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焚き火キャンドルの選び方
焚き火や暖炉でくつろいでいるような心地よさとリアルな音と炎を感じられるキャンドルです。焚き火キャンドルの種類や特徴を知り、自宅やアウトドアなどのシチュエーションにあった商品を選びましょう。
焚き火キャンドルの種類と特徴
キャンドルの芯が木からできているため、火を灯すとパチパチと音が出るのが特徴です。
炎の揺れや音には「1 /f(エフぶんのいち)ゆらぎ」と呼ばれる不規則なリズムがあります。このリズムが人体のリズムと共鳴することで人は焚き火に癒しを感じるのです。
その癒しをキャンドルに閉じ込めたのが焚き火キャンドルです。種類は主に以下の3つです。
①伝統的な蜜蝋キャンドル
②香りあるアロマキャンドル
③火を使用しないLEDキャンドル
それぞれの特徴を紹介します。
①伝統的な蜜蝋キャンドル
ミツバチの巣から採れるロウを原料にしているキャンドルです。ビーズワックスとも呼ばれています。キャンドル以外にも化粧品・床のワックス・革製品のメンテナンスなどに使用されています。
100%天然の蜜蝋は保湿性が高く、火を灯すことで保湿成分がミストのように広がります。乾燥から肌を守る効果が期待できるので女性にはうれしいポイントです。さらに蜜蠟の甘い香りで心が落ち着くでしょう。
また空気中の花粉やホコリなどを包み込んで空気をきれいにします。ゆっくりと燃焼するためススが出ないのもGOODです。
蜜蠟は黄色と白の2種類に大別されます。黄色いものは精製されておらず、ビタミンやミネラルなどの保湿成分が豊富です。
白いものは不純物を取り除いて精製されています。天然にこだわりたい人は黄色い蜜蠟を購入しましょう。
②香り付きアロマキャンドル
アロマオイルやエッセンシャルオイルなどがロウのなかに入っており、さまざまな香りを楽しめるキャンドルです。
たとえば眠れないときはラベンダー・レモンバーム・サンダルウッド、疲労を回復したいときはペパーミントやユーカリなどの香りがおすすめです。
また香りは嗅覚を通じて脳へ直接働きかけるため、リラックスさせるだけでなく、やる気が出たり集中力が増したりもします。その日の気分やシチュエーションで選ぶとよいでしょう。
天然素材から作られている蜜蠟・ソイワックス・石油由来のパラフィンなど素材はさまざまです。香り・素材・デザインなどの選択肢の幅が広いので、女性だけでなく男性でも選びやすいでしょう。
③火を使用しないLEDキャンドル
本物そっくりなLEDを火の代わりに使っています。焚き火のような音は出ませんが、ススや火事の心配をしなくてもよいうえ、どこでも気軽に使えるため人気があります。
調光できたり防水性があったりといった機能性に優れているものが多いため幅広いシーンで愛用できるでしょう。
電源の種類は、電池式・充電式・ソーラー式があります。電池式は安価で購入できるものが多く、コードをつなげなくてよいのがメリットです。単3電池を使用するものならば、キャンドルの光とそれほど変わらない光量を確保できます。
充電式には、電池を変える手間がなく長時間使用できるといった便利さがあります。電池式よりもやや高価ですが、長い目でみればコストを抑えられるでしょう。
太陽光で充電できるソーラー式は電池が不要なので非常に経済的です。日常やアウトドアで使用するだけでなく災害の備えにもなりますよ。
ただし天候の影響を受けやすいので、キャンプで使用するときは天気予報をチェックしましょう。
④ススが出にくいソイキャンドル
ソイキャンドルは、大豆から作られる植物性油(ソイワックス)を原料としたキャンドルです。100%ピュアなソイワックスは、燃えることで空気中の不純物を減らし空気を浄化するとされています。
パラフィンワックス製のキャンドルに比べてススや煙が出にくく、消した際の人工的な臭いもありません。
石油系のパラフィンワックスに比べて有害物質を含まないためアレルギーの心配が少なく、子供やペットにも優しいキャンドルです。さらに万が一ワックスがこぼれても水溶性のため簡単に洗い落とせます。
