沖縄の離島「伊良部島」で新しいダイビングスタイル
2019年3月にオープンした「みやこ下地島空港ターミナル」には、「成田国際空港」と「関西国際空港」からLCCジェットスターの直行便が就航しています(※2020年8月現在)。
これまで伊良部島に行くには、宮古空港へ一度着陸し、そこから伊良部大橋を渡る必要がありましたが、それもなくなり格段に伊良部島へのアクセスが良くなりました。
直行便を利用すれば到着時間によっては、到着したその日にダイビングをすることも可能になります。
伊良部島や下地島にステイするダイビングスタイルなら、朝もゆっくりできるし、ランチも港に戻って陸でとることも可能です。3ダイブをしても早い時間に港に戻ってこられるので、アフターダイブも充実できます。
リゾート感のある伊良部空港ターミナル
みやこ下地島空港ターミナルのコンセプトは「空港から、リゾート、始まる。」です。
そのキャッチコピー通り、空港は木材を使用したとても開放的な造りになっており、まるでリゾートホテルを彷彿させるターミナルです。
国内線と国際線は同じフロアにあり、空港内にはカフェ&バーも併設されており、ここだけのオリジナルメニューが楽しめます。もちろん、泡盛やお土産品などのショッピングも可能です。
沖縄の離島「伊良部島」でのダイビング
ダイビングは午前中に2本潜って一度港に戻ってくるスタイルです。
船の上ではなく、港でゆっくりとランチをとることができるので船酔いが心配なダイバーでも安心。しかも、各スポットまでボートで約15分とアクセスが良いのはとてもうれしいポイントです。
伊良部島や下地島の周囲には人気の地形ダイビングスポットが数多く点在しており、同じ地形スポットでも時間帯によって変わる差し込む光の角度で、神秘的な表情から柔らかく優しい表情まで驚くほどさまざまな表情を見せてくれます。
また、伊良部島や下地島は地形ダイビングだけが魅力ではありません。透明度の高い伊良部ブルーの海と太陽をバックに色とりどりの魚たちがびっしりと群れており、12月〜3月のシーズンにはマンタもやってきます。
伊良部島のダイビングスポット
伊良部島と下地島周辺の主なダイビングスポットを見てみましょう。
アントニオガウディ
自然にできたとは思えない複雑な地形から、世界遺産サクラダファミリアを設計した建築家アントニオガウディの名前がついた定番の地形スポットです。
通り池
通り池は水中に空いた横穴が陸にある池に繋がる、横幅が40mの巨大なアーチを潜る人気のスポットです。パワースポットとしても人気の高いスポットです。
GTドロップ
GTドロップは、ドロップオフの高低差が生み出すダイナミックな地形が魅力のスポットです。ロウニンアジとの遭遇率が高い中級者以上のスポットになります。
中の島ビーチ
中の島ビーチは初心者にもおすすめのスポット。じっくりとフィッシュウォッチングや写真撮影を楽しみたいダイバーにも人気です。
伊良部島のアフターダイブ
せっかく伊良部島や下地島にステイするなら、アフターダイブは思いっきりアクティブに過ごしてみてはいかがでしょうか?伊良部島や下地島にはダイビング以外のアクティビティがたくさん揃っています。
おすすめはマングローブの林の中をツーリングする「マングローブSUP」や、海の上から沈む夕陽を堪能できる「サンセットSUP」です。SUPがまったくはじめての人でも、スタッフが丁寧に指導してくれるので安心して参加できます。
また、飛行機に搭乗するためダイビングができない最終日には、日本最大のサンゴ礁帯の「八重千瀬(やびじ)」やシュノーケリングツアーがおすすめです。
伊良部島の人気スポット「青の洞窟」や、サンゴのかけらが集まってできた無人島の「バラス島」に上陸できるシュノーケリングツアーなどもあります。
シュノーケリング器材のレンタルもあるので、自分の器材を濡らすことも、再度パッキングする手間も必要ありません。
また、のんびりしたい人は伊良部島や下地島には真っ白できれいなビーチでまったり過ごしたり、TVコマーシャルなどのロケにも使われる伊良部大橋をレンタカーで走ったりしてみるのも良いでしょう。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
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