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雪が積もる地域での冬キャンプは、テントを張る前に除雪や圧雪作業をする必要があります。ラクに作業をするには、スノーダンプを使うのがおすすめです。今回は、冬キャンプにピッタリのスノーダンプと選び方を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

 

スノーダンプとは

冬キャンプ スノーダンプ

スノーダンプとは、雪を運ぶための道具。大きなシャベルとソリが合体したようなものです。手で掴んだり押したりするための柄の部分と、雪を載せるための皿部分でできています。

シャベルと大きく違うのは、皿の部分にたくさんの雪を載せて移動できるところや、手だけでなく、足も使って雪かきができるところ。雪が積もっている場所でのキャンプでは、テントを設営する前の除雪や圧雪のために、地面を整えるときに重宝します。

面が狭いスコップやシャベルだけではたいへんな作業も、一度にたくさん除雪・圧雪できるスノーダンプがあると、効率的に設営準備ができます。

 

冬キャンプに適したスノーダンプ選びのポイント

冬キャンプ スノーダンプ

キャンプで使いやすいスノーダンプを選ぶときのポイントを紹介します。

運びやすさで選ぶ

スノーダンプは運びやすいものを選びましょう。基本的にスノーダンプは、大きいサイズが多く、荷物になりやすいものです。キャンプに持っていくなら、できるだけコンパクトになるものを選ぶとよいでしょう。

スノーダンプそのものが小型のものを選ぶか、使用後には柄が短く収納できるものや、伸縮性のあるものなど、持ち運びやすさを選ぶ指標のひとつにしてみてください。

体型にあったサイズを選ぶ

スノーダンプは、柄の長さや皿の大きさが自分にあったものを探しましょう。

柄の長さは、身長を基準に、背が低い人は短いもの、背が高い人は長いものが目安です。無理をした体勢で使うと、作業が捗らないだけでなく、腰を痛めやすくなります。

また、皿の部分は、大きいほどたくさんの雪を運べますが、力が必要になります。小柄な人や女性は小さめの皿がおすすめです。

素材で選ぶ

スノーダンプには、プラスチック製と金属製があります。それぞれの特徴をふまえて、目的に合ったものをチョイスしましょう。

プラスチック製

プラスチック製のスノーダンプは、軽量で運びやすいのが特徴です。雪をすくうとより重さを感じやすくなるので、力の弱い人は軽いもののほうが扱いやすいでしょう。

軽量な分、金属製よりも壊れやすいデメリットがあります。氷状になった雪だと作業しにくいことがあるため、部分的に金属などで補強されているものもあります。

金属製よりもリーズナブルな製品が多いので、雪があまり積もらない地域で冬キャンプをはじめる人におすすめです。

金属製

金属製のスノーダンプは、耐久性が高く、重い雪でも壊れにくいものの、プラスチック製より重量があります。

豪雪地帯での冬キャンプには、金属製がおすすめです。金属のなかでも軽量なアルミニウム製のスノーダンプであれば、重さのデメリットは軽減するでしょう。

雪中キャンプの除雪・圧雪方法については、以下の記事を参考にしてみてください。

雪中キャンプ 圧雪(地ならし)方法
雪中キャンプの圧雪(地ならし)方法の手順と便利アイテムを紹介

 

 

冬キャンプにおすすめのスノーダンプ6選

冬キャンプ スノーダンプ

ラクに除雪・圧雪ができるスノーダンプを紹介します。選ぶときの参考にしてみてください。

①アイリスオーヤマ/雪かき スコップ 撥水加工 ダンプ

ポリエチレン製で約4.3kgと軽く、パワーに自信のない人でも扱いやすいスノーダンプです。

軽量なプラスチック製ではあるものの、先端部分に高強度なポリカーボネート製のブレードが付いているので、硬い雪でもどんどん除雪できます。また、撥水加工がされている皿部分は、雪離れがよく、作業もしやすいでしょう。

比較的リーズナブルなので、スノーダンプを試してみたい人は、1本目としての購入におすすめです。

アイリスオーヤマ  雪かき スコップ 
アイリスオーヤマ  雪かき スコップ 

②ビーカム/大型車輪付 スノープッシャー 楽太郎

大型の車輪が付いた商品で、雪を押しやすくなっています。皿の部分はプラスチック製ですが、全体がポリカーボネートなので強度があります。さらに、ハンドルの長さを5cm間隔で3段階に調整できることから、使う人の身長にあわせられます。

腰が弱い人や、負担が心配な人に選んでほしい商品です。

大型車輪付 スノープッシャー 楽太郎
大型車輪付 スノープッシャー 楽太郎

③ガルデナ/除雪スノーダンプ

幅があり、効率よく作業できるスノーダンプです。負荷がかかりやすい先端部分は、金属のブレードで補強されています。

柄の長さを3段階で調整でき、さまざまな身長の人に対応できます。オフシーズンは、柄を取り外して皿に重ねて収納しておけるので便利です。家での保管はもちろん、キャンプに持って行く際にも邪魔になりません。

使用しないときにコンパクトになるものを探している人にうってつけのアイテムです。

ガルデナ  除雪スノーダンプ
ガルデナ  除雪スノーダンプ

④村の鍛冶屋/燕三条製 鉄 平型 スノーダンプ

鉄製で耐久性が高く、固まった雪でも破損しにくいスノーダンプです。フレームには補強板が設けられていて、重い雪に負けずに除雪できます。皿の部分は豪雪地帯でよく使われている小回りの利く平型です。

水分を多く含む雪が降る地域でのキャンプにおすすめのスノーダンプです。

村の鍛冶屋 燕三条製  鉄  平型スノーダンプ
村の鍛冶屋 燕三条製  鉄  平型スノーダンプ

⑤オギハラ工業/スノーブル アルミK

金属の強度をもちながら、軽く扱いやすいスノーダンプです。アルミ素材を使用していて、女性や小柄な人でも使いやすく、簡単に持ち運べます。荷物が多いキャンプにぴったりです。

プラスチック製よりも強度のある金属製がいいけれど、重さが気になるという人は要チェックです。

オギハラ工業 スノーダンプ“スノーブルアルミK型"
オギハラ工業  スノーダンプ“スノーブルアルミK型”

⑥グリーンパル/ママさんダンプ ミニ

ミニサイズのスノーダンプです。