自宅とキャンプ用のキャンドル選びの違い
自宅用の焚き火キャンドルを選ぶ際は、自分好みの香りやデザインを重視してください。インテリアにあわせたデザインでコーディネートしたり、部屋ごとに香りを変えたりといったアレンジを楽しめるでしょう。
またキャンドルを置くランタンやキャンドルホルダーを活用することで、安全性が高くて美しい照明効果がえられます。
虫対策をする機会が多いキャンプでは、虫除け効果のあるキャンドルが重宝されます。
さらに風の影響を受けにくくて防水性のあるものがよいでしょう。軽量でコンパクトなものなら荷物の隙間に入れられるので楽に持ち運べますよ。
また灯りが必要なアウトドアでは、長時間燃焼する商品を選ぶのが大切です。使用するシーンや用途にあうキャンドルを使うことで、より快適で楽しいひと時をみんなと過ごせるでしょう。
[自宅編]おすすめの焚き火キャンドル
自宅用の焚き火キャンドルはどのようなものがよいのでしょうか?キャンドルの活用術や特徴を紹介します。
室内使用に適したキャンドルの特徴
リラックスできるアロマキャンドル・火を使わないLEDキャンドル・燃焼時間が短いティーライトキャンドルなどは室内で使いやすいといえます。
香りは、女性らしさを高めるフローラル系・リフレッシュできるハーブ系・明るく前向きになれる柑橘系・気持ちを落ち着かせるウッディ系などをチョイスしましょう。
インテリアを重視しておしゃれなキャンドルホルダーやプレートに飾るのもよいでしょう。安定感があって倒れにくいホルダーを選んでください。
使用する際は火の管理に十分に注意しましょう。LEDキャンドルなら火の心配がないので室内でも気楽に使えます。
キャンドルで物足りない人は、下記の記事で紹介しているフャイヤーポットもおすすめです。
自宅でのリラクゼーションに適したキャンドル術
疲れた日はアロマキャンドルをルームフレグランスの代わりにし、リラックススペースで癒されましょう。ラベンダーやマジョラムなどのハーブ系の香りはリラックスしやすいのでおすすめです。
少し大きめのボウルや深めのトレイに水を張ってキャンドルを浮かせるのもよいでしょう。花や葉も一緒に浮かべれば、香りとともに光の反射や揺れを楽しめますよ。
部屋の照明を抑えてキャンドルを間接照明として使用すれば部屋の雰囲気がグッと和らぎます。炎の光と影がまるで影絵のような世界観を演出するでしょう。瞑想(めいそう)するときのサポートグッズとしてもおすすめです。
バスタイムをキャンドルの灯りだけにしたり、ティーライトキャンドルをお風呂に浮かべたりして非日常を感じてみてはいかかでしょうか?
[キャンプ編]おすすめの焚き火キャンドル
自宅とはまた違ったキャンプでの活用方法を紹介します。
アウトドアでの使用に適したキャンドルの特徴
ガスやガソリンを燃料とするランタンほどの明るさや機能性はありませんが、キャンドル特有のやさしい光はアウトドアにもぴったりです。
自宅とは違って外では風の影響を受けるため、耐風性のあるキャンドルホルダーやランタンが必要です。風でキャンドルが転倒しても周囲に危険を及ぼさないような設計かを確認しましょう。
使用するランタンやホルダーは、地面やテーブルに置いて使う「置き型タイプ」や、ポールやランタンスタンドなどに吊るす「吊り下げ型タイプ」、どちらの使い方もできる「兼用型タイプ」があります。用途によって使い分けるとよいでしょう。
小さな容器におさまるほどコンパクトで軽量なものや折りたためるタイプであれば持ち運びやすさと収納のしやすさに優れています。
キャンドルランタンを下記の記事でも紹介しているので参考にしてみてください。
キャンプでのムードづくりに適したキャンドル術
やさしく灯す焚き火キャンドルは、幻想的でロマンティックなキャンプの夜を演出します。
テーブルや地面に置くだけでやわらかな光に包み込まれるでしょう。食事中は、香りがないタイプのキャンドルを飾ることで食卓が華やいでよりアットホームな雰囲気になります。
食後や就寝前はアロマでリラックスしましょう。レモンのようなシトロネラの香りなら虫を寄せ付けずに快適な夜を過ごせますよ。
