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久米島は一年を通して見どころ満載の沖縄の人気観光スポット。日本が世界に誇れるサンゴ礁から、マンタやジンベエザメといった大物に逢える確率も高いダイビングエリアでもあります。そんな久米島でダイビングを楽しむための情報をまとめました。
 

久米島の魅力は?

久米島 ダイビング

久米島(くめじま)は、那覇空港から飛行機で約30分、那覇泊港から直行便フェリーを使えば約3時間で行ける沖縄の離島です。人口は約8,600人で、沖縄諸島のなかで最も西側に位置します。

年間平均気温は22~23度と過ごしやすく、5月になれば夏日をむかえることが多くなりますが、気温がもっとも低くなる2月は15度を下回ることもあり、風が強く吹く日も多くあるため、11月以降は少し肌寒く感じることが多くなります。

久米島の人気観光スポットと言えば、東洋一の美しさを誇る「ハテノ浜」が有名です。

久米島の東側にある、真っ白な砂浜とエメラルドグリーンの海が広がるナカノ浜、メーヌ浜、ハテノ浜の3つの無人島のひとつで、テレビやCM撮影、写真撮影で頻繁に使われることの多い沖縄を代表する名所です。

また、ジブリの宮崎駿監督の出資により、銭田森林公園内に子供たちが大自然と交流できる施設「風の帰る森」が建設されました。

「これぞ沖縄の海」と呼んでも過言ではない大自然こそが、久米島の一番の魅力なのです。

 

久米島のダイビングスタイル

久米島 ダイビング

久米島のダイビングスタイルはボートダイビングが基本で、ほとんどが港から5~15分程度で行けるスポットが中心になります。

ボートをアンカリングできるポイントも多く、体験ダイビングも盛んに行われているので、初心者でも十分に楽しむことができます。

エントリー後は、海底に集合というパターンが多いため、潜降が苦手な人はアンカーロープを使用すれば心配いりませんし、安全停止もアンカーロープがあるので安心です。

風が強い日は水面が荒れることが多いので、エキジット時はレギュレーターは外さずに速やかにボートに上がるようにしましょう。

また、ベテランダイバーの方にはハンマーヘッドシャークやジンベエザメといった大物狙いのドリフトスポットもあるので、きっと満足できるはずです。

時間帯や場所によっては強いカレントがあるスポットもあるので、潜る前のブリーフィングはしっかり聞いて、スポットの特徴を確認しておきましょう。

 

久米島のダイビングスポット7選

久米島 ダイビング

久米島には島の周りに30以上ものダイビングスポットがあります。南風が吹く夏のシーズンは島の北側のスポット、北風が吹く秋から冬にかけては島の西側や南側のスポットで潜るのが一般的です。

久米島に行くなら、ぜひとも潜っておきたいダイビングスポットをご紹介します。

イマズニ

イマズニは、港からわずか5分という近い場所にありながら、一年中ギンガメアジの大群が見られる久米島を代表する人気スポットです。

夏のシーズンにはホソカマスの群れや、ロウニンアジ、カスミアジ、イソマグロなどの大型回遊魚との遭遇率も高くなります。久米島で潜るなら外すことのできないダイビングスポットです。

  • 水深:最大30m
  • 流れ:ときにあり

トリノクチ

トリノクチは久米島の観光名所「鳥の口」の沖に位置する地形スポットです。

クレバスやトンネル、L字ケーブなど、バラエティに富んだ地形が魅力で、暗闇のなかにクレナイニセスズメやツバメタナバタウオ、多彩なウミウシが多く生息しています。

ウミガメや回遊魚も多く、冬のシーズンには水面を優雅に泳ぐマンタに遭遇できる可能性が高いスポットです。

  • 水深:最大30m
  • 流れ:ときにあり

カメパラダイス

カメパラダイスは、その名が示すようにウミガメ(アオウミガメ)との遭遇率がはぼ100%のスポットです。

多い時では30匹以上のウミガメと逢えることもあり、水深も最大15mなので初心者でも十分に楽しむことができます。ウミガメを至近距離で見たい人におすすめのスポットです。

  • 水深:最大15m
  • 流れ:ほとんどなし

トンバラ

トンバラは沖合にある突き出た巨大岩のまわりを潜る、上級ダイバーだけが許される久米島随一の大物スポットです。

複雑な流れがあるドリフトポイントで、ハンマーヘッドシャーク、バラクーダ、ジンベエザメといった大物との遭遇率が高い最強スポットです。

  • 水深:最大35m
  • 流れ:強い

ウーマガイ

ウーマガイは水深5mから落ちるドロップオフで、透明度の良さは久米島のダイビングスポットなかでもピカイチです。

ハテノ浜の北側に位置するスポットで、マクロからワイドまで魚影が濃いのが特徴です。流れは穏やかなので初心者でも潜ることができるスポットです。

  • 水深:最大40m
  • 流れ:ときにあり

鳥島沖

鳥島沖は別名モンツキ村と呼ばれるほど、モンツキカエルウオが多く生息しているスポットです。

モンツキカエルウオが多数生息しているのが水深4~5mの浅瀬の棚で、流れもほとんどないので初心者にもおすすめです。可愛らしいモンツキカエルウオに癒されたい人におすすめのスポットです。

  • 水深:最大35m
  • 流れ:ときにあり

アーラ親子岩

アーラ親子岩は、クマノミのコロニーが多数点在するサンゴ礁と三角形に開いた洞窟が同時に楽しめるスポットです。

大小さまざまな洞窟があるので、ちょっとしたアドベンチャー気分を味わうことができます。冬のシーズンはマンタの遭遇率も高くなります。

  • 水深:最大20m
  • 流れ:ときにあり
久米島では沖縄の海をひとつに凝縮したようなダイビングが楽しめます。ダイナミックな地形に目を見張るようなサンゴ礁、そこに生息するカラフルな魚たち。冬になれば大物マンタが常連で、さらにはジンベエザメが現れることもあるポテンシャルの高さは久米島ならではです。本当の沖縄の海を見たいなら、ぜひとも久米島に足を運んでみてください。

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
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