。
夏キャンプに持っていくと便利なアイテム
夏のキャンプで活躍するアイテムを紹介します。
- 薄手の長袖アウター
- サングラス
- ファイヤーポンチョ
- 防水機能のある靴
- 帽子
- UVカットパーカー
- アームカバー
- 吸水速乾インナー
- 冷感タオル
- サンダル
快晴のもとで楽しむ夏キャンプでは、暑さや不便さだけを感じて楽しめなかったら本末転倒です。便利なものや涼しくなるグッズもあるので、上手に活用して快適なキャンプ時間を過ごしましょう。
薄手の長袖アウター
暑い夏には、さらっと着られる長袖アウターがあると、半袖の上に重ね着もできます。タンクトップの上に羽織るなど、コーディネートの幅もが広がります。
カーデタイプなら手持ちのものでもよいでしょう。ラッシュガードやUVカットタイプは、虫対策や日よけ対策にもおすすめです。
サングラス
強い日差しから目を守るには、サングラスも欠かせません。地面の照り返しによって目が日焼けすることもあります。コーディネートのワンポイントとしても役立つので、ひとつ持っておきましょう。
お手持ちのものでもよいですが、日差しが強いキャンプ場ではUVカット機能が高いサングラスがおすすめです。レイバンは広く知られたアイウェアブランドで機能性も申し分なしです。
ファイヤーポンチョ
キャンプの醍醐味である焚き火を楽しむときに活躍するアイテムです。ひとつ持っていると、かなり役立つでしょう。
難燃性のコットン100%やメーカー独自の難燃素材など、使われる素材はさまざまですが、いずれも一般的な化学繊維より火の粉に強く、焚き火の火の粉による穴開きから洋服や身体を保護できます。
火の粉だけでなく煙の臭いもつきにくいので、「焚き火は好きだけど洋服が臭くなるのが気になる」という方にもおすすめです。また、防寒着としても活用できるのもうれしいポイント。
色味のかわいいレディースデザインや、キャンプの雰囲気にマッチするアースカラーのデザインなど、好みや機能性をチェックして選びましょう。
防水機能のある靴
防水シューズを持っているとさまざまなシーンで利用します。急な雨や、水辺のキャンプ、登山など、天候を言い訳にせず、いつものアクティビティを思いっきり楽しめます。
キャンプでは、マウンテンシューズやトレッキングシューズなど、防水機能付きを選びましょう。夏場はそれに加えて通気性にも優れているものをチョイスするのがポイントです。
以下の靴は、防水シューズでありながら通気性にも優れています。キャンプだけでなく街使いもできます。8色のカラーを取りそろえ、淡い色からシックな色までカラーバリエーションが豊富です。
帽子
シンプルになりがちなファッションのアクセントとして使えるのが帽子です。普段使わない人も、キャンプならではのカジュアルコーデを楽しんでみてはいかがでしょうか。寝癖や髪型を隠すためにも使えますよ。
帽子は、熱中症予防にも役立つアイテムです。UVカット加工された素材や、通気性が高く汗をかいても蒸れにくいメッシュ素材などの機能を重視して選んでみてください。
つばが広いタイプは、日光を遮る面積が増えてるので、高い日焼け効果を期待できます。汗や汚れることを想定して、手洗いできるも素材だと清潔に使えるでしょう。
アウトドアハットやキャップ、バケットハットなど多くの種類がありますが、以下のような軽量かつ着用時の蒸れを軽減できるアドベンチャーハットもあります。つばが広めなワイドブリム仕様なので、日光の遮蔽効果に優れており、大人でも着用しやすい色味がポイントです。
UVカットパーカー
紫外線対策や、軽い羽織り物として夏のキャンプは持っていきたいアイテムです。
通気性があり、吸汗速乾性の高い素材を選ぶと、暑い夏に羽織っても蒸れにくく快適に着用できます。アウトドア以外でも幅広く活躍するでしょう。
以下は機能性が抜群で、カラーも豊富!どのようなスタイルにもあわせやすいウェアです。
アームカバー
暑すぎて長袖は着たくない方におすすめなのがアームカバーです。半袖にあわせて、アクセサリー感覚で使うこともでき、手袋代わりにして防寒対策にも使えます。
ロングタイプ(60センチ程度)なら二の腕までカバーでき、内側がメッシュ素材なら、汗をかいても蒸発しやすいのでサラッとした状態が続きます。冷感素材のタイプは、水でぬらしてしっかり絞ってから使うと、クール感が増します。
コロンビアのアームスリーブは、紫外線を98%ブロックするUVカット機能を備えたアイテム。手の甲まで覆い、広範囲を紫外線からガードできます。 独自の冷却機能オムニフリーズゼロを搭載しており、暑い季節でも涼しさが持続して快適な付け心地を感じるでしょう。
吸水速乾性インナー
汗などの水分を素早く吸収して発散する機能をもつインナーです。
さらっとした肌触りを維持しやすいだけでなく、蒸れによるかゆみも抑えられます。暑い時期でも、比較的涼しく快適に過ごせるでしょう。おしゃれなTシャツやロンTの下に着用すれば、暑さ対策に役立ちます。
トップス以外に、下着も吸水速乾素材のものを着用すると、タイトなズボンやタイツでも快適に過ごしやすいでしょう。
冷感タオル
屋外で使用するなら、UVカット機能付きがおすすめです。接触冷感タオルなら、首がびしょ濡れにならず、ひんやりとした気持ちよさを得られます。1枚あれば、キャンプ以外にヨガやスポーツなど日常使いもできます。
以下のように、濡らして絞って振るだけで冷感が得られるタオルもおすすめ。水分がつきにくく、カラーやデザインも豊富なので、コーディネートのアクセントにも向いています。
サンダル
キャンプでは履き慣れた靴が基本ですが、ずっと靴を履いていると足が蒸れることもあります。そのため、脱ぎ履きしやすいサンダルを、追加で持っていくと重宝します。
スポーツサンダルは、スニーカー代わりに履けるしっかりとした足の甲が出すぎないデザインをチョイス。ホールド感が高まり、歩きやすさもばっちりです。サイズがぴったり合うものを選ぶと、滑って転倒するリスクを避けられるでしょう。
スポーツタイプのサンダルは、川遊びなど、水分を含んでも動きやすいよう軽量化されているのがポイント。以下の商品なら、スニーカーのように歩けるので、旅行など長い距離を歩く際にもおすすめです。レディース用はカラーも豊富で、一足あればおしゃれな足元を演出できるでしょう。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。