またそれぞれのキャンプコーデにあわせてキャンドルをデコレーションすると自分らしいキャンプサイトを生み出せます。
カラーやデザインが異なる複数のキャンドルを組み合わせれば、個性的で楽しい彩り豊かな雰囲気を演出できるでしょう。
デコレーションとして使えるフレーム付きのキャンドルもあるのでぜひチェックしてみましょう。下記の記事で紹介している焚き火台などを一緒に使うと面白さが一層増しますよ。
焚き火キャンドルのおすすめブランド3選
- WoodWick
- La Jolie Muse
- YANKEE CANDLE
WoodWick
WoodWickは、アメリカのヴァージニアギフトブランズ社が展開する焚き火キャンドルブランドです。フランス・イギリス・イタリア・韓国・オーストラリアなど世界中で販売されています。
その最大の魅力は、火を灯すと暖炉のように「パチパチ」と心地よい音を奏でる点にあります。
人気のシリーズは「トリロジー」シリーズです。3層のカラーグラデーションが美しいキャンドルで、層ごとに異なるプレミアムフレグランスが配合されています。
また「ジャーキャンドル」シリーズは燃焼時間が40時間と長いのが特徴です。自然木でできた芯を使用しており、これが燃えることでたき火や暖炉のような音を実現しています。
La Jolie Muse
LA JOLIE MUSEは、高品質なキャンドルを中心に、収納用品・寝具・グリーン用品などさまざまなホームデコのアイテムを販売するカリフォルニア発のブランドです。
LA JOLIE MUSEの商品ラインナップは、全体的に女性らしいデザインが特徴です。
フェミニンなものやスタイリッシュなものなど幅広く揃っています。そのためどのようなインテリアにもあわせやすく、個人の好みに応じて選びやすい点が魅力です。
YANKEE CANDLE
YANKEE CANDLEのキャンドルは、一般的なアロマキャンドルの3倍の香料を使用しています。
その強い香りはYANKEE CANDLEの特徴の一つです。火を灯さなくても蓋を開けるだけで香りが広がるためルームフレグランスとして高く評価されています。
日本では、2006年からカメヤマが独占販売を手掛けており、日本国内でもその魅力が広がっています。
おすすめの焚き火キャンドル13選
室内でも野外でも楽しめる焚き火キャンドルを5つ紹介します。自分用だけでなく大切な人へのギフトにもぴったりなのでぜひ参考にしてみてください。
①WoodWick/ジャーキャンドル ラベンダースパ
ウッドウィックというブランドの名前の由来になっている、木の芯を使用したアメリカ生まれのアロマキャンドルです。
ラベンダーとユーカリエッセンスが配合されたラベンダースパの香りで上質なリラックスタイムを味わえるでしょう。
また蓋を開けるだけでもルームフレグランスとして楽しめます。自宅用や贈り物にもイチオシです。
②WoodWick/ハースウィック シーサイドミモザ
ソイワックスが配合されたオリジナルワックスと横に長い木の芯が特徴的です。エッセンシャルオイルを贅沢に加えているのが大きな魅力です。またシトラスとシャンパングレープの爽やかな香りを楽しめます。
木製の芯からはパチパチと心地よい音が聞こえ、暖炉の炎を眺めるように癒やされるでしょう。家族団らんの時間を自宅やキャンプでゆったりと過ごしたい人にぴったりです。
③WoodWick/プチキャンドル
メタルキャンドルホルダー付きの、ウッドウィックのなかでも小さなサイズの焚き火キャンドルです。
ホルダーを使用することでパチパチと音が反響して焚き火らしさが増します。スタイリッシュな柄から放たれる光と影の美しい模様が幻想的です。
プチキャンドルなので持ち運びやすいのがGOODですね。いろいろなホルダーに入れやすいためアウトドアでも活用できます。
またラベンダースパの香りは眠気を誘うため、入浴中や寝る前に火を灯すとぐっすり寝られるでしょう。さまざまなシチュエーションで活用したい人は購入を検討してみてください。
④WoodWick/コースタルサンセット
