※当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。
キャンプにはいろいろな楽しみ方がありますが、実はお子さんの可能性が広がるという側面もあるのです。いつもとは違う環境で新しいことに挑戦することは、学校や塾では出会えない新しい学びとの接点にもなります。そのポイントをご紹介します!

ファミリーキャンプで学べる「頭の良さ」とは?

ファミリーキャンプ

 

キャンプに行って学べることは、どんなものでしょうか?

「頭がいい」と聞くと、学校のお勉強ができて成績がいい、ということをイメージするかもしれません。

しかしキャンプで身につく「頭のよさ」は、暗記や計算力というものではなく、生活に活かせる思考力や応用力のこと指しています。

 

キャンプを通して学べるものとは

キャンプに行くと、たとえばこんな場面にであいます。

なにもないところにテントを立てて自分たちの空間を作り出したり、材料を手際よく調理してその日のご飯を用意したり。

キャンプで身につく学びとは、答えがない問いを前にして、「どうやったらうまくいくだろう?」と考えて工夫することができる力のことです。

もちろん、すべてが上手くいくとは限りません。

忘れ物をしたり失敗したり、予想外のできごとはなにかと起こります。

でもそんなときこそ、学びのチャンス!

今あるものでなんとか工夫したり、これからでもできるベストな方法はなにか考えたり、お子さんと一緒に頭をつかう絶好の機会です。

 

経験を重ねると、先回りして動けるようになる

キャンプに行くと、周りに対して気を付けなければならないことも増えます。

ぬかるんでいるところは滑りやすい、浮石は不安定なので乗らないほうがいい、など日常とは違う注意点がいろいろあります。

お子さんも、何度かキャンプに行っているうちに、そうしたリスクへの対応が段々上手くなってくるはずです。

先を読む力が身について、事前の準備をしっかりするようになったり、「前回こうだったから今回はこうしよう」と前もって対応することもできるようになります。

こうした力が身につくと、たとえば学校での忘れものも減ってくるのではないでしょうか?

毎日「持ち物の確認したの!?」と聞くのは、親としても気がめいりますよね。

キャンプを通じて、楽しく事前準備の練習ができると、学校生活もスムーズになっていくでしょう。

 

 

ファミリーキャンプを通して、子どもの成長を見守る

ファミリーキャンプ

 

キャンプに行くと、つい大人が全てお膳立てしてしまっていませんか?

キャンプの準備にはちょっと危ないかなと感じることもあります。

例えば火おこし。

親としては子どもが火をつかうのはやはり心配になりますよね。

でもそこはぐっとこらえて、危なくないように見守りながら、子どもに体験させてみましょう。

火は危ないと同時に生活になくてはならない大切なものです。

大人が注意しながら一緒につかうことで、子どもも上手なつかいかたを学んでいくでしょう。

 

遊びは子どもにとって最高の学びにもなる

遊びに関しては、子どもは本当に豊かな力を発揮します。

ときには、磯遊びやハイキングなど危険が伴う遊びをすることもありますが、「少しの失敗はいい経験」と我慢して子どもの遊びを見守るのもいいでしょう。

もちろん、事故や大けがにつながることに関しては注意が必要です。

しかし子どもが自分でやりたいと思い、工夫して取りくみながら感じたことは、深く心にのこるはずです。

机に座っているだけでな勉強できないことが、遊びのなかにはたくさんあります。

子どもに魅力的な人間になってほしいなと思ったら、キャンプを通じての学びを活かしてみてはいかがでしょうか。

 

ファミリーキャンプで子どもとの会話を意識すると、さらに広がる!

ファミリーキャンプ

 

キャンプに行くと、子どもはいつも以上に素晴らしい感性をつかってさまざまな発見をしてきます。

ここでどんな会話に発展させるかが親としての腕の見せ所です!

たとえば「虹が見えたよ!」と子どもが走ってきたら、なんと声をかけましょうか?

「そう、よかったね」だけではもったいないです。

「何色だった?」「虹ってどんなときに出るんだろうね」など、ちょっとした質問を投げかけてみるといいでしょう。

興味を持って返答してきたら大成功!

子どもの「知りたい」を引き出せた証拠です。

このとき、大人も一緒になってあれこれ考えるとさらに楽しい時間になりますよ。

大人は答えを知っているので正しいことを教えたくなりますが、せっかくの機会なので一緒になって考えることを満喫しましょう。

 

毎日の暮らしのなかでも応用してみよう

会話が学びの場であるということは、キャンプに限ってのことではありません。

日常生活の会話でも同じです。

しかし仕事や家事に追われていると、子どもの話を「うんうん」だけで答えてしまうことってあるんですよね。

そんな場面も、キャンプで子どもと学びのある会話の練習をしておけば、日常の会話もより深いものになっていくでしょう。

キャンプでの経験をうまく生活に活かして、ぜひ家族の時間を豊かに彩ってください。

 

 

学校の勉強とは一味ちがう学びが得られるキャンプ。キャンプに行ったら頭のいい子になるというよりは、親子一緒になって頭をつかう機会をもつことができるというイメージです。これからの時代は記憶力や処理能力だけでなく、コミュニケーション力や忍耐力など「生きる力」と呼ばれるものが大切になっていきます。ファミリーキャンプを通してお子さんの「生きる力」を育んでみてはいかがでしょうか。

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。