雪山登山で日焼け止めが必要な2つの理由
冬の登山でも、紫外線対策は必須です。冬だからといって油断せず、しっかり日焼け対策をしてくださいね。雪山で日焼け止めが必要な理由を2つ紹介します。
①山は紫外線が強いため
山は平地よりも紫外線が強いため、日焼け対策が欠かせません。紫外線の量は、標高が1,000m高くなると、約10%増えるとされています。冬は空気が澄んでいるため、雪山ではさらに多くの紫外線を浴びることも。
顔は露出しているので、とくに注意しましょう。
出典:気象庁「標高と紫外線」
②雪焼けを防ぐため
雪山では、雪焼け対策も忘れないでください。雪焼けとは、雪で反射した光が原因で、肌が日焼けすること。アスファルトよりも、雪のほうが多くの紫外線を反射します。
標高が低い山でも雪焼けするので、雪山登山では、日焼け止めを使用しましょう。
雪山登山で使う日焼け止めの選び方|4つのポイント
日焼け止めを選ぶ際には、雪山登山ならではのポイントがあります。事前にチェックしておきましょう。
①SPF・PA値で選ぶ
商品に記載されている、SPFとPAという表記をチェックして選びましょう。SPFはシミやソバカスなど、肌に炎症を引き起こす紫外線(UV-B)を防ぐ効果を期待できます。また、PAには、肌を黒くする紫外線(UV-A)から守る効果があるとされていますよ。
雪山登山では、「SPF30以上」「PA+++以上」を目安に、日焼け止めを選ぶとよいでしょう。
出典:日本化粧品連合会「紫外線防止編」
②塗り直しが楽なタイプを選ぶ
雪山登山では、簡単に塗り直しができるタイプが適しています。グローブをつけたままでも使いやすい、スティックタイプやスプレータイプがおすすめです。
スプレータイプなら、まんべんなくスピーディに塗布できますよ。気になるところにピンポイントで塗りたい人には、スティックタイプが向いています。
③汗・こすれに強いものを選ぶ
汗やこすれに強いタイプなら、塗り直しの頻度を抑えられます。
雪山の登山では、手袋や帽子、ネックゲーターなど装備アイテムが多いので、着脱が面倒ですよね。装備をはずして、日焼け止めを塗りなおす手間を省くためにも、汗や摩擦に強いものをチョイスしましょう。
④ベタつかないものを選ぶ
雪山登山用の日焼け止めは、使い心地も大切です。長い時間歩いているとき、肌がベタつくのは避けたいですよね。ベタつきが気になる人は、油分が少ないタイプをチェックしましょう。ミルクやクリームタイプより、みずみずしいジェルタイプを検討してみてください。
雪山登山でおすすめの日焼け止め5選
おすすめの日焼け止め製品を、5つ紹介します。ぜひ、お気に入りを見つける参考にしてください。
①アネッサ「パーフェクトUV スキンケアスプレー」
手軽につけやすい、スプレータイプの日焼け止めです。使い心地がサラッとしているので、雪山登山中も快適にすごせますよ。保湿成分が含まれており、乾燥が気になる冬にもぴったりです。
汗や水にも強い、ウォータープルーフ機能を備えつつ、せっけんで簡単に落とせるのがポイントです。
②アリィー「クロノビューティ ジェル」
ベタつきが少ない、ジェルタイプです。汗やこすれに強く、何回も塗りなおす手間が省けるのが特徴。紫外線を防いで、ツヤ感ある仕上がりにしたい人に向いています。
③サイニック「エンジョイ スーパー アクティブ エアリー サンスティック」
手を汚さずに塗れる、スティックタイプの日焼け止めです。ベタつかず、軽いつけ心地が魅力。コンパクトなサイズなので、ポケットに入れておけば、登山中でもすぐに取り出せますよ。
④紫外線予報「さらさらUVスティック」
1歳から使えるため、デリケートな肌の人にぴったり。スティックタイプで、グローブをしたままでも簡単に使えますよ。水分に強いウォータープルーフですが、せっけんで簡単に落とせるのがGOODですね。
ベタつきが苦手で、サラッとした質感の日焼け止めを探している人は要チェックです。
⑤スキンアクア「ウォーターマジックUVオイルスプレー」
水や汗をはじく、撥水性がある日焼け止めです。シュッとスプレーするだけで、手軽に塗布できるのが魅力。汗をかいた上から使えるので、雪山登山でも重宝しますね。
リラックスできるシトラスの香りは、登山中の気分転換にも役立つでしょう。
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ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
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