SUPができる湖畔のキャンプ場に出かけて、いつもと違うひとときを楽しんでみませんか?実は、筆者は湖畔キャンプでSUPにハマりました。SUPで湖上に浮かぶと、雄大な景色を独り占めしている気分になれます!しかも、湖畔キャンプはSUPをするのになにかと便利。その理由や、SUPを楽しめる筆者イチオシのキャンプ場も紹介しますね。
湖畔キャンプでSUPに夢中に!その理由とは?
筆者は4歳からキャンプをしていますが、SUPを始めたのはここ数年。それまでのキャンプでは、フリスビーで遊んだり、周りを散策したりという楽しみ方しかしていませんでした。
ところが、今ではSUPのために湖畔キャンプ場を探すほど夢中です。なぜなら、湖畔キャンプはSUPに最適だから!その理由を説明しますね。
湖はSUPデビューに適していたから
SUPは水辺であれば、どこでも楽しめるアクティビティです。海や川でのSUPにもそれぞれのよさがありますが、初心者には湖畔SUPがおすすめ。というのも、湖なら波がないため、水面が穏やかでボードが安定するからです。
波や急な流れがあるとボードがぐらついて、立つのにコツが必要です。海では沖に流されてしまうこともあります。パドルを使いこなせるようになってから、海や川でのSUPを楽しむのがよいでしょう。
片付けが楽だから
湖畔キャンプでのSUPなら、片付けがしやすいのもプラスポイントです。キャンプを終えて自宅に帰ったらへとへと。面倒な片づけは、できればしたくないときもありますよね?
海でのSUPのあとは海水がべたつくため、洗い流して乾燥させる作業が必要です。その点、湖ならボードを拭き取るだけで収納できて、片付けに手間がかかりません。
夕方まで思う存分遊べるから
湖のすぐそばに泊まれる湖畔キャンプ場なら、帰りの時間を気にせずに、夕暮れまで思う存分SUPを満喫できますよ。途中、休憩したいときやお腹がすいたときにも、近くにテントがあればくつろげます。
日常を忘れてSUPに没頭できる時間は、筆者のようなSUP好きにはたまりません。
下記の記事では湖でのSUPについて、さらにくわしくお伝えしています。ぜひ参考にしてみてください。
子どもと一緒に楽しめるから
SUPはファミリーキャンプにおすすめのアクティビティです。正しいやり方やコツをつかめば、大人だけでなく子どもも楽しめます。個人差はありますが、10歳くらいになれば、1人でSUPを漕げるようになるでしょう。ある程度の筋力と状況を判断する能力が身につくからです。
SUPはボードが大きく浮力が高いため、上でヨガや釣りを楽しめるほど安定感が高いのがメリット。大人が子どもを見守りながら2人乗りすれば、SUPを漕げない小さな子どもでも一緒に楽しめますよ。
ただし、ボードから水中に落ちる可能性があるため、万が一に備えてライフジャケットは必ず着用するようにしましょう。
インフレータブルボードならかさばらないから
なにかと荷物が多くなるキャンプには、空気を入れて膨らますインフレータブルボードが向いています。折りたたむと大き目のファミリーテントほどのサイズになるからです。
逆に、ハードボードはかさばるのが難点。ラゲッジルームが狭い車では、そもそも車内に入りません。屋根積みのためにルーフキャリアなどを用意すると、余計な出費もかかります。
インフレータブルボードなら、工夫次第でテントやタープなどのキャンプギアと一緒に車に積み込みができるでしょう。自宅では押し入れなどのちょっとしたスペースに収納できるのもメリットです。
もちろん海キャンプや川キャンプでSUPを楽しみたいときも、折りたたみ可能なインフレータブルボードは便利ですよ!
SUPをするならここ!ライターおすすめのキャンプ場
SUPデビューの方だけでなく、上級者でも楽しめるキャンプ場を2つ厳選して紹介しますね。どちらも湖畔の近くにサイトがあるので、SUPを思い切り楽しめます!
田沢湖キャンプ場
日本一深い湖「田沢湖」のほとりにあるキャンプ場です。木々に囲まれた自然豊かなサイトでキャンプを楽しめます。ハンモックの浮遊感とテントの居住性を同時に味わえるツリーテントや、モンゴルの伝統的な移動式住居、“ゲル”に宿泊できるのも魅力。
なんとサイトから道路を挟んで目の前が湖。ウォーターアクティビティにもってこいのロケーションです。SUPだけでなく、カヤックやカヌーなどの体験もできますよ。
コインシャワーが完備されていますが、周辺にいくつか温泉があり、SUPのあとに温泉で温まるのもおすすめです。
住所:〒014-1204 秋田県仙北市田沢湖田沢字春山152
連絡先:0187-43-2990
公式サイト:田沢湖キャンプ場
オートキャンパーズエリアならまた
ダム湖である「ならまた湖」の湖畔にあるキャンプ場です。フリーサイトや芝生サイト、ファミリーサイトなどの区画があるため、人数や好みに合わせて選ぶとよいでしょう。我が家は2ルームテントを使用していますが、芝生サイトなら広々と設営できました。
トイレや炊事場は複数あり、清潔に管理されています。炊事場には給湯器があり、温かいお湯で洗い物をができるのもうれしいポイントです。晴れれば満天の星や、7月頃には蛍がみられ、自然を満喫できます。
湖にはエリアごとに、ファイナルファンタジーやサンシャインヴィレッジなどの名前がついており、冒険気分でSUPを楽しめるのも魅力。カヌーやカヤック、釣り、ラフティングも体験できます。
住所:〒379-1721 群馬県利根郡みなかみ町藤原字洗の沢 6322-2
連絡先:0278-75-2700
公式URL:オートキャンパーズエリアならまた
ゆったり過ごすキャンプもいいけれど、なにかアクティビティを楽しみたい方は、SUPに挑戦してみませんか?SUPは安定感があり、子どもから大人まで楽しめます。まずは流れが穏やかな湖畔キャンプ場にでかけるのがよいでしょう。空気を入れて膨らませるインフレータブルボードなら、荷物の多いキャンプにも ぴったりです。ぜひ家族でいつもとは違ったキャンプを楽しんでくださいね!
ライター
MIYU
1993年生まれ。自然豊かな山形県在住。現役薬剤師&ライターとして活動中。
幼い頃からファミリーキャンプに出かけており、気づけばキャンプ歴は27年に。現在は1児の母として子育てをしながら、アウトドアを楽しんでいる。
キャンプやSUP、登山のあふれる魅力を発信します。