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沖縄のケラマ諸島には、毎年冬~春にかけてザトウクジラが群れをなしてやってきます。至近距離からホエールウォッチングができるとあって、観光客に人気のスポットです。クジラの遭遇率100%ともいわれる沖縄ケラマ諸島のホエールウッチングを紹介します。

冬の沖縄ケラマはクジラ三味

沖縄ケラマ諸島 ホエールウォッチング

クジラは回遊魚と呼ばれ、季節によって地球を半周するほどの距離を移動しています。夏の間は、北極や南極近くの寒い海域で主に捕食をして、冬になると温かい海域に移動して出産や子育てをします。

そして、毎年冬になると沖縄ケラマ諸島には多くのザトウクジラ達がやってきます。

クジラが一番多く訪れるのは毎年2月から3月の間で、この時期になると親子で泳ぐクジラが見られたり、1日に何頭ものクジラを見られることも少なくありません。

そんなクジラ達を一目見ようと、沖縄ケラマ諸島には多くの観光客が訪れ、ホエールウッチングを楽しんでいます。

沖縄のクジラは人懐っこい個体が多く、ボートにたっくわる(くっつく)ので超至近距離でウォッチングすることができると大人気なのです。

 

ホエールウォッチングのルールとマナー

沖縄ケラマ諸島 ホエールウォッチング

沖縄ケラマ諸島のホエールウッチングは、専用ボートを使い無線などでクジラの目撃情報を確認しながら移動するスタイルです。

冬の時期は海が荒れてボートが出られない日も少なくありませんが、船さえ出られればクジラの遭遇率は100%とも言われています。

クジラを見つけるには、クジラの「ブロウ(潮吹き)」を探すのがコツです。クジラが海面に上がってきて呼吸をするとき、息を吐くことにより潮が海面から勢いよく吹き上がる現象がブロウです。

ただし、クジラが見つかったからといって慌ててはいけません。早くクジラを見たいがあまり揺れる船上で急に動いたり、何度も場所を移動するのは転倒や衝突の危険があるので十分に注意をしましょう。

また、ボートの上は予想以上に冷えるので、防水防寒機能のあるウインドブレーカーなどの防寒着を忘れずに携行しましょう。船酔いしやすい人は酔い止め薬を準備しておいたほうが良いでしょう。

クジラ撮影のポイント

沖縄ケラマ諸島 ホエールウォッチング

憧れのクジラに逢えたら、写真や動画を撮りたいという人も多いのではないでしょうか?沖縄では安全のため、スノーケリングでのクジラ撮影は禁止されているので、基本はボートの上から撮影することになります。

クジラの写真や動画を上手に撮るコツは、クジラの行動パターンをよく観察し、次の行動を先読みしてシャッターチャンスを待つことです。カメラなら連写機能がある機種を使えば一瞬を捕えやすいでしょう。

さらにダイナミックな写真を撮りたいときは、セルカ棒などを使ってGoProなどのアクションカメラを取り付けて撮影するのがおすすめです。

運が良ければ、体を水面上に持ち上げ、反転して落ちていく「ブリーチ」などのダイナミックなアクションシーンが撮れるかもしれません。これならインスタ映えする写真や動画が撮れそうですね。

 

冬のケラマはダイビングもおすすめ

クジラが多く集まる沖縄ケラマ諸島は、世界有数のサンゴ礁が広がるダイビングスポットでもあります。ホエールウォッチングでダイナミックな海を堪能したあとは、癒しの水中世界でスキューバダイビングを楽しんでみてはどうでしょうか?

目の前に広がる一面のサンゴ礁や、光のシャワーが差し込む洞窟などの景観を楽しむことができます。

また、冬場にしか見られないレアな魚たちに出会えるかもしれません。冬の沖縄は夏場の混雑期よりもダイバーが減るため、少人数でゆったりのんびりと潜れるのも良いところです。

日本では北から南まで各地でホエールウッチングが行われていますが、なかでも冬の沖縄ケラマでのホエールウォッチングは一見の価値があるでしょう。ケラマ諸島は那覇泊港から高速フェリーで行けるアクセスの良さも人気の理由です。神秘的なクジラ達との出逢いは、きっと一生忘れることのできない思い出になるはずですよ。

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
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