無印良品が提案する“素材を無駄にしない”おやつシリーズに、新たな仲間が加わります。2025年5月21日より、果汁を絞ったあとの果皮を活用した「ソルティピールチップ」3種が新発売。さらに、人気の「ドライフルーツ」と「フルーツ寒天もち」にも新フレーバーが登場。サステナブルでおいしい、日常に寄り添うおやつをご紹介します。

果実をまるごと楽しむ、新しいおやつの形

私たちの暮らしにそっと寄り添う、無印良品の新しい提案。それは、食材を余すことなく使う「おいしくて環境にやさしい」おやつです。今回新登場したのは、果汁を絞った後の果皮を再活用した「ソルティピールチップ」シリーズと、国産果実の風味を活かした「ドライフルーツ」「フルーツ寒天もち」の新味。

サステナブルな視点とおいしさを両立した無印良品らしいラインナップが揃いました。

注目は「ソルティピールチップ」果皮の魅力を引き出したサクサクチップ

無印良品から「ソルティピールチップ」3種が発売

今回の主役とも言えるのが、「ソルティピールチップ」シリーズ。果汁を絞ったあとの果皮という“これまでなら捨てられていた素材”に新たな命を吹き込んだ、まさにアップサイクルなおやつです。

製法には「バキュームフライ製法」が採用されています。これは、真空状態で低温フライ乾燥させることで、素材本来の色や風味を残しながらサクッとした食感に仕上げる技術です。この製法により、果皮特有の酸味やほろ苦さを生かした絶妙な味わいを実現しています。

ラインナップは以下の3種:

ソルティピールチップ(各12g/税込290円)
  • 瀬戸内レモン:レモン本来の酸味と爽やかな風味が楽しめる、軽やかな仕上がり
  • 愛媛なつみかん:ほろ苦さと少し甘みのある味付けが特長で、クセになる味わい
  • 土佐文旦:規格外の果実も使用。酸味と苦味のバランスが絶妙な、さっぱりとした後味

どれも果皮の個性が際立っており、お茶請けやお酒のおつまみにもぴったりです。

昨年人気のおやつに新フレーバーが仲間入り

無印良品から「ソルティピールチップ」3種が発売

昨年好評だった「ドライフルーツ」と「フルーツ寒天もち」にも、新たな味が登場しました。

「ドライフルーツ」は、果実の風味が飛ばないよう低温でじっくりとシロップを浸み込ませて作られており、果実そのものの味わいが凝縮されています。一方の「フルーツ寒天もち」は、ドライフルーツの製造工程で出た果皮の端材をもち粉と寒天に練り込み、食感ともっちり感を引き立てた工夫が光るお菓子です。

新たに登場したラインナップは以下のとおり:

ドライフルーツ(各35g/税込290円)
  • 瀬戸内レモン:さっぱりとした酸味とほどよい苦味が心地よい
  • 清見オレンジ:やさしい甘さと酸味のバランスが良い
  • はっさく:爽やかな香りと苦味がアクセントに

無印良品から「ソルティピールチップ」3種が発売

フルーツ寒天もち(各45g/税込190円)
  • レモン:さっぱりとした酸味ともっちり食感がマッチ
  • 清見オレンジ:果実感たっぷりで口あたりがやさしい
  • はっさく:ほろ苦さがクセになる大人の味わい

無印良品から「ソルティピールチップ」3種が発売

いずれも素材の端材を無駄なく使ったアップサイクル商品で、無印良品のものづくりの姿勢がよく表れています。

株式会社良品計画のこれまでとこれから

良品計画は、1980年の創業以来「素材の選択」「工程の点検」「包装の簡略化」を基本方針に掲げ、「感じ良い暮らしと社会」の実現に取り組んできました。今回のような素材を余すことなく活用したお菓子シリーズも、その理念の延長線上にあります。

廃棄されがちな農産物を活用し、見た目や規格にとらわれず「食べ物の本質的なおいしさ」に向き合う姿勢は、環境にも生産者にもやさしい取り組みです。今後もこうした商品開発が続くことで、日常にサステナブルな選択肢が自然に溶け込んでいくことでしょう。

無印良品の新作おやつは、素材を無駄にしないやさしい発想から生まれました。環境への配慮とおいしさを両立させた、未来志向のスナックをぜひ味わってみてください。

Greenfieldニュース編集部

ライター

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