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キャンプ収納のコツ①:カテゴリー分け
キャンプギアを上手に収納するには、カテゴリー分けをしましょう。これにより、必要なギアをすばやく見つけ出せます。また、収納スペースを効率的に活用したいときにもぴったりの方法です。
キャンプギアは、おもに以下の6つのカテゴリーに分けられます。
- 調理器具(クッカー・バーナー・燃料・バーベキューコンロ)
- 調味料(塩・胡椒・醤油・油)
- 食器(シェラカップ・カトラリー・お皿)
- 焚き火道具(ライター・着火剤・火吹き棒・火バサミ)
- 設営工具(ペグ・ハンマー・ロープ)
- 照明器具(ランタン)
カテゴリー分けを行うときは、いったんすべてのキャンプギアを集め、どのようなギアを所有しているのか把握しましょう。こまごましたギアを中心に整理整頓することで、全体量を把握できます。
このとき、テントやタープなどの大物ギアは除外してかまいません。
キャンプ収納のコツ②:サイズ分け
カテゴリー分けしたものをサイズ別に分けましょう。サイズ別に分けることによって、収納ケースにすっきりと収められます。
調理器具などの小さなギアはまぎれやすいので、収納袋にまとめるのがおすすめです。
キャンプ収納のコツ③:収納ボックスの活用
キャンプの収納には、収納ボックスを活用しましょう。収納ボックスを使えば、こまごましたキャンプ道具がすっきりと収納できます。また、調理器具・食器・焚き火道具と用途別のギアごとにボックスを分ければ、探す手間も省けます。
ランタンなど壊れやすい道具を収納ボックスにしまうことで、移動時の衝撃から保護できるのもメリットです。収納ボックスは自宅から簡単に持ち出せるので、キャンプの準備の負担軽減にもつながります。
テントやタープとあわせた色やデザインの収納ボックスを選ぶと統一感が生まれ、おしゃれなサイトに演出できるでしょう。さまざまな会社からデザイン豊富なものが販売されています。お気に入りのアイテムを見つけてみてください。
収納ボックスを選ぶ際は、容量や耐荷重など機能面のチェックも重要です。フタ付きで積み重ねられるタイプなら、自宅での保管もすっきりし、車への積み込みも楽に行えます。
以下の記事でおすすめの収納ボックス15選を紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
キャンプ収納のコツ④:追加アイテム
キャンプ収納をさらにパワーアップさせるために、3つの追加アイテムを紹介します。デッドスペースを有効活用でき、荷物を効率的に収納できます。
ワイヤーバスケット
収納ボックスにワイヤーバスケットを入れ子のように使うと、デッドスペースを上手に活用できます。調味料や調理器具を入れておけば、そのまま取り出してもおしゃれです。キャンプ場では洗った食器の水切りカゴとしても活躍します。
食器バンド
100均などで販売されている食器バンドがあれば、食器やシェラカップなどをまとめやすくなります。シリコン製で伸び縮みするため、大きめのクッカーやボウルなど、さまざまなアイテムをまとめて収納可能です。
アイデア次第で食器以外のギアもまとめられるので、いくつか持っておくと便利でしょう。
巾着袋
巾着袋にガラス製のランタンなどを入れると、持ち運びの際の衝撃から保護できます。また、シングルバーナーなどの形状が整っていない小物をまとめるのにもおすすめです。
キャンプ収納のコツ⑤:メタルラックの活用
メタルラックを活用することで、空間を有効活用し、効率的に荷物を収納できます。棚の高さを自由に調節でき、どのようなサイズのキャンプ道具にも柔軟に対応できます。棚がもっと必要となれば買い足せるので、収納量を増やすことも可能です。
垂直方向に空間を無駄なく活用でき、限られたスペースを最大限活かせるでしょう。メタルラックの最下段にテントやタープなどの大型で重いギアを、中段や上段にはランタンや調理器具などの小物類を収納することで、出し入れがしやすくなります。
フックを利用して、カバンなど持ち手のある荷物をかければ、さらに収納力をアップできます。
メタルラックを使ったキャンプ道具の収納方法を詳しく知りたい人は、こちらの記事をチェックしてみてください。
キャンプ収納のコツ⑥:デッドスペースの活用
