登山用水筒(ボトル)を選ぶポイント
筆者が登山用水筒を選ぶ条件は3つあります。
- 軽くて丈夫
- 保温保冷機能が高いこと
- シンプルでスタイリッシュなデザイン
こちらを基準に選ぶことにしました。
ポイント①軽くて丈夫
一般的なステンレス水筒は重そうなイメージがありますが、登山に持っていくものなので1gでも軽いものが求められます。
飲料だけでも重さがあるため、水筒本体の重量は500g以下のものが理想で、落としてしまっても壊れにくく丈夫なこともチェックしたいです。
ポイント②保温保冷機能
飲料を冷たいまま、温かいまま飲めるのは疲れた身体にはありがたい機能です。
保温保冷機能があれば、キンキンに冷えたドリンクは、ほてった身体をすぐに冷やしてくれますし、山頂やテント場で休憩をとる時にはあたたかいコーヒーや紅茶も冷めずに美味しく飲むことができます。
保温効果の高さをいかしてステンレス水筒にお湯を入れて持っていけば、わざわざお湯を沸かさなくても即席麺を作ることも可能です。
ポイント③シンプルでスタイリッシュなデザイン
軽くて高機能なステンレス水筒は登山だけではなく、普段使いもしたいところ。街なかで使うのにも違和感のないシンプルでスタイリッシュなデザインのものを選びたいです。
おすすめ登山用ステンレス水筒(ボトル)
ポイントを満たしているのが、保温保冷効果が高く軽量な水筒の先駆けとしても有名な、サーモスの「山専用ボトル」です。
容量や水筒のカラーも筆者の好みのもので、何より水筒メーカーが作ったという安心感があり、筆者も現在購入を検討しています。他にも注目しているステンレス水筒をご紹介します。
THERMOS(サーモス)/山専用ボトル
水筒といえばサーモス!というくらい有名なメーカーですが、サーモスが登山用に本気で作ったステンレス水筒です。
78℃以上6時間保温、10℃以下6時間保冷という高い保温保冷機能だけではなく、登山という厳しい環境下で求められる多くの条件を想定して作られています。
シリコン製のボディリングはグローブをつけたままでもザックから取り出しやすいように考えられていて、シリコン製の底カバーは落下の際の衝撃をやわらげてくれます。
より軽量化したい方はシリコンリングとカバーを取り外しすることも可能です。最近のモデルではマットブラックやサンドベージュなどのおしゃれなカラーも出ているので、普段使いもしやすくなっています。
montbell(モンベル)/アルパイン サーモボトル
山専用ボトルとよく比較検討されているのがこちらのアルパインサーモボトル。
高品質ながらコストパフォーマンスが高い製品を作ることで有名なモンベルのボトルは、すっきりとしたデザインで内栓がひとつなので洗いやすいところも魅了的です。
こちらのボトルもシリコン製の滑り止めを採用し、内栓は半回転で開閉できるようになっており、登山の厳しい環境下で使用されることを想定して作られています。
kleankanteen(クリーンカンティーン)/インスレート TKPro
環境や人体のことを考え、100%プラスチックフリーで作られた水筒です。保温保冷効果も高く、78℃以上6 時間保温、6℃以下6 時間保冷。
高品質な18-8ステンレスを使用しているので、飲料の味や香りが残りません。クリーンカンティーンのシンプルなロゴがあしらわれているスタイリッシュなデザインなので普段使いでもかっこよく決まります。
お手入れグッズでステンレス水筒(ボトル)をいつも清潔に
登山用のステンレス水筒は保温保冷機能効果を高めるために口径が小さめなので乾きにくく、中身も見えにくいためきちんと洗えたかわかりにくいですよね。
また、パッキンなどの細かいパーツは使用後は取り外し、きちんと手入れをしなければカビが生えてしまうこともあります。
そのため、ステンレス水筒を洗う際には長い柄が付いたスポンジやブラシを使うようにしましょう。あまり固いブラシだとステンレスが傷付いてしまうのでボトル洗い専用のものがおすすめです。
スプレー式の食器用洗剤を併用するとより効果的に洗うことができます。洗ったあとはボトル用の乾燥ホルダーを使用したり、乾燥スティックを入れたりするなど水切りをしっかりとしましょう。
3M スコッチブライト/すごいボトル洗い
山崎実業 /ポリ袋エコホルダー tower
MARNA(マーナ)/エコカラット ボトル乾燥スティック
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。