冬キャンプで囲むあたたかい食事は、なによりの楽しみですよね。しかし、寒いなかでの調理は、いろいろと大変なこともあります。調理器具をきちんと選べば、スムーズに調理を進められますよ。今回は、冬キャンプで活躍する調理器具のおすすめを5つ紹介します。

冬キャンプで使用する調理器具の選び方

冬キャンプ 調理器具

キャンプ用の調理器具は大きさや種類もさまざまです。とくに初心者の方は、どのようなものを選べばよいか迷いますよね。冬キャンプで使用する、調理器具の選び方を紹介します。

キャンプのスタイルによって選ぼう

冬キャンプ 調理器具

調理器具は、キャンプスタイルで選ぶのが吉です。ファミリーやグループで冬キャンプをするときは、大きめの鍋やダッチオーブンを選ぶとよいでしょう。大人数の食事を一度に作ることができて、便利です。

いっぽう、ソロキャンプには、軽くて丈夫なメスティンや、スタッキングできるクッカーを選ぶのがおすすめ。コンパクトに持ち運べて、移動の際もジャマになりません。

使う火器との相性をチェックしよう

冬キャンプ 調理器具

調理器具と火器の相性がよいかを考慮しましょう。キャンプでは、シングルバーナーやカセットコンロ、焚火台などの火器を使用します。それぞれの火器の特徴を知ることで、適切な調理器具を選べますよ。以下で具体的に説明します。

コンパクトに持ち運べる「シングルバーナー」

メスティンや小さい鍋の使用に向いています。ゴトクが小さいため、重い鍋を置かないように注意しましょう。バーナーが重さに耐えられず、破損の恐れがあります。

手軽で使いやすい「カセットコンロ」

火おこしが簡単で、さまざまな調理器具に使用できます。また、火力の調整がしやすく、お手入れしやすいのも魅力です。

重い鍋を使用する際は、カセットコンロの高さと耐荷重をチェックしましょう。高さが低いほどグラつかず、安定した調理ができます。

ダイナミックな調理ができる「焚火台」

焚火台を使うときは、直火に耐えられるダッチオーブンがおすすめです。フタの上に炭を置くことで、鍋のなかに均等に熱を伝えられます。

焚火台は高い火力が魅力ですが、火加減が難しいことも。そのような場合、三脚やゴトクを使えば、火力の調節がしやすくなりますよ。

作る料理に適しているものを選ぼう

冬キャンプ 調理器具

作りたい料理に合わせて調理器具を選びましょう。たとえば、みんなで食べられる、シチューやポトフといったあったかメニューなら、保温力が高い深鍋タイプがピッタリ。ステンレスや鋳物製の素材を選ぶと、あたたかさが長もちしますよ。

また、ソロキャンプでラーメン・パスタを作るなら、メスティンやコッヘルが適しています。ひとつの調理器具で完結する、いわゆるワンパン調理ができるので、短時間でさっと作れて便利です。さらに同じブランドでライン使いすると、スタッキングしてコンパクトに収納できます。

加えて、ケトルがあれば、すぐにお湯を沸かせてGOOD。あたたかい飲み物を作れるため、ひとつは準備しておきましょう。寒いときはコーヒーやココアを飲むだけでも、体がポカポカとあたたまり、ほっとひと息つけますよ。

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Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
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