スケボー(スケートボード)のかんたんなサイズの見分け方
最初に大切なことはスケボーのサイズです。
サイズが合っていないと乗りにくいだけでなく、怪我のリスクも高くなってしまいます。
大人用のスケボーでは、7.5インチ〜8.5インチと幅があり特性の違いでサイズを選びます。しかし、子ども用では身長を目安に以下のように選ぶことをおすすめします。
サイズの見分け方:身長130cmまで
6.5インチから7.0インチくらいが良いとされています。
このぐらいの子どもですと、大変に力が弱いので大きいボードは扱いにくく重たく感じてしまいます。
同じインチでも重いスケボーと軽いスケボーがありますので、子どもに持てる重さかどうかを重視することをおすすめします。
サイズの見分け方:身長125cm~140cm
7.0~7.25インチを目安にしてください。
たった0.25インチの違いならあまり変わらないのでは?と思われた方もいらっしゃるかと思います。
しかし、スケーボーのサイズというのは乗り心地に直結しているものですので必ず体格、乗り方に合っていないといけません。
さらにスケボーのデッキは3ヶ月から6ヶ月で交換しなければならないものですので適宜身長、体格に合ったものを選びましょう。
サイズの見分け方:身長135cm以上
7.25~7.5インチが合っています。
特に150cmを超えてくると大人と同じサイズの7.5インチのスケボーに乗れるようになります。
また、スケボーを練習すればするほど自分には大きめのサイズがいいのか、小さめのサイズが良いのかが理解できてくると思います。
一般的に小さいサイズは取り回しやすくトリックの練習にはもってこいですが、走行時にピーキーになりがちです。
大きいサイズは逆に、安定走行が得意になりますが複雑なトリックは難しくなっていきます。
場所によってスケボーも変わる!?
子どもたちがスケボーで遊ぶ場所は決まっていますか?スケボーは場所によってセッティングやパーツの選び方などが変わります。
公道でのスケボーは道路交通法の第76条「交通のひんぱんな道路において、球戯をし、ローラー・スケートをし、又はこれらに類する行為をすること。」に当てはまるので禁止されています。
ですのでスケボーは専用のパークと呼ばれる施設で遊ぶことになります。
よく整備の行き届いたパークでは、小さめのデッキや小さめのウィールなど、軽量化に割り振ったセッティングが扱いやすいと思います。
一方で、あまり整備の行き届いていない路面状態のよくない場所では大きめのウィール、安定性を重視した長めのデッキが乗りやすいです。
ただしこれはあくまで一般的な話で、体格や乗り方によって変わってきます。
スケボーはデッキやウィール、トラックやベアリングなどの好きなパーツを自分で組み付けていく購入スタイルが主流です。
子どもにおすすめのスケボーブランド
子どもの使うものなら尚更、信頼できるブランドがいいですよね。老舗として信頼があつく、デザインもかっこいいスケボーブランドを紹介します。
サンタクルーズ スケボー スケートボード コンプリート 完成品
サンタクルーズはスケートボードの老舗メーカーです。
1973年からスケボーを作っており、メーカーのサンタクルーズはカリフォルニア州の実際の都市の名前です。Screaming Handと呼ばれる手のひらに口があるデザインがとても有名です。
今はスケボーのみならずアパレルや、マウンテンバイクなどの商品も発売しています。
そんな中から7,25インチモデルをご紹介します。定番のScreaming Handがあしらわれていいます。
ウィールも2種類から選べますのでとても良いコンプリートだと思います。
サンタクルーズ キッズ エクストリームスポーツ スケートボード コンプリートセット
同じサンタクルーズでもかなり小さめのデッキサイズです。このサイズのスケボーはなかなかありませんのでかなりレアなラインナップです。
デザインも迷彩風な刺激の少ないものになっているので小さい子どもでも安心してお使えます
完全組み立て済みなのでわずらわしい組み立ての工程がないのもおすすめポイントです。
ベイカー 7.3インチ スケートボード
ベイカーは2001年からスケボーを作っているメーカーです。デザインもシンプルでおしゃれなものがも多くあります。
絶妙なサイズ感のスケボーもベイカーの特徴で今回ご紹介するものも7.3インチと他ではなかなか見かけないサイズです。
シンプルにスケボーに向き合う少しストイックなスケーター人が好んでいるイメージがあります。
クリーチャー
クリーチャーは1990年代からスケボーを作っている古参メーカーです。90年代後半にブランドが一度消えてしまいましたが2004年に再度復活しました。
ホラー風のデザインが特徴です。キッズサイズの幅広いラインナップで成長に合わせて長く使い続けることができるのは良いポイントだと言えます。
ブランクデッキ
最後に紹介するのは、無地のショップオリジナルのスケボーです。スケボーのデッキは湿気や使用でどんどん劣化していきます。
数ヶ月で交換時期が来てしまうので、デザインにこだわらないキッズスケーターは無地のデッキ(ブランクデッキと呼ばれます)を好んで使う方も多くいます。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。