WoodWick(ウッドウィック)の「コースタルサンセット」は、海辺の夕焼けをイメージした香りのキャンドルです。
ココナッツとシトラスの爽やかなブレンドに、ベリーやフローラルノートが加えられています。
トップノートにはシアーココナッツ・アップル・シトラス・レモン・マンダリン、ミドルノートにはシュガードベリーズ・ジャスミン・ローズ・リリー・ヘリオトロープ・バニラオーキッドが含まれています。
⑤WoodWick/ハースウィック イブニングバンファイア
WoodWick(ウッドウィック)の「イブニングバンファイア」は、親しい友人たちと焚き火を囲んで過ごした夜を思い出させる、あたたかく魅力的な森の香りのキャンドルです。
トップノートにはバニラ・トンカビーン・タバコが含まれ、ミドルノートにはフロリエンタル・ジャスミン・ローズ・ウッド・アンバー・スウィートが続きます。
ベースノートにはウッド・バニラ・サンダルウッド・アンバー・スウィートが使用されており、全体的にあたたかみのある深い香りを楽しめます。
⑥WoodWick/ソイキャンドル レモンマートル&パイン(オーストラリア)
ソイワックスを使用しているため融点が低く全体が溶けやすく、香りが広がりやすいのが特徴です。
松の木とユーカリをブレンドしており、オーストラリアの大自然を感じさせるナチュラルな香りが楽しめます。
⑦La Jolie Muse/Maelyn – Sandalwood & Patchouli 19.4oz Candle
天然のソイワックスとサンダルウッドオイルから作られた、パラベン&クルエルティフリーのキャンドルです。
香りを嗅げば心が落ち着き、癒されながら眠れるでしょう。さらに揺れる炎がノスタルジックな雰囲気を演出します。
蓋付きなのでキャンドルの香りが長持ちします。また使いたいときはいつでもフレッシュな香りを堪能できるでしょう。
おしゃれなガラス瓶は部屋にマッチしやすいため、インテリアの一部として置きたい人におすすめです。
⑧CITTA/アロマキャンドル
香りだけでなく高級感のあるデザインにもこだわった海外発祥のブランドです。ラベンダー・ローズマリーレモン・オレンジセラミックといった個性豊かな香りのなかから好みの香料を選べます。
また炎だけではなく、揮発するスピードの違いによる香りの変化も楽しめるのが魅力です。
炎の揺らめきと香りで疲れた心を落ち着かせられますよ。インテリアに映えるモダンなスタイルが好みの人はぜひチェックしてみてください。
⑨YANKEE CANDLE バルサム&シダー
YANKEE CANDLEの「バルサム&シダー」は、バルサム・アロマティックなシダーウッド・ジュニパー/ベリーの香りを組み合わせた森林のような魅力的な香りを演出します。
トップノートにはさわやかなシトラス・ハーブ・レッドベリーがあり、ミドルノートにはパインバルサム・シダー・サンダルウッドが香り、バニラ・ウォームアンバー・ムスクのベースノートで締めくくられます。
あたたかみのある森林の香りのため、家庭内でも自然を感じたい時やホリデーシーズンの飾りつけにベストです。
⑩YANKEE CANDLE /レモンラベンダー
YANKEE CANDLEの「レモンラベンダー」は、清潔感あふれる居心地の良い雰囲気を演出するキャンドルです。
ピリッとしたタンジーなレモンのシトラスと甘いラベンダーの花の粉末が新鮮にブレンドされたクリーンな香りを味わえます。どの空間も明るく、心が落ち着く場所にできるところが大きな魅力です。
⑪La jolie Muse/サンダルウッド&パチュリーの香り
La Jolie Museの「サンダルウッド&パチュリー」キャンドルは、上質なサンダルウッドオイルを主成分としており、健康を促進する目的で作られています。
このキャンドルのウッディな香りは、不安を軽減して安らかな睡眠を促す効果があるとされています。そして長時間にわたり、家全体を穏やかで心地よい香りで満たします。
リビングルーム・ベッドルーム・バスタイム・瞑想時などどのような場所でも、その香りと炎の動きで心安らぐ時間を過ごせるでしょう。
⑫La jolie Muse/イランイランの香り
La Jolie Museの「イランイランの香り」キャンドルは、クチナシを中心に、チューベローズ・ジャスミン・ラベンダー・レッドベリー・バイオレットリーフを調合した芳醇でフローラルな香りが特徴です。
天然素材から作られた無害なキャンドルに木製の芯を用いることで、燃焼時にススを出さず炎が踊るように長時間揺れ動きます。
繊細なデイジーの模様がキャンドルに刻まれたおしゃれなデザインのためインテリアとしても映えます。
⑬La jolie Muse/ジャスミンの香り
ジャスミンの香りは気持ちを明るく盛り上げる効果が期待できます。
甘く芳醇なジャスミンの香りは日常生活の疲れを忘れさせ、ロマンチックな雰囲気を演出できるでしょう。
エレガントなゴールド色のロゴマークが入ったおしゃれなパッケージは、バレンタインデー・誕生日・特別な記念日のプレゼントにおすすめです。
焚き火キャンドルのおすすめの香り
- ジャスミン
- イランイラン
- リネン
- ウッド
- ココナッツ
- ローズ
ジャスミン
ジャスミンの香りはリラックス効果でよく知られています。主に「リナロール」と「ベンゼルアセテート」という成分による鎮静作用・抗不安作用・血圧降下作用があります。
また安眠効果も期待できることが科学的に示されています。
落ち込んだ気持ちを和らげてポジティブな心持ちへと導く力があるため、不安感の解消や気分の向上に役立つとされています。
イランイラン
甘く独特な香りで知られるイランイランの香りにはリラックス効果があるといわれています。不安発作・パニック障害・不眠症の改善に役立つとされています。
睡眠時に枕元にイランイランの香りのキャンドルを置くことでより深い睡眠を取れるのでおすすめです。
リネン
リネンは清潔感と新鮮さを感じさせる香りとして人気があります。この香りは、衣類・シーツ・カーテンなどの布製品から感じ取れる、風通しの良い日の下で自然乾燥した後の爽やかな空気を思い起こさせます。
またリネンの香りには、家庭内の空間を清潔で快適な環境に変える効果があるとされています。心を落ち着かせると同時にリフレッシュさせる効果が期待できます。
香りが爽やかなため、リビング・寝室・バスルームなどどの部屋にも適しています。
ウッド
森林や木々から感じる自然の香りを基調としているウッディな香りは深い落ち着きとあたたかみを感じさせます。
サンダルウッド・シダーウッド・ベチバーなどの代表的なウッド香料から得られ、多くの人に愛されています。
ウッディな香りには、リラックス効果・強壮効果による集中力の向上が期待できます。仕事や勉強をする際に使用するのがおすすめです。
ココナッツ
ココナッツの香りの特徴は、ミルキーかつクリーミーな甘さです。トロピカルな雰囲気を感じさせます。リラックス効果があり、リゾート地や南国のビーチを思い起こさせるような心地よい気分になるでしょう。
保湿効果のあるスキンケア商品やリラクゼーションアイテムにもよく使われています。
ローズ
ローズの香りは甘く華やかな香りが特徴的で、日々の生活で感じるストレスや不安な気持ちを和らげるリラックス効果があるとされています。
ローズの主な芳香成分である「フェネチルアルコール」には強い抗不安作用が確認されています。これによりリラックス効果が期待できるだけでなく、不安感からくる不眠にも一定の効果が期待できます。
さらにローズの香りにはカフェインの覚醒作用を増強する働きが見られるため、リラックスしたい時や集中したい時などシーンによってリラックス効果と覚醒作用の使い分けもできます。
焚き火キャンドルの安全な使い方
キャンドルは単に火をつければよいと思われがちですが、つけ方や灯す時間によってロウの減り方が変わります。また置く場所によっては香りが弱まる場合があります。
室内とアウトドアでの安全対策と正しい使い方を知り、お気に入りのキャンドルを長く愛用しましょう。
安全性を考慮したキャンドルの点火と消火
キャンドルの点火や消火を正しく行い、火災にならないように気をつけるのが大切です。
点火するときの注意点
①キャンドルは、ガラスや陶器などの不燃性のホルダーやプレートにセットします。
②転倒しないように平らで安定した場所に置きましょう。
③エアコンや扇風機の風があたるところは避けます。キャンドルの炎が風に吹かれて消えたり香りがしなくなったりするからです。
④紙や布などの燃えやすいものが近くにないかをチェックしましょう。
⑤チャッカマンやマッチで芯の根元に点火します。芯の先につけると先だけが燃えて途中で消えてしまう場合があります。
⑥初めて使用するときは、ロウ全体の表面が均等に溶けるまで2時間ほど燃焼させてください。こうすることでロウの溶け具合がかたよらず、芯の周りにできるくぼみを防げます。
⑦炎から煙が出たり、炎が大きすぎたりと不安定なときはいったん火を消しましょう。冷めてから芯を少し切り落として再点火すると安定しやすいでしょう。
⑧消火器や水などの消火できるものを緊急時に備えて手元に置いておくとよいでしょう。
⑨小さな子どもやペットの手が届かないところに置くようにしてくださ
い。
消火するときの注意点
①火を消すときは、キャンドルリッドやスナッファーの使用がおすすめです。溶けたロウが散ったり煙が発生したりするのを防げます。なお火花が飛び散るおそれがあるため水での消火は厳禁です。
②息で勢いよく吹き消すと溶けたロウが飛び散るので注意しましょう。
③消したばかりのロウは熱くなっています。ロウが固まるまで動かさないのがポイントです。
④高温多湿を避けた直射日光のあたらない場所でキャンドルを保管してください。
室内とアウトドアでのキャンドルの安全対策
室内では、カーテンや紙などの燃えやすいものから離して十分なスペースを確保します。
またロウが流れたりススが出たりするのでエアコンや扇風機があたる場所は避けましょう。部屋を出る際や就寝時はキャンドルの火をしっかり消し、忘れずに最終確認をしてくださいね。
アウトドアでは風の影響を受けやすいため風よけやホルダーを活用してください。また風が強い日は使用を避けましょう。
キャンドルを使用する際は、枯れ葉や草木などが周囲にないかを確認して火災のリスクを避けてください。また使い終わったあとは確実に火を消し、ロウが固まってから持ち運びましょう。
焚き火キャンドルを活用したアイデア集
キャンドルアレンジメントを自宅やキャンプで楽しむためのアイデアをいくつか紹介します。これらのアイデアを活用して部屋の雰囲気を変えたり、特別なイベントの演出に役立てたりしてみてください。
自宅でのキャンドルアレンジメントのアイデア
部屋のインテリアや用途にあわせてキャンドルアレンジメントを楽しんでください。
テーブルのセンターピースにする
センターピースとは、テーブルの中央に飾られるキャンドルです。テーブルの雰囲気が華やかになります。
トレイ・プレート・キャンドルホルダーを使ったり、キャンドルの周りに花を配置したりして独自のデザインを楽しめますよ。
なお料理の匂いと焚き火キャンドルの香りが混じってしまうため、食卓で火を灯す場合は無臭のものを選びましょう。さらにほかのものに燃え移らないように注意してください。
季節のテーマに色をあわせる
季節に似合う色のキャンドルを選ぶことで、シーズンごとに部屋の雰囲気を変えられます。
たとえば春は花々をイメージしたパステルカラー・夏は海を連想させる青を中心にコーディネートするのがおすすめです。ハロウィンはオレンジや黒・クリスマスは緑や赤などとイベントごとにあわせるのもよいでしょう。
キャンドルの形や大きさにあわせる
キャンドルの形や大きさにあわせ、装飾を加えながらアレンジします。
細長いキャンドルは生花などで囲んでリング状にすればゴージャスさを演出できるでしょう。小さなキャンドルは、ツルなどの植物を使ってクリスマスリースのようにできますよ。
また異なる形状や高さのキャンドルホルダーを組み合わせてバラエティ豊かでおしゃれな部屋にできます。
シンプルに飾る
トレイやプレートを使って、部屋と同色系のキャンドルをシンプルにまとめます。部屋になじみやすいので、寝室やお風呂などのリラックススペースにぴったりです。
木製の素材はナチュラルなあたたかみが感じられるので、落ち着いた雰囲気で過ごせるでしょう。
キャンプでの焚き火キャンドルの楽しみ方
いつものキャンプに焚き火キャンドルをプラスしてひと味違った夜を楽しみましょう。
照明にプラスする
キャンプの夜は真っ暗なので、ろうそくの灯りだけでは明るさが足りません。
ガスランタンやオイルランタンなどと一緒に補助の灯りとして取り入れると明るさや雰囲気が増します。キャンドルランタンにろうそくを入れて使用すれば風の影響が減って炎が消えにくくなります。
またキャンプでは長時間の灯りが求められます。燃焼時間が長いものなら途中で消えにくいでしょう。
ムードづくりをする
焚き火キャンドルのやわらかな炎は心を落ち着かせたムードづくりに役立ちます。焚き火キャンドルをテーブルやテント内に設置すれば、リラックスした空間で友達や家族とのトークを楽しめるでしょう。
焚き火キャンドル購入の際はカメヤマをチェックしてみよう
カメヤマ株式会社は、大阪府に本社を構え、蝋燭(ろうそく)や線香を中心とした冠婚葬祭器具を取り扱う国内最大手のメーカーです。
約3,500種類のローソク・キャンドルを製造・販売しています。直営店「カメヤマキャンドルハウス」では、これらの商品に加え、子会社製の線香・生活雑貨・文具・ジェルジュム・LEDキャンドルなども幅広い範囲で取り扱っています。
カメヤマキャンドルハウスのホームページでは、様々な用途に応じたキャンドルが販売されているためぜひチェックしてみてください。
焚き火キャンドルは自作もできる?
オリジナルのデザインのキャンドルを作りたい方はキャンドルを自作してみるのも良いでしょう。
作り方は簡単です。子供の夏休みの工作としても楽しめると思います。
手順は以下の通りです。
①湯煎する
②自分の好きな香りのアロマオイルを入れる
③芯を中心に入れる
④固めたら完成
順番に解説していきます。
湯煎する
ワックスを細かく刻み、耐熱性のある容器に入れます。そして湯煎用の鍋でお湯を沸かし、容器を鍋に入れてワックスを溶かします。ワックスが完全に溶けるまで混ぜ続けます。
自分の好きな香りのアロマオイルを入れる
好きな香りのアロマオイルを中に入れ、アロマオイルが均一に行き渡るようによく混ぜます。
芯を中心に入れる
容器の中心に芯を差し込みます。芯がしっかりと立つように底までしっかりと差し込みましょう。
まだ固まっていない柔らかいワックスの中では、芯が沈み込んだり倒れたりしてしまうことがあるため割り箸などで固定します。
固めたら完成
ワックスを注いだ後はキャンドルを十分に冷やして固めます。完全に固まるまで数時間から一晩程度置いておきます。 ワックスが完全に冷えて固まったらキャンドルの完成です。
焚き火キャンドルに関するQ&A
火が消えた焚き火キャンドルはどうすればよいか
まだ芯が残っているようなら、何度も火をつけられるように芯を真っ直ぐに立てることが必要です。
放置してしまうと蝋が固まってしまい、再度火をつけられなくなってしまいます。
蝋を服に落としてしまったらどうする?
キャンドルのロウが服についてしまった時は、素早くお湯で落とすようにしましょう。洗面器にお湯と洗剤を入れ、十分にすすぐことで落とせます。
長時間放置してしまうとロウが固まって落ちにくくなるため、なるべく早く対処するようにしましょう。
保管方法は?
直射日光があたらない通気性がよい場所で保管しましょう。またホコリが溜まりやすい場所や湿度の高い場所では火がつきにくくなってしまうので避けるようにしましょう。
キャンドルの消し方は?
火の付いた芯を倒して周りの溶けたろうに沈める方法がおすすめです。この方法を使うと煙をほとんど出さずに消せます。
ライター
yuki
幼少期からキャンプや釣り、スキーなどを楽しむアウトドアファミリーで育つ。10代後半は1人旅にハマりヨーロッパや北米を中心としたトラベラー期となる。現在もスキー、スノーボード、ダイビングなど海や山で活動中。「愛する登山」は低山から厳冬期の雪山まで季節問わず楽しむhike&snowrideなスタイル。お気に入りの山は立山連峰!Greenfield登山部/部長の任命を受け部活動と執筆活動に奮闘中。