登山にリップクリームはなぜ必要なの?
標高が1,000m上がるにつれて、山の上では紫外線量が10〜12%ほど増えるといわれています。そんな厳しい環境下では、皮膚よりもデリケートな唇を守るためにリップクリームが欠かせません。意外に知らない、唇の日焼けによるトラブルについてご説明します。
必要な理由①強い紫外線や乾燥で、唇の皮がめくれてしまう可能性があるから
唇の皮は皮膚よりも薄く、皮脂腺や汗腺がないため保湿機能が弱いところです。山の上では空気が乾燥し、紫外線が強力という厳しい環境。唇がダメージを受けて、皮がめくれたりひび割れてしまったりすることも。
唇が荒れていると、登山の合間の食事の時間も楽しめなくなってしまいます。リップクリームは、美容のためだけではなく唇を守る目的でも必要なのです。
必要な理由②紫外線ダメージによって、加齢の原因にもなるから
紫外線ダメージは日焼けのようにすぐに現れるものだけではなく、浴び続けると長期的な影響も及ぼしてしまう可能性も。肌と同じように、唇も日焼けすると色素沈着の原因になります。
また、紫外線は細胞を傷つけるため老化を早めてしまい、唇の弾力やしわが失われる可能性も。将来のためにも、肌と同じように唇にもしっかりと紫外線対策が必要です。
登山に持って行きたい、リップクリームの選び方
登山でのリップクリームの必要性を知っていただいたところで、最適なリップクリームの選び方をご紹介します。
UVカット機能があるリップクリーム
登山でつかうリップクリームのUVカットの数値としては、SPF20以上、PA++以上を目安に選ぶとよいでしょう。SPFとPAについては、以下のようになっています。
【SPF】
UV-B(メラニンを作り日焼けを起こす紫外線)を防ぐ効果をあらわす数値。数値が高いほど効果が高い。
【PA】
UV-A(DNAやコラーゲンなどを破壊する紫外線)を防ぐ効果をあらわす数値。+が多いほど効果が高い。
どちらも数値が高いほど紫外線の影響を減らすことができますが、数値が高すぎても唇にとって刺激となってしまう可能性があります。
スティックタイプのリップクリーム
登山に持っていくなら、スティックタイプのリップクリームがつかいやすいでしょう。リップクリームにはスティックタイプ以外にも、指で塗るバームタイプやリップグロスのようなチューブタイプがありますが、あまり登山向きではありません。
バームタイプは指をつかって塗る必要がありますし、チューブタイプはべたつきやすくツヤが出るので男性にとってはつかいづらいことも。片手でささっと塗れるスティックタイプは、手軽なので老若男女問わずおすすめできます。
この記事を書いた人
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。