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ダイビングを始めたいけど体力的に不安、持病があるので心配という人は少なくありません。ダイビングとカラダに関するよくある質問をQ&A方式でまとめておきました。ダイビングを始めたいけどカラダに不安があるという人は、ぜひ参考にしてください。

 

ダイビングとカラダについて

ダイビングとカラダ編

 

ダイビングを始めるには健康であることが条件になっています。

ですが「体力的に自信がないけど大丈夫?」「持病があるとダイビングはできない?」など、さまざまな疑問があります。

ダイビングとカラダに関するよくある質問をまとめておきましたので、ぜひ参考にしてください。

 

 

体力に自信がないけど大丈夫?

ダイビングは老若男女、誰もが楽しめるレジャースポーツです。

水中では重力を感じることはありませんし、南の島の水温が高く穏やかな海なら体力の消耗も高くありません。

レジャーとして楽しむダイビングでは、大ヒットした映画「海猿」のなかで行われているような激しい訓練も一切ありません。

とはいえ、ダイビングスポットやダイビングスタイルによっては、最低限の体力が必要になる場合もあります。

そんな時は自分のスキルに合ったダイビングスポットで、インストラクターと相談し無理なく楽しめる海やダイビングスタイルを選べば安心です。

 

 

虫歯があると潜れない?

 

虫歯があるとダイビングができないと思っている人がいます。

しかし、歯の表層にある虫歯であればまったく問題ありません。

ただし、歯の内部にある虫歯や治療中で歯に一時的に被せものをしている場合、水圧で空気が収縮し神経を圧迫して痛みを感じることがあります。

しっかり治療していれば痛みを感じることはありません。

治療をしていない虫歯があるときは、ダイビングを始める前に歯医者さんで治療を済ませておくことをおすすめします。

 

 

髪や肌が傷みませんか?

強い日差しを浴びると、日焼けなどで髪や肌にダメージを受けることがあります。

とくに紫外線の強い海では日焼け対策が不可欠です。

日焼け止めはウォータープルーフタイプのものを使い、海から上がるたびに塗り直すようにしましょう。

また、髪や皮膚に海水がついたままだと肌荒れや髪のきしみの原因になります。

海から上がったらすぐに真水か温水で海水を洗い流すようにしましょう。

 

 

持病があるけど大丈夫?

ダイビングとカラダ編

 

日常生活では問題がなくても、水圧などの影響を受ける水中では病気によっては突然症状が出る場合があります。

また、薬のなかにはダイビングに適さない成分を含んでいるものがあるため、薬を常用している人は主治医に相談しておきましょう。

ダイビングによってリスクが高まる病気もあるので十分に注意が必要です。

【持病のある人は医師に相談を】ぜんそくは水中で発作が起きた場合、生命にかかわる危険性があります。ただし、治療の経過によっては可能な場合もあるので必ず医師に相談をしましょう。また、ダイビング中は緊張や低体温などで血圧が上がるリスクがあるので、高血圧の人も注意が必要です。自然気胸や不整脈などがある人は、原則としてダイビングは禁止になっていますので、必ず医師の指示に従ってください。

 

 

生理中でも平気?

生理中であっても頭痛や腹痛など体に不調がなければ潜っても問題ありません。

ただし、不安や憂うつ感などの症状は、水中でのストレスやパニックを誘発することもあるので要注意となります。

また、内装式の生理用品を使えば、不快感が少なくて安心です。

 

妊娠中は悪影響がある?

ダイビングとカラダ編
 
妊娠中にダイビングをすると、胎児減圧症を発症するリスクが高まります。

体に取り込まれた窒素が溶けて、浮上の際の圧力変化によって胎盤や洋水中に気泡ができてしまうことがあるからです。

妊娠がわかったら、ダイビングは一時お休みするようにしましょう。

 

 

水中は寒くない?

女性に多い冷え性の人は、近場の海なら真夏以外は体が濡れないドライスーツの着用がおすすめです。

ドライスーツなら水温に合わせてインナーを重ね着するなどして防寒対策をすれば、水温が下がる真冬でも快適に潜ることが可能です。

 

 

タバコはやめたほうがいい?

ダイビングとカラダ編
タバコに含まれるニコチンは、血圧の上昇や末梢神経の収縮などの悪影響を及ぼします。

減圧症のリスクを高める要因にもなるため、ダイビングを長く楽しむためにも禁煙することをおすすめします。

 

 

飲酒してもいい?

ダイビング前のアルコールの摂取は厳禁です。

飲酒はタバコと同様に減圧症のリスクを高める要因となるため、ダイビング前日に飲み過ぎて二日酔いの場合もダイビングは控えたほうが良いでしょう。

また、ダイビング直後で体内に窒素が残っている場合もアルコール類の飲酒は控えましょう。

ダイビング後の飲酒に関しては明確なガイドラインはありませんが、一定の時間を空けて体内の窒素が抜けてからにしましょう。

 

 

耳抜きはむずかしい?

 
耳抜きが苦手という初心者ダイバーは少なくありません。

ですが、正しい耳抜きのやり方を身につければ、だんだんとコツが掴めて楽に耳抜きができるようになってきます。

耳管が細い人は耳抜きがしづらい傾向がありますが、自分に合った耳抜きのやり法で行うことがポイントです。

日常生活でも耳抜きに支障があるときは、ダイビングを始める前に耳鼻科医に相談することをおすすめします。

 

ダイビングとカラダに関する疑問や不安をご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?ダイビングは他人と競い合うことのないレジャースポーツですので、必要以上の体力は必要ありません。自分で体調をしっかり管理して安全にダイビングを楽しみましょう。ダイビングを始める前の【ダイビングライセンス編】と【ダイビングと水中環境編】を別の記事で紹介していますので、そちらも合わせて参考にしてくださいね。

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。