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フルフィンガーグローブとも呼ばれるロングフィンガーのサイクルグローブ。年間をとおしてロードバイクを楽しむためには、季節に合わせたサイクルグローブの使い分けが重要です。今回は、季節ごとの選び方のポイントと、おすすめの商品を4つ紹介します。

ロングフィンガーのサイクルグローブのメリット

ロングフィンガー サイクルグローブ

ロングフィンガーのサイクルグローブには、以下3点のメリットがあります。

  1. 日焼け防止
  2. 汗による滑り防止
  3. 寒さ対策

UVカット素材のサイクルグローブで指先まで覆えば、夏の紫外線対策ができるでしょう。また、サイクルグローブのグリップ力で、汗による滑りを防止する効果が期待できます。

さらに、サイクルグローブで防寒することで、冷え込む日でも暖かいため、サイクリングが楽しめるでしょう。

 

ロングフィンガーのサイクルグローブを選ぶ際のポイント

ロングフィンガー サイクルグローブ

サイクルグローブを選ぶ際の、季節に応じたポイントを紹介します。サイクリングをする季節を考慮し、自分にぴったりなサイクルグローブを選んでください。

春・秋|クッション性にすぐれているかをチェック

春・秋に使用する場合は、手のひらのクッション性が高いサイクルグローブに注目しましょう。

春や秋は天気がよく、長時間や長距離のサイクリングを楽しむ機会が多い季節です。手のひらに厚手のパッドや衝撃吸収パッドを使用したサイクルグローブは、衝撃を吸収して疲れにくいため、ロングライドの多い春・秋におすすめです。

夏|日焼けと暑さ対策ができるかに着目

夏は、紫外線による日焼け対策と、暑さ対策ができるサイクルグローブを選ぶとよいでしょう。

紫外線対策|UVカットができるものを選ぼう

UVカット素材やUVカット加工がされているサイクルグローブに注目しましょう。ポリエステルやウールは、素材そのものに紫外線を防ぐ効果があります。

また、より確実に紫外線対策をするためには、「UPF50+」以上のUVカット加工がおすすめです。「UPF(UltraViolet Protection Factor)」とは、UVカットの世界的な基準値であり、うしろに続く数値が大きいほど、紫外線を防ぐ効果が高いことを示します。

暑さ対策|速乾性が高いものを選ぼう

手に汗をかきやすい夏には、汗を素早く吸収して乾かせる吸汗速乾素材のサイクルグローブがおすすめです。また、メッシュ素材は内部に熱がこもるのを防ぎ、夏でも涼しく快適に着用できます。

冬|防寒・防風機能にすぐれたものをチョイス

冬は、防寒機能にすぐれた裏起毛や中綿素材を使用しているサイクルグローブに注目しましょう。

また、寒さや風などの対策をできるだけ万全にしたい人は、すぐれた防水性・防風性・透湿性をもつ素材のゴアテックスをチェックしてください。

なお、寒いなかサイクルグローブを外さなくてもスマホを操作できる、タッチパネル対応のものが便利です。

おすすめのサイクルグローブ4選

ロングフィンガー サイクルグローブ

おすすめのサイクルグローブを、季節別に4つ紹介します。

①春・秋:OGK KABUTO(オージーケー カブト) 「SFG-2」

指先の防風フィルム加工で、冷たい風が吹いても暖かさをキープできる点が魅力のサイクルグローブです。耐摩耗性にすぐれたプロテクト素材を手のひらに採用しており、転倒時のケガから保護する設計になっているのが特徴です。

また、手のひら部分の縫製をなくし、耐久性の高い人工皮革「クラリーノTM」を採用しているため、高いフィット感と握り心地を感じられるでしょう。気温の変わりやすい春や秋に、長時間のサイクリングをする機会が多い人にぴったりです。

OGK KABUTO  SFG-2 指付きグローブ
OGK KABUTO  SFG-2 指付きグローブ

②春・秋:ROCKBROS (ロックブロス)「サイクルグローブ」

自転車だけでなく、バイクや登山などでも幅広く活用できるサイクルグローブです。薄手でブレーキ操作がしやすいうえ、手のひらには衝撃を吸収するパッドがついているため、激しく動く場合があるサイクリングのレースにも向いているでしょう。

また、手のひらや指の根元部分にはメッシュ素材を採用しており、蒸れずに快適なサイクリングが楽しめるでしょう。

春や秋にロングライドを楽しむ機会が多い、汗をかきがちな人に検討してもらいたい商品です。さらに、キャンプや登山などで手を保護するのにも役立つでしょう。

ROCKBROS サイクルグローブ
ROCKBROS サイクルグローブ

③夏:PEARL iZUMi(パールイズミ) 「UV フルフィンガーグローブ」

素肌と比較して約50倍日焼けしにくい、UPF50+のUVカット機能を備えたサイクルグローブです。手首まで覆える長めの袖口部分で、しっかりとした紫外線対策ができます。

また、メッシュ素材と吸汗速乾素材を採用しているため、暑い夏でも快適に過ごせるでしょう。

さらに、親指と人差し指の先端はタッチパネル対応です。夏のサイクリングで、手首の日焼けを避けたい人は要注目の商品でしょう。

W28 UV フルフィンガー グローブ
W28 UV フルフィンガー グローブ

④冬:HOT CHILLYS(ホットチリーズ) 「アクディブヒート ライナーグローブ」

ウィンタースポーツ用ベースレイヤーでトップシェアを誇るアメリカのブランド「HOT CHILLYS」から販売されているサイクルグローブです。

独自の最先端技術で開発した温度調節素材が、暖かさをキープします。さらに、吸汗速乾性にすぐれている点も魅力です。
親指と人差し指はタッチパネル対応なので、寒いなかでサイクルグローブを外す必要がありません。そのうえ、手の甲にはホッカイロを収納するポケットがついています。

指先の冷えをできるだけ防ぎ、冬でもアクティブなサイクリングを楽しみたい人におすすめです。

HOT CHILLYS  アクディブヒート ライナー グローブ
HOT CHILLYS  アクディブヒート ライナー グローブ

 

寒い時期にはインナーグローブとの併用がおすすめ

ロングフィンガー サイクルグローブ

とくに寒い時期には、インナーグローブを併用しましょう。インナーグローブとは、サイクルグローブの下に着用できる薄手のグローブです。作業用品を幅広く取り扱うワークマンのインナーグローブがとくに人気です。

こちらの記事では、インナーグローブについて詳しく紹介しています。気になる人はぜひチェックしてください。

ロードバイク インナーグローブ
インナーグローブでロードバイクの指先もあたたかく!必要な機能とは
ロングフィンガーのサイクルグローブを選ぶ際は、季節ごとのポイントに合わせて、素材や形状を選ぶのが大切です。また、グリップ力・衝撃吸収性・吸汗速乾性などの機能面に着目するのも重要といえます。自分のスタイルに合ったサイクルグローブを使用することで、これまで以上に快適なサイクリングが楽しめるでしょう。お気に入りのサイクルグローブを手に入れ、四季折々のロードバイクを存分に楽しんでください。

 

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。