焚き火をするときはウェアの素材に注意!
焚き火をしていたら、火の粉でお気に入りのジャケットやフリースに穴が開いて凹んだ・・・という話は良く耳にしますよね。
一般的にアウトドアウェアに使われる素材は、ナイロンやポリエステルなどの化学繊維が多く、化繊は火の粉が付くとすぐに溶けて穴があいてしまいます。
焚き火をするときは、コットンやウールなど天然の素材のウェアをいちばん上に着るのが正解です。
コットンのジャケットやパンツなら、火の粉が飛んできても手で振り払えば穴が開くことはほとんどありません。
また最近は、火に強い「難燃素材」を使ったウェアも増えてきています。
ダウンジャケットやフリースに穴が開く前に、焚き火に強いウェアを着てガードしましょう!
※天然素材、または難燃素材は絶対に燃えないということではなく、あくまで燃えにくい素材です。
火に近づきすぎたり、付着した火の粉をそのままにすると引火する可能性もありますので注意を怠らないようにしてください。
焚き火におすすめのウェアはコレ!
ナンガ タキビダウンシリーズ
焚き火用ダウンといえば、ナンガ。
表地のベースはポリエステルですが、ケブラーという難燃繊維が混紡されています。
760FPのダックダウンがたっぷり使われていて、防寒性も申し分なし。
コレ一枚あれば冬キャンプも乗り切れそうです。
スノーピーク ファイヤーレジスタンスシリーズ
スノーピークのファイヤーレジスタンスシリーズは、表地に難燃性のあるアラミド繊維を織り込んだリップストップ生地を使用。
耐久撥水と防風性もあわせ持つ、パーフェクトな存在です。
プルオーバーやダウンジャケット、ウェストエプロンなどアイテムも豊富。
キャンプだけじゃなく街でも着られる洗練されたデザインも魅力。
グリップスワニー ファイヤープルーフシリーズ
グリップスワニー独自の難燃ファブリック「FIRESHIELD」を使用したシリーズは、タキビストたちの定番アイテム。
ボリュームのあるダウンを着ていると、上からジャケットを羽織りにくかったりしますが、こちらのポンチョなら着ているものに関係なくバサッとかぶるだけで、ウェアを火の粉から守ってくれますよ。
ダウンワークパンツも人気です。
モンベル フエゴシリーズ
モンベルが独自に開発した「フレアテクト」という難燃素材を使用したシリーズです。
ジャケットはダウンや厚手のフリースの上からも羽織れるゆとりのあるシルエット。
前掛け部分が割れて動きやすい同素材のエプロンもおすすめです。
L.L.ビーン オリジナルフィールドコート
L.L.ビーン定番のクラシックなフィールドコートは、マスターピースとしてファンの多い逸品。
撥水、防汚加工された厚手のキャンバス地はかなり頑丈で、使い込むごとに体になじんできます。
寒い季節には、ボタンで取り外しができるウールライナー付きが断然おすすめ。
サイジングはかなり大きめですので購入時は注意。
チャムス ランチコート
チャムスの新作アイテムのランチコートは、表地がコットン100%で火の粉に強く、裏地はボリューミーなボアを使用し防寒性の高い一着。
表地のブロークンツイルやデニムは、着込むことで風合いが増し、シンプルなデザインで永く着ることができます。
大きな襟は立てても着られるので、さらに防寒性を高めることもできます。
ヘリーハンセン アンチフレームファイバーパイルサーモジャケット
ヘリーハンセンからは、モコモコの難燃フリースジャケットがお目見え。
一見燃えやすいのでは?と思われるこちらのフリースは、ファイバーパイルサーモを特殊アクリル素材で開発したもので、難燃性と自己消火性に優れているんです。
キルトの裏地が付き、袖口や裾がリブになっていて、防寒性、防風性も高い一着。
男女兼用モデルです。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。