登山の行動食は、どんなものが最適でなにを持っていったらよいのかなど、悩んでいるという人も多いのでは​?また、カロリー摂取量も気になりますよね。ここでは、行動食に適した食品を選ぶポイントや組み合わせ、タイミングについて説明したいと思います。

登山で行動食を選ぶポイント

登山 行動食

栄養補給できるもの

行動食を選ぶなら

  • すぐにエネルギーになるもの
  • カロリーが高いもの

この2つがポイント。登山は消費カロリーが大きいスポーツで、1時間に300カロリー以上を消費するといわれます。そのため、失った栄養を補給するためになるべく高カロリーのものを選ぶ必要があります。

たとえば、おにぎりなどの炭水化物もエネルギーになりますが、甘い物のほうが、すばやく吸収して短時間でエネルギーになるので、栄養補給するには糖分が多いものがおすすめです。

食べやすさ

登山中は、道が細くて険しいなどの理由で必ずしもきちんと座って食べられることばかりではありません。そのため、片手ですぐ口元に運ぶことができる食べやすいものを選ぶことも大切です。

また、袋が大きいなどかさばるものも、持ち物が多い登山にはあまり適していません。食べ終わったときの始末が簡単で、ゴミがあまりでないということも考慮しましょう。

そして、夏場などは痛む可能性もあり季節によっても選ぶものが違ってくるので注意が必要です。

 

登山での行動食の組み合わせとタイミング

疲れたときに食べたいものというと、甘いもの、しょっぱいもの、すっぱいものがあげられますが、味や触感が違うものを組み合わせるのがおすすめ。

また、食品を持っていくには、ふた付きのプラスチックボトルのナルゲンボトルが便利。水はもちろん、ナッツなどを入れても、簡単に取り出せ、歩きながらでも食べることができます。

そして食べるタイミングも時間を決めて、計画的に摂取するようにしてください。適度にエネルギー補給をせずに登山をすると、ハンガーノックといわれる低血糖状態をおこしてしまうことがあるからです。

30分歩いたら5分、または1時間歩いたら10分というように、小まめに休憩と栄養補給をしましょう。

短い休憩のときは、荷物を下ろして座ってしまうと、登るペースが崩れたり、疲れやすくなるので、立ったまま補給するのがバテないコツです。

ナルゲン 広口 0.5リットル
ナルゲン 広口 0.5リットル

 

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Greenfield編集部

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