キャンプ道具を車に積むときは、デッドスペースの活用を意識することで、積載量を大幅に増加できます。
車やキャンプ道具の形状は均一ではないため、単純に詰め込むだけではデッドスペースが発生するものです。ギアの形状や材質を考慮しながら、デッドスペースを上手に活用しましょう。
たとえば、シュラフやインフレーターマットなどのやわらかく形を変えられるギアは、デッドスペースを埋めるのに有効です。また、荷物が動いて破損するのを防ぐ効果もあります。
テント用のポールやチェアなどの細長いものは、ちょっとしたすき間に収納するのに適しています。車に積載する際は、座席下のスペースなどに収納するとよいでしょう。
天井収納ネットを活用するのもおすすめです。天井空間を有効活用できる収納ネットは、シュラフやマットなどの軽いものや小物を効率的に収納できます。
以下の記事では、車にキャンプ道具を積み込むテクニックと収納グッズを紹介しています。
キャンプ収納のコツ⑦:ラベル付け
収納ボックスにはカテゴリーごとにラベルを貼りましょう。ラベルを貼ることで、収納場所を明確にでき、どこになにがあるのか一目瞭然でわかります。
このひと手間で荷物の出し入れがスムーズになり、探す時間と手間が省けます。とくに夜間や暗い場所での設営・撤収時には、荷ほどきせずに中身を確認できるため、すぐに必要な物にアクセスできるでしょう。
ラベルにはカテゴリーと主要なアイテムを明記しておくと、よりわかりやすくなります。市販のラベルシールを使えば簡単にラベルの作成が可能です。
おしゃれなラベルシールも数多く販売されているので、自分の好みにあわせて選んでみてください。
キャンプ収納のコツ⑧:写真で記録
きれいに収納が終わったら写真を撮って残しておきましょう。どこになにがあるのか記録することで、次回のキャンプで迷うことなく準備・収納できます。
撤収時に写真を見ながら荷物を積み込むことで、積み忘れや荷崩れを防ぐことも可能です。また、帰宅後の片付けなどもスムーズに終えられるでしょう。
キャンプ収納のコツ⑨:キャンプ道具を減らす
キャンプギアを定期的に見直し、不要なものは手放しましょう。使わないギアは収納スペースを圧迫するだけでなく、準備や後片付けに余計な労力もかかります。
シーズンオフにすべてのキャンプギアを見直し、使用頻度や必要性を判断します。
キャンプスタイルの変化によって、必要な道具は変わっていくものです。使わなくなった調理器具や買い替えたテントは思い切って処分するか、フリマアプリなどで売却するとよいでしょう。
キャンプ収納の便利グッズ20選
ここからは、キャンプ用品を収納するのにおすすめの便利グッズをみていきましょう。
バッグ・袋
まずはじめに、持ち運びの際にあると重宝するバッグタイプの収納グッズを紹介します。
Naturehike(ネイチャーハイク)「大容量ポケットデザイン折り畳み式トートバッグ」
さまざまなポケットを備えた、収納力抜群のバッグです。容量は30Lあり、ランタンや調理器具、食器など、キャンプに必要なあらゆるギアが収納できます。
外側にはカラビナループが付いていて、アイデア次第でさまざまなアイテムを整理整頓できるでしょう。内部の仕切りは取り外し可能で、汚れた際のお手入れが簡単にできます。使用しないときは、コンパクトに折りたたんで収納できるのも魅力です。
カラーバリエーションは、グリーンとベージュの2色。テントサイトをアースカラーでまとめたい人にぴったりの収納バッグです。
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)「大型収納トートバッグL」
キャンプ道具をまとめて収納できる大容量のトートバッグです。テント・タープ・ランタン・テーブルなど、かさばるキャンプギアも余裕で収納できます。
肩や腰への負担を軽減する丈夫な持ち手は、重い荷物でも長距離移動でも負担が少なく持ち運びしやすいでしょう。
汚れや水濡れに強い素材で作られているため非常に頑丈で、アウトドアでの使用にぴったり。キャンプ以外にも、旅行、スポーツ用品の収納など幅広い用途で活躍します。
コスパと耐久性に優れた収納バッグが欲しい人の有力候補となるでしょう。
VASTLAND(ヴァストランド)「キャンプトートバッグ」
約160リットルの大容量で、テントやタープ、寝袋など大型のキャンプ用品をまとめて収納できるアイテムです。静止状態で約100kgの重さに耐えられる強度を誇ります。
アウトドアワゴンにぴったりフィットするサイズ設計なので、積み込みや移動の負担も軽減できるでしょう。強度と防水性に優れた生地を使用し、汚れたキャンプ用品や雨で濡れたテントも収納できます。使わないときは付属の収納袋でコンパクトに収納可能です。
本体にはデイジーチェーンと呼ばれるループが装備されているので、カラビナやランタンなどを吊り下げられるなど、細部までこだわった機能的なアイテムです。大型のキャンプ道具を収納できるバッグを探している人は、ぜひチェックしてみてください。
箱(コンテナ・カーゴ)
収納と持ち運びどちらにも便利なボックスタイプの収納グッズを紹介します。
RISU(リス)「スタッキング トランクカーゴ」
積み重ねて収納できるスタッキングタイプのトランクカーゴです。3種類のサイズ展開で、それぞれぴったりと重ねられるため、限られたスペースを有効活用できるでしょう。
フタの外周部は凸形状になっており、本体としっかりとフィットすることでズレを防ぎます。また、上部がフラットなので、テーブルとしても使用可能です。
ベルトガイドを利用すれば、荷物をしっかりと固定できます。ボックスの素材はプラスチックなため、汚れても簡単に洗えるのがうれしいポイント。
シンプルなデザインは、自宅のインテリアにも馴染むでしょう。キャンプギアの収納はもちろん、防災用品や食品ストックなどの活用にもGOOD。万能な収納ボックスが欲しい人におすすめです。
無印良品「ポリプロピレン頑丈収納ボックス22L 4個セット」
その名の通り、頑丈さが特徴の収納ボックスです。重くかさばるキャンプ道具もしっかり収納でき、フタの耐荷重は約100kgあるので座ってもOK!
重ねてもズレにくく、テーブル使いがしやすい形状なのも魅力です。また、積み重ねがしやすいため、自宅での保管や車の積み込み際にスペースを有効活用できます。
無印らしいシンプルなデザインは、どのようなキャンプスタイルにもあわせやすく、見た目もスッキリとまとまります。とにかく頑丈でたくさん入る収納ボックスを探している人にぴったりのアイテムです。
Snow Peak(スノーピーク)「シェルフコンテナ」
広げて重ねることで、棚にも変身する優れものです。最大積載量約20kgのボックスを、3個まで積み重ねて使用できます。
竹素材のグリップは自然な風合いでつかみやすく、積みおろしの際も負担になりません。キャンプ場で荷物をテントまで運んだあとは、おしゃれな棚として活用できます。
調理道具・食材・飲み物・焚火用の薪や燃料など、キャンプに必要なものをすっきり収められるでしょう。自宅のインテリアとして使える収納ボックスが欲しい人は要チェックです。
キャビネット・ストレージ
テントサイトをすっきりとさせたい人におすすめの収納グッズを紹介します。
DOD(ディーオーディー)「マルチキッチンテーブル」
テーブルと収納棚が一体になった画期的なアイテムです。収納力抜群で、食器や調理器具など数多くのキャンプギアをまとめて収納できます。
高さ調節可能で作業台としても使用でき、キャンプでの料理がはかどるでしょう。折りたたんでコンパクトに収納できるので、持ち運びや保管にも便利です。
通気性のあるメッシュバックのサイドポケットは、小物の収納に便利です。棚は取り外したりでき、ニーズにあわせて自由にカスタマイズしたい人におすすめです。
Alpine DESIGN(アルパインデザイン)「ラックテーブル」
テーブルとしても使用できる収納ラックです。しっかりとした作りで、料理をする際の作業台にも適しています。
メインカラーはブラックで、天板や収納棚の部分は木目調のデザインが施されているのが特徴。使用時のサイズは、約84×50×80と大きめの作りになっており、作業がしやすく収納力も抜群です。
テントサイトをスタイリッシュにまとめたい人にぴったりのアイテムといえるでしょう。
キッチン・テーブル
キッチンやテーブルとして使用するのに便利な収納グッズを紹介します。
VASTLAND(ヴァストランド )「ストレージ付きアウトドアテーブル」
小物が多くなりがちなテーブル周りは、ストレージ付テーブルがおすすめです。コンパクトに折りたたんで収納でき、持ち運びが簡単で場所もとりません。
テーブルトップは重さ約30kgまで耐えられるので、ダッチオーブンなどの重い荷物も気にせず置けます。また、テーブルの下には約10kgまで耐えられる大容量のストレージが完備されており、調理器具や食器など必要なアイテムをすっきり収納できます。
カラーはアウトドアになじむタンとブラックの2色展開です。テーブルトップは耐水性に優れたメラミン化粧板を使用し、汚れや水濡れに強くお手入れも簡単。4段階の高さ調整が可能なため、食事や作業など、さまざまなシーンで活躍するテーブルといえるでしょう。
UPF「3way折り畳み収納ボックス」
テーブル・収納ボックス・アウトドアチェアとして使用できる3wayタイプの収納ボックスです。
何段かに重ねて使用できるため、複数用意するのもよいでしょう。重ねて使う際にも、なかに入っているものを取り出せる設計になっていて非常に便利です。
耐荷重は約50kgとされていて、小柄な人や子どもの踏み台としても使用可能。ちょっとしたピクニックや庭でのバーベキューなど、さっと出して気軽に使用したいときにおすすめのアイテムです。
スパイスボックス
調味料などの収納や持ち運びにぴったりのスパイスボックスをみていきましょう。
tent-Mark(テンマクデザイン)「スパイスボックス」
木製のおしゃれなスパイスボックスです。テンマクデザインとソルムのコラボレーションで生まれたスパイスボックスで、料理に必要なスパイス類を収納して持ち運びできます。
約2.1kgと軽量で運びやすいサイズ感でありながら、お気に入りのスパイスや調味料をたっぷり収納できます。そして、自宅で調味料を収納するのにもおすすめ。そのままキャンプに持ち出せば、調味料を忘れてしまう心配がありません。
木製の落ち着いた見た目は、キャンプサイトをおしゃれに演出します。料理好きキャンパーは、ぜひチェックしてみてください。
Columbia(コロンビア)「フェスティバルウッズスパイスボックス」
小さくても数が多く雑然としがちな調味料類には、コロンビアのスパイスボックスがおすすめです。整理整頓しやすいよう仕切りが2つあり、大小さまざまな調味料を収納できます。
内側には衝撃を吸収するパッドが入っているので、瓶などの割れものを運ぶのにぴったりです。背面にはメッシュポケットが付いていて、ティーバッグや小分けの調味料などを収納できます。
撥水加工が施されているので、汚れや水濡れにも強く、長く愛用できるでしょう。キャンプテーブルやラックに映えるデザインは、調味料収納の悩みを解決する必需品となりそうですね。
コンパクトなスパイスボックスを探している人の有力候補となるでしょう。
THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)「フィルデンススパイスストッカー」
さまざまな高さの調味料類をまとめて収納できるスパイスケースです。内部には調節可能な仕分けがついているため、小物類の大きさにあわせて収納できます。
取り外し可能な小型ケースは、調味料入れとしてそのまま卓上に置いてもよいでしょう。耐水性と耐久性に優れた素材で、アウトドアでの使用にぴったりです。
内側には濡れや汚れに強いTPEラミネート加工を施しているため、汚れたら簡単にお手入れできます。ソロキャンプやデュオキャンプなど、少人数でのキャンプにおすすめのアイテムです。
折りたたみラック
コンパクトに折りたためる収納ラックを紹介します。
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)「CSクラシックス 木製3段MOVEラック 460」
天然木を使用した、温かみのあるデザインの折りたたみラックです。キャンプサイトに自然となじむおしゃれなルックスが特徴です。
高さを2段階で調節でき、収納する道具にあわせてスペースを無駄なく活用できます。使わないときはコンパクトに収納可能で、場所を取らず持ち運びにも便利です。
組み立ては工具不要で簡単にできるのがうれしいポイント。カラーボックス用のインナーボックスが収まるサイズで、自宅での使用にも適しています。
細かい道具を種類ごとに分けて収納すれば、必要なものをすぐに取り出せるでしょう。キャンプサイトをおしゃれに彩りたい人にぴったりの商品です。
YAMAZEN(山善)「木製3段ラック」
天然木の風合いが魅力的なラックです。素材には耐久性に優れたアカシア材を使用しています。
組み立てるのに工具などは不要で、広げて引っかけるだけと、簡単に組み立てられるのも魅力です。コンパクトに折りたためるため、複数あっても邪魔になりません。
キャンプシーンはもちろん、自宅のキッチンや庭でも使用できるラックを探している人に適したアイテムです。
ONOE(尾上製作所)「フォールディングラック」
機能性抜群の鉄製ラックです。折りたたみ式でコンパクトに収納できます。
組み立てる際は、本体を寝かせた状態で左右にスライドして開き、L字部分にセットすれば設営が完了します。鉄製のため熱に強く、調理したてのダッチオーブンやフライパンなどを置いてもOK。
1段あたりの耐荷重が約10kgと、ウォータージャグなどの重い荷物もしっかり支えられます。ブラックのデザインがクールな印象で、無骨なキャンプスタイルにぴったりのアイテムです。
BUNDOK(バンドック)「フォールディング ラック」
コットン素材の棚板と、丈夫なスチール製のデザインが魅力的なシンプルなラックです。収納サイズの厚さは、わずか4cmほどまで薄くなり、ちょっとした隙間にも収納できます。
1段あたり約8kgの耐荷重があり、重いギアを置いても安定感抜群です。収納ケースが付属しているので、すっきりとまとめて持ち運びがしやすいのもうれしいポイント。
メインのラックとしてはもちろん、2つめのラックとしても重宝するアイテムです。
以下の記事では、棚を活用した自宅での収納方法を紹介しています。
ハンギングラック
最後に、キャンプ用品を吊るして使用するタイプの収納グッズを紹介します。
RIOSOL(リオソル)「インディアンハンガー」
調理器具や焚き火ギアを吊るして収納できるハンギングラックです。7つのフックがついているので、さまざまなギアに活用できるでしょう。
ポールはゴムひものショックコードでつながっていて、簡単に組み立てられる仕組みです。軽量のアルミ製で持ち運びやすく、専用の収納袋が付属しているのでコンパクトに収納できます。
散らかりやすい小物をすっきりと収納したいときにおすすめの商品です。
ONOE(尾上製作所)「マルチハンガー」
さまざまな用途に応じて、使用方法を変えたい人におすすめのマルチハンガーです。
4本のアングルパイルを使用すれば、小物や調理器具を整理するハンガーラックとして使用できます。また、2本だけを地面に打ち込んで薪置きとしての使用も可能です。
さらに、ダッチオーブンを吊るしたり、ランタンポールの代わりにしたりと、アイデア次第でさまざまな用途に活用できます。
鉄製のアングルパイルは、地面に打ち込むことにより安定し、重い荷重にも耐えられるのが特徴です。別売りの関連アイテムを組みあわせることによって、調理台や五徳としても使用できます。
ロケーションや装備にあわせてアレンジできるハンギングラックを探している人は、ぜひチェックしてみてください。
S’more(スモア)「ウッディハンギングラック」
テーブルとハンギングラックをかねた2Wayタイプです。テーブルカウンターは、調味料や小物などを置くのにぴったりのサイズ。吊り下げ棒にはレザーフックが5個付属していて、収納力に優れています。
松の木を使用したナチュラルデザインは、あらゆるテイストにマッチし、サイトをおしゃれに演出するでしょう。小物類でごちゃごちゃしがちなテントサイトをすっきりさせたい人におすすめの商品です。
シチュエーション別キャンプ収納活用法
ここからは、シチュエーションごとの収納方法のポイントを見ていきましょう。
ファミリーの場合
人数の多いファミリーキャンプでは、ソフトタイプのコンテナを使用するとよいでしょう。家族みんなで行うキャンプは、どうしても荷物が増えてしまいます。とくに、小さな子どもがいると着替えやおもちゃなどこまごましたものが多く、整理整頓が大変です。
ソフトタイプのコンテナは、キャンプギア用としてだけでなく、衣類用としても使用できます。コンテナの間仕切りを使って家族それぞれの衣類を分ければ、荷造りもスムーズになるでしょう。
また、ソフトタイプはカラーバリエーションが豊富な商品が多く、キャンプサイトの雰囲気にあわせて選ぶのもおすすめです。サイトのどこに置いてもすっきりとした印象になります。
ファスナーを開けるとフルオープンになり、中身が一目で確認できるのもポイントです。必要なものを探す手間が省け、ストレスなくキャンプを楽しめるでしょう。
- 道具をカテゴリーごとに分けて置く場所を決めておけば、家族で共有する際にも便利。
- キッチンエリアには調理器具用のコンテナ、リビングエリアには衣類用のコンテナなど、用途にあわせて置き場所を決めるとスムーズに荷物を出し入れできる。
ソロの場合
ソロキャンプは、軽量でコンパクトに収納できるアイテムを活用しましょう。
ソロキャンプを楽しむには、身軽に移動できる装備にすることが重要です。 荷物が多すぎると移動がおっくうになり、せっかくのキャンプを思う存分満喫できません。
コンパクトに収納できるアイテムを揃える際は、組み立て式と伸縮式のギアを中心に選ぶとよいでしょう。
- 組み立て式:チェアや焚き火台は、小さくまとまる組み立て式を選ぶ。バックパックに収まるサイズだと、身軽に移動できて便利。
- 伸縮式:長尺になりやすい火ばさみや火吹き棒は、伸縮式を選ぶとGOOD。手のひらサイズに収まるものを選べば持ち運びしやすいだけでなく、テントサイトをすっきりとまとめらる。
また、収納性だけでなく運びやすさも重要です。持ち手がしっかりついているものを選ぶと、一度に数多くの荷物を運べ、設営や撤収時間の短縮にもつながるでしょう。
カップルの場合
おしゃれなキャンプをしたいカップルには、見せる収納と隠す収納を使い分けるのがおすすめです。キャンプのテーマにあわせて収納を統一することで、ロマンティックな空間を自然と演出できます。
- 見せる収納:ナチュラルな雰囲気なら木製のボックスやカゴ、モダンな雰囲気ならブラック系のラックなどを活用。おしゃれなランタンや調理器具は、棚にレイアウトすると見映えする。
- 隠す収納:生活感のある食器洗剤や虫除けスプレーなどは、コンテナに収納。それだけで、おしゃれなキャンプにぐっと近づく。
キャンプの準備や片づけは、慣れないと大変なものです。一緒に収納やレイアウトを考えたりすると、自然とコミュニケーションが生まれ絆を深められるでしょう。
車中泊の場合
狭い車内でも快適に過ごせるよう、収納スペースを広げるアイテムを使用しましょう。
車中泊は、手軽にアウトドアを楽しめる魅力的な方法です。車内空間は限られているので、有効活用しなければ快適な睡眠は得られません。
ネット式収納や突っ張り棒式ハンキングバーを使えば、天井のデッドスペースを有効活用できます。ちょっとした小物を収納したいときは、手すりに取り付けられるフックを使用するのもおすすめです。
- DIYで有孔ボードを取付ければ、さまざまなアイテムを壁掛け収納できる。
- 空間を広げたいときは、車と連結できるカーサイドタープを使用すると、より快適に過ごせる。
季節に応じたキャンプ収納活用法
キャンプは季節によって必要な荷物が変わるため、収納のポイントも異なります。ここでは、春夏秋冬それぞれで必要な荷物や収納方法のポイントを見ていきましょう。
春
春のキャンプでは、天候や気温の変化に対応できる収納を選ぶのがポイントです。春は雨や雪が降ったり、気温が上がり始めたりと天候の変化が激しい季節です。突然の雨が降ってもあわてずにすむよう、防水性の高い収納ケースを選ぶとよいでしょう。
春キャンプでは、朝晩冷え込みます。コンパクトになる組み立て式の焚き火台があれば、荷物を圧迫することなく気温にあわせて使用できます。
また、気温が上がると虫が出てくることもあるでしょう。車やバッグのポケットなど、ちょっとした隙間に入る虫除けスプレーを持参することをおすすめします。
夏
日差しが強く気温が高くなる夏は、涼しく快適に過ごせるような工夫が必要です。手持ちで使用する扇風機は、日中の暑さをしのぐのに役立ちます。夜も気温が高く寝苦しいことがあるので、コンパクトに持ち運べるアイスリングを用意するのもよいでしょう。
夏は暑さでなにかとおっくうになりがちです。キャンプ料理は火を使わないもので済ませられれば、バーベキューコンロやガスバーナーなどを準備する必要がありません。
自宅で下ごしらえしておけば、あとは和えるだけで簡単に調理できる、カルパッチョや冷しゃぶうどんなどがぴったりです。また、子どもにも大人にも人気な冷凍枝豆もよいですね。
秋
秋のキャンプでは、重ね着できる防寒着を持っていきましょう。
紅葉がきれいになる秋は、朝晩の寒暖差が大きくなり、冷え込むのでフリースなどの防寒対策が必要です。衣類は圧縮袋を活用すると、省スペースで収納できます。
また、春と同様に朝晩冷え込むので、コンパクトになる組み立て式の焚き火台を持参すると暖をとれます。
冬
冬キャンプでは、厚手のダウンジャケットや冬用の寝袋、ストーブなど寒さ対策として多くの荷物を持っていく必要があります。
できるだけ持参する荷物を減らしたいなら、レンタルアイテムが充実しているキャンプ場を利用するのもよいでしょう。寝袋やテーブルなどの基本アイテムはもちろん、ストーブなどの暖房器具をレンタル可能な施設もあります。
キャンプ場に直接届けてもらえるレンタルサービスも存在します。とくに荷物が多くなりがちな冬キャンプでは、このようなサービスを活用しながら、快適なキャンプを楽しみましょう。
プロの収納活用方法はこんな感じ
キャンプにハマると、気づけばキャンプギアで自宅の押入れが圧迫されがちに。ベテランキャンパーはキャンプを何度も経験することで、自分なりの収納術を身につけています。ここでは、プロが実践しているキャンプ収納術を紹介します。
見せる収納
DIYで壁面に棚を設置して、お気に入りのキャンプギアをショップ風にディスプレイしましょう。まるで秘密基地のようなワクワク感と、おしゃれな空間を演出できます。
また、有孔ボードを活用すれば、シェラカップやスキレットなどを壁に飾れます。ギアを眺めているだけで、次のキャンプへの楽しみが広がるでしょう。
以下の記事では、自宅でキャンプ用品の収納をおしゃれに見せる、キャンプギア収納術をご紹介しています。
隠す収納
インテリアに馴染まない手袋やロープなどの細々したものは、収納ボックスに入れて隠しましょう。また、収納ボックスのカラーをそろえると統一感が出て、見た目がすっきりとします。
寝袋やインフレーターマットは、押入れなどに収納棚を設置することで、出し入れしやすく使い勝手のよい収納が可能です。
車収納
キャンプの機会が増える夏のハイシーズンは、車収納がおすすめです。準備や片づけの手間が大幅に減るため、よりキャンプを楽しむ時間を増やせます。
車に常備しておけば、急にキャンプへ行くことになった場合も、すぐに準備できます。また、非常時には災害用の避難グッズとしても役立つでしょう。
ただし、夏場の車内は高温になるため、ガス缶などの危険物は必ず自宅で保管してください。
キャンプ道具リスト
キャンプ道具リストを作成しましょう。必要な道具をすべて書き出すことで、全体を把握できます。
とくに細かい道具や消耗品はリストに書き出すのがおすすめです。準備中に必要な荷物の確認がしやすく、スムーズに準備できるでしょう。
また、キャンプギアが増えてくると、重複して買ってしまうこともあります。リストを作成することで、すでにもっている道具をすぐに確認でき、余計な買い物を減らせる点もメリットです。
収納サービスを活用してみよう!
物置がないマンションや、自宅の収納スペースが狭い場合は保管方法に悩むものです。また、湿気によるカビや虫害による穴あきなど、ギアの保管状態が心配になることもありますよね。
ここでは、キャンプ道具の収納にぴったりのトランクルームや宅配収納などを紹介します。収納や保管場所に困っている人は、ぜひ参考にしてください。
屋外型トランクルーム
キャンプ道具の収納には、月額の使用料が安い屋外型のトランクルームがおすすめです。近くに車が停められるので、荷物の積み下ろしがスムーズに行えます。
屋外型は空調設備が整っていないため、管理が大切です。カビやサビの原因となるギアの汚れはよく落とし、きれいにしてから保管しましょう。
収納のコツとして、ラックや使わなくなったカラーボックスなどを使用すると収納力があがります。
屋内型トランクルーム
管理が心配な人は、空調設備が整っている屋内型のトランクルームを検討しましょう。
キャンプギアのほか、自宅の荷物も保管できます。駐車場まで距離があることも多いため、荷台を活用すると荷物の移動がスムーズに行えるでしょう。
宅配収納
自宅にいながらキャンプギアを収納管理したい人は、宅配収納がぴったりでしょう。
宅配収納とは、専用もしくは自前で用意したボックスに、預けたいキャンプ用品をつめて送るだけで手軽に収納を依頼できるサービスです。
ギアを保管するための倉庫は、温度と湿度管理されているのでアウトドア用品の劣化を防げます。また、アプリで荷物の確認や取り出しが行えるサービスもあるので、ギアの収納や管理がより簡単になるでしょう。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。