沖縄はなぜSUPパラダイスなのか
技術レベルに関係なく感じることができるSUP最大の魅力は、水上ツーリングです。
たとえば下が透き通るような美しいエメラルドグリーン海であったり、沖に出て陸上からは見えない絶景を見たときは、格別の感動を覚えます。
沖縄はそんな美しい海に溢れています。さらに絶景も多いことが人気の秘密です。
豊かな自然が揃っている沖縄はまさにSUPパラダイス、多彩で極上な水上散歩が可能な島なのです。
理由①海の美しさ
世界的にも有名な沖縄は海の美しさは、説明するまでもありませんが、SUPで漕ぎ出せば、出会える海の表情や美しいスポットは格段に増えていきます。
名も無き浜にも訪れることができ、今までとは異なる光の角度で海の色を楽しむこともできます。
ひとたび海の中に目を向ければ、目にも鮮やかな極彩色の魚の姿や美しいサンゴ礁の世界が広がります。
また、美しく穏やかな白砂のビーチが多数あることも大きな魅力です。
エメラルドグリーンに輝く穏やかな浅瀬を晴れた日にクルージングすれば、海底に自分の影が映り、まるで宙に浮いたような錯覚にとらわれます。
理由②数多くの絶景
青の洞窟、万座毛、マングローブ林、海中道路など、沖縄には名所となっている海の風景が多くあります。
それらを観光客とは違うアングルで見ることができるのはSUPならではの特権です。
またサンセットSUPで見る夕景も絶景のひとつと言えるでしょう。
理由③SUPサービス充実
沖縄がSUPパラダイスと言える理由は、場所としての自然の美しさだけではありません。
SUPサービスの充実が素晴らしいことが大きな魅力です。
体験スクール、ツアー、レンタルなど、ホテルのものも含めたSUPサービスが、沖縄本島には北部から南部まで多数あります。
その数はなんと日本随一。そのため、沖縄本島のさまざまなビーチでSUP体験が可能です。
沖縄でのSUPの楽しみ方
沖縄でSUPを楽しむなら、前述した通り、島内全域で充実しているSUPサービスを利用することがおすすめです。
SUPサービスは各種マリンショップをはじめ、サービス専門会社、リゾートホテルなどが行なっており、旅行サイトなどにアクティビティとして数多く掲載されています。
SUPスクール&ツアーの利用
SUP初体験の場合は、まずは体験スクールを利用することがおすすめです。
ぜひ、簡単なツーリングができるレベルまでステップアップして、沖縄本来の美しい海の魅力に触れてみてください。SUP経験者には、ガイド付きのツーリングツアーがおすすめです。
沖縄の海に精通しているガイドなら、その日の天候や海の状況に合わせて秘境へ案内してくれる可能性もあります。
リゾートSUPサービスの利用
沖縄の美しいビーチにはプライベートビーチも多く存在します。そのほとんどはリゾート管理のビーチとなっていて、無断で立ち入ることが禁止されています。
プライベートビーチでSUPを楽しみたい時は、リゾートのスクール&ツアーを利用することがおすすめです。
なお、ほとんどのリゾートビーチは、施設利用料と駐車料金を払えば、ビーチの利用はOKとなります。
沖縄のおすすめSUPスポット
沖縄本島には無数にと言っていいほど、SUPに適した場所があります。
その中から、SUPサービスが受けられる、あるいははじめてでもSUPがしやすいビーチを、北部・中部・南部に分けて紹介します。
SUPスポット:北部
21世紀の森ビーチ
名護市にある21世紀の森公園内にあり、2つに分かれた1km近くにわたる広大な人工市民ビーチ。
21世紀の森公園にはスポーツ施設が集まり、プロ野球の春季キャンプを行う場所としても有名です。
オクマビーチ
JALプライベートリゾートオクマにあるプライベートビーチ。各種マリンアクティビティも充実。
1kmに渡り白砂の美しい天然ビーチが続き、目の前にはやんばるの森が広がります。
海洋博公園エメラルドビーチ
Y字型に海へ突き出すように作られた海洋博公園内にあるビーチ。環境省選定「快水浴場百選」の1つに選ばれています。
鮮烈なコバルトブルーの大海原との対比が印象的。
SUPスポット:中部
ムーンビーチ
環境省が制定した「快水浴場百選」にも選ばれたホテルムーンビーチのプライベートビーチ。ハーフムーンの形をした抜群のロケーションはトロピカルムードに包まれています。
比謝川
比謝川は沖縄本島で最大の流域面積を持つ二級河川。
川幅は広く、流れは非常にゆるやかで、周囲にはマングローブをはじめ多くの亜熱帯植物も見ることができ、SUPツアーも行われています。
北谷サンセットビーチ
各種施設が充実し、若者やファミリーに人気な北谷町にあるビーチ。
その名の通りサンセットが美しく、町中にあっても白い砂浜と最高の夕日のコントラストが楽しめます。近くにアメリカンビレッジもあります。
SUPスポット:南部
瀬長島
瀬長島は那覇空港のそばにある小さな島で、島内には野球場やレストラン、ホテルなどの施設もあります。天然ビーチには、落ち着いてのんびりした雰囲気が漂います。
新原ビーチ
巨大な石灰岩を挟んで百名ビーチと隣接していて、2kmの白い砂浜が続くビーチ。遠浅で波も穏やか、透明度も高く、干潮時には約1㎞先のリーフまで歩くこともできます。
海中道路
海中道路とは勝連半島から平安座島を結ぶうるま市にある約5kmの海上道路です。
この道路は橋ではなく浅瀬を埋め立てて作られていることが特徴です。レストランなどがあるロードパークもあり、道路下のビーチではマリンスポーツが楽しまれています。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
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