スケボー(スケートボード)初心者:自分の滑りたいスタイルを把握
スケボーにはさまざまなライディングスタイルがあり、スタイルに合わせたスケボーの種類があります。まずは、自分が滑りたいスタイルを把握し、それに合ったスケボーを選んでみましょう。
ストリート
スケボーと聞いたらストリートボードをイメージする方も多いのではないでしょうか。ストリートは、オリンピック競技に起用されている一番オーソドックスな形のスケートボードです。
ストリートは各メーカーからさまざまなパーツが発売されているので、オリジナルのカスタマイズがしやすい特徴があります。
また、オーリーやキックフリップなどのかっこよくて派手な技を繰り出せる点が魅力的です。
主に街中やスケートパークなどで乗られており、プロスケーターのように派手でインパクトのある技を習得したいと考えている初心者におすすめのモデルです。
ロングスケート
デッキが大きく長いロングスケートは、略してロンスケとも呼ばれ、安定感に優れています。
大きなウィールとしなりのあるデッキが波乗りをしているような感覚でのライディングを可能にし、サーファーのオフトレーニングで使われることも多いです。
足を置くスペースが広く、粗い道路でも難なく滑ることができるので、初心者でも非常に乗りやすいのが特徴です。
ダウンヒルスケーティング(スケボーで坂を下ること)や街中でのゆったりとしたスケーティングを楽しみたい方におすすめのモデルとなっています。
クルーザー
クルーザーはスピードの速さが一番の特徴。ストリートよりも難易度が高いですが、乗りこなせればかっこいい移動手段となります。
プラスチック素材で作られているモデルが多く、軽量で持ち運びに便利です。
コンパクトで可愛らしい見た目が女性や子どもから人気があり、メーカーからもいろいろなデザインの商品が発売されています。
大きめのウィールは舗装されている道路を快適に走るので、近くのコンビニなどへの移動にはもってこいです。
スケボー(スケートボード)初心者:コンプリートデッキがおすすめ
上記で紹介した3種類のスケートボードは、どれも自分好みにカスタマイズすることができます。
ですが、初心者の方がパーツをひとつひとつ選んでボードを組み上げるのは難易度が高いかもしれません。そんな初心者の方におすすめなのがコンプリートデッキです。
コンプリートデッキはすべての部品があらかじめセッティングされ、すでにスケートボードが組み上がっている状態のことをいいます。
購入後すぐに乗ることができ、買ったその日から練習を始めることができるのが嬉しいポイント!
初心者の方はコンプリートデッキで練習を積み、自分のライディングスタイルが固まってきたらカスタマイズに挑戦する、という流れがおすすめです。
ライディングに合わせてパーツを変えていくと、上達も早くなります。
スケボー(スケートボード)初心者:おすすめのコンプリートデッキ
自分のスタイルが把握できたら、スタイルに合わせたスケボーを購入しましょう。
ストリート・ロングスケート・クルーザーの順におすすめのコンプリートデッキを紹介するので、スケボーを購入する時の参考にしてください。
ストリート:SANTA CRUZ スクリーミングハンド
アメリカで生まれたサンタクルーズは、スノボーやサーフィン、スケボー全てを取り扱っていて、スケボーの世界でトップを走ってきた人気のメーカーです。
サンタクルーズならではのスクリーミングハンドデザインが施されており、トラックは「スチール」「ブラック」「ディープレッド」の3色から選択できます。
また、ウィールは52mmと56mmから選択できます。
安定感が出るのは56mmですが、トリック向きなのは52mmです。
デッキサイズは8.0×31.6インチと、初心者から中級者まで扱いやすいサイズとなっています。
ボックスなどを使った練習を始めると、デッキにプリントされたスクリーミングハンドが傷ついていき、世界に一つだけのオリジナルボードになります。
ロングスケート:LZO ロングスケートボード
ポリウレタン樹脂製のウィールで、場所を選ばず快適なライディングを楽しめます。
リーズナブルな値段で初心者でも手が届きやすく、6つのデザインからお気に入りのものを選ぶことができます。
デッキは120cmと長く、スケボーの上で歩いたり踊ったりするステッピングやダンシングのトリックの練習にもおすすめです。
クルーザー:ENKEEO スケートボード
デッキの反り具合や柔軟性、頑丈さがどれも高品質なスケボーです。
ウィールには、ポリウレタン樹脂を使用した「ABEC7ベアリング」が使われており、ワンキックで長く走ることができます。
トラックは小柄で軽く、持ち運びも簡単です。
機能面でもデザイン面でも高い性能を兼ね備えている万能クルーザーになります。
まとめ