宮古島でシュノーケリング!
宮古島は日本有数のシュノーケリングスポットです。
宮古島には山がありません。そして海に土砂が流れ出る川もありません。だから、宮古島の海は驚くほど青く、高い透明度を保っています。
そして、宮古島の海は日本最大の卓状サンゴ礁群が広がる八重干瀬(やびじ)など、サンゴ礁が美しいことでも有名です。
サンゴの楽園でのシュノーケリングは生涯忘れることのできない貴重な体験となるでしょう。
宮古島でのシュノーケリングスポット選び
宮古島のシュノーケリングスポットはビーチエントリーだけでなく、ボートで行く八重干瀬ツアーなど、レベルや目的に合わせてさまざまなスポットを選ぶことができます。
シュノーケリングのベストシーズンは5~10月ですが、水温が20℃を切ることはありませんので1年中シュノーケリングを楽しめます。
南風が吹く夏のシーズンは伊良部・八重千瀬・高野エリア、北風が吹く冬のシーズンは下地島・南海岸エリアのシュノーケリングスポットがおすすめです。
宮古島の人気シュノーケリングスポット
宮古島の人気シュノーケリングスポットを見てみましょう。
宮古島シュノーケリングスポット①吉野海岸(高野エリア)
吉野海岸は宮古島で3本の指に入る美しいビーチで、波打ち際のすぐ先にまでサンゴが散在している人気のシュノーケリングスポットです。
海も穏やかなことが多く、初心者からベテランまで、美しいサンゴとサンゴに群れるカラフルなコーラルフィッシュを見ることができます。
ただし、干潮時はサンゴが水面に露出してくるので傷つけないように注意をしましょう。
シュノーケリング用品のレンタルも可能で、初めての人にはシュノーケリングガイドの申し込みも可能です。駐車場、トイレ、シャワーも整備されていて快適にシュノーケリングを楽しめます。
宮古島シュノーケリングスポット②新城海岸(高野エリア)
新城(あらぐすく)海岸は、吉野海岸から西へ2㎞ほど進んだところにあるビーチスポットです。沖の方に少し泳ぐと元気なユビエダサンゴの群生を見ることができます。
ここはシュノーケリングでウミガメを間近で見たいという人におすすめのスポットで、運が良ければ1回のシュノーケリングで複数のウミガメを見つけることができます。
ウミガメがいるポイントは海の家の人たちに聞けば親切に教えてもらえます。
駐車場、トイレ、シャワーなどの施設も充実しており、シュノーケリング用品のレンタルもあります。
宮古島シュノーケリングスポット③イムギャーマリンガーデン(南海岸エリア)
イムギャーマリンガーデンは天然の海岸線と入り江を利用してつくられた海浜公園で、穏やかな海の上を渡るように遊歩道や展望スペースが整備されたスポットです。
入り江のなかに「天然のプール」のようなビーチがあり、波や流れがほとんど無いためシュノーケリング初心者に最適で、浅瀬で小さな子供と一緒にシュノーケリングを楽しみたいというファミリーにもおすすめです。
公共の公園として整備されているため、トイレや駐車場などは無料で使え、階段の奥にはコインシャワーも設置されています。展望台からの眺めも絶景です。
宮古島シュノーケリングスポット④シギラビーチ(南海岸エリア)
シギラビーチは高級リゾートであるザ・シギラ内にある人工ビーチで、宿泊者でなくても利用することができます。
ここはウミガメが見られるシュノーケリングスポットとして人気があり、ビーチから沖へ進むとサンゴ礁も見られます。
シャワーや更衣室、トイレはシギラリゾートが管理しているので、綺麗なうえに無料で利用できるのが嬉しいポイントです。
また、シギラビーチの西側には知る人ぞ知る穴場のシュノーケリングスポットがあり、海の中も荒らされておらず、元気なサンゴやたくさんのコーラルフィッシュを見ることができます。
宮古島シュノーケリングスポット⑤中ノ島ビーチ(下地島エリア)
下地島にある中の島ビーチは、通称「カッファビーチ」と呼ばれる人気のシュノーケリングスポットです。湾になっているので波や流れが比較的穏やかで、初心者から上級者まで楽しめます。
少し沖合には元気なサンゴの群生が見られ、魚の種類も多くスノーケラーに人気のクマノミマンションも見られます。
ただし、中の島ビーチには更衣室やシャワーなどの施設は何もありません。一番近いトイレでも2kmほど離れた場所にあり、駐車場も少ないので注意しましょう。
また、シーズン中はレンタル用品の露店が出ることもあります。
宮古島シュノーケリングスポット⑥フナクスビーチ(池間島)
フナクスビーチは池間島にある小さなビーチで、通称「池間ブロック」と呼ばれるプライベート感のある穴場的シュノーケリングスポットです。
エントリーして少し沖に出るとサンゴの群生とカラフルなコーラルフィッシュを見ることができます。
小さな浜辺で日をよけられる場所がほとんどありません。近くにトイレやシャワーはありますが、トップシーズンは混雑することがあるので注意しましょう。
宮古島シュノーケリングスポット⑦八重干瀬(やびじ)ツアー
八重干瀬は国の天然記念物にも指定されている宮古島の北側にある周囲約25km、大小100以上の環礁からなる日本最大級のサンゴ礁です。
年に一度、大潮のときだけ水面からサンゴが現れることから「幻の大陸」とも呼ばれています。
シュノーケリングはもちろんダイビングスポットとしても人気が高く、色鮮やかなサンゴ礁に無数のコーラルフィッシュたちが乱舞しています。
たくさんの八重干瀬ツアーが開催されており、池間港から船で約30分、平良港からは約60分で行くことができます。
宮古島市には、手つかずの美しい自然が残っている海岸が数多くありますが、それらの海岸は、海水浴場ではありません。
よって、水難事故は、すべて利用者の責任となりますので、
ご利用の際には危険生物等への注意および深み・潮の流れ等、安全には十分注意してください。
また、美しい自然環境や既存施設を保全・保護するために節度ある行動をお願いいたします。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。