スケートボード(スケボー)基礎用語を覚えよう
スケボーをするうえで知っておいた方がよい用語の紹介をしていきます。あまり量は、多くはないですし、簡単なのですぐの覚えられると思います。
スケボー用語①デッキ
スケボー板のことをデッキと呼びます。
前後が非対称になっていて、前後を間違えると乗りにくいので注意が必要です。デッキの後ろをテール、前をノーズと呼び、こちらを進行方向に向けます。
イラストや文字が描いてあればわかりやすいですが、無地の場合はビス〜端までの距離で判断しましょう。ビス〜端までの距離が長い方がノーズになります。
スケボー用語②スタンス
スケボーの板の上に乗った時の姿勢、乗り方のことをさします。
右スタンス・左スタンスがあり、これは右足を前に出すのか、または左足を前に出して乗るのかで異なります。
一般的に左足を前に出して乗る人が多く、これをレギュラースタンスといい、右足を前に出す乗り方をグーフィー(変わり者という意味)スタンスといいます。
プッシュ
スケボーに足を乗せて、反対の足で地面を蹴ることを言います。
基本的にはこれで加速を行っていきます。スケボーをはじめたばかりの初心者の人はまずは、このプッシュを練習することになります。
初めのうちはプッシュをすると身体がぐらついて不安定になることが多いですが、しっかりと軸足に体重を乗せておくことでしだいに安定してきます。
トリック
スケボーの技のことをトリックと呼びます。
上級者なればなるほど、いろいろな種類のトリックをマスターしていますが、初心者のうちは習得しやすいチックタックや、オーリーができるようになると良いでしょう。
こちらで、初心者向けのトリック習得法をご紹介しています。あわせてご覧ください。
sk8
スケートの略です。
おもに海外で使われていたスラングですが、日本でもよく見かけますので覚えておくと良いと思います。
スケートボード(スケボー)の右スタンス・左スタンスはどうやって決める?
まずスケボーの基本であるスタンスを決めましょう。
利き足が右の人はレギュラースタンス、利き足が左の人はグーフィースタンスが一般的です。そういわれても利き足がわからない人も多くいます。
そんなとき、かんたんに利き足を調べる方法があります。
利き足の調べ方
利き足とは、普通に立ち後ろから押されたとき、先に出る足のことです。
または、あぐらをかいたときに、たいてい上になるのが足が利き足になります。
とは、いったもののスケボーはすごく感覚が大切なスポーツです。ですので、実際にボードに乗って違和感がない方を利き足としてください。
また、憧れのスケーターがいればその人の真似をして練習してみるのもモチベーションアップになりますので、そういったスタンスの決め方もあります。
上達していくにつれてスタンスを変える人も多いので、あまりスタンスを気にしすぎずまずはやってみることが大切です!
実際にスケートボード(スケボー)に乗ってみよう
スタンスが決まったら、次実際に乗ってみます。平坦なアスファルトがあり、車があまり来ない場所で最初は練習しましょう。
こちらの動画は詳しく説明されてますので、参考にされると良いと思います。
ボードに立ってみよう
まず、その場でスケボーの真横に立ち両足をデッキの上に乗せてみましょう。
前の足はデッキにあるネジ穴(ビス穴)あたりに、できるだけ横向きになるように足を置きましょう。
後ろ足はテールより手前に置きましょう。危険なので、くれぐれもノーズとテールには足を置かないでください。顔は進行方向を向き、手放しでバランスが取れるようになるまで練習してみましょう。
初心者の人は、この状態を保つだけでも身体がぐらついてバランスをとるのが大変なので、手すりや壁などに掴まりながら乗るようにしてください。
ボードを前へ進めてみよう
いよいよスケボーを前へ進めてみましょう。
これにはプッシュという技術を使い、前足をデッキに乗せたまま地面を蹴ります。このとき、重心は前足に乗せたままにしてください。地面を蹴った足は優しくテール手前に乗せましょう。
練習してみるとわかるのですが、デッキの上ではバランスが大切で少しでも重心が左右に傾いているとスケボー自体が曲がって進んでしまいます。
できるだけ重心は一本の線で中央においてください。重心の位置を意識して進むことが大切です。
ボードを止めてみよう
止まり方は、いたって簡単で、プッシュで使った後ろ足を使いましょう。
重心は前足に置いたまま、ゆっくりと後ろ足を地面にこすりつけるようにして、少しづつ力をいれていけば摩擦力が強くなり止まります。
大切なことは力の加減です。
一気に力をいれてしまうと慣性の法則で、身体だけがその場で止まり、スケボーだけが前に進み続けてしまうのでとても危険です。慣れるまでは、力の加減と重心を意識してブレーキをかけましょう。
スケートボード(スケボー)は転びかたも大切
スケボーにケガはつきものです。
転ぶほど上達するともいわれていますが、できる限りケガとは無縁でいたいものです。では、どうすれば安全性を高められるでしょうか。
まず実際の動きの中では、転びそうになったら意識的に身体を丸めて地面を転がるような受け身を取りましょう。動画にあるような受け身を練習してみると役に立ちますよ。
また、初心者のうちは、プロテクターとヘルメットをつけて練習するのがオススメです。少し恥ずかしいかもしれませんが、大幅にケガを減らすにはこれがとても効果的です。
スケボーの練習時にはジーパンなど厚手の衣服を着用すると良いでしょう。スケーターが良くジーパンを履いているのはこのような理由からです。
間違っても半袖にハーフパンツなどは初心者のうちは避けるようにしてください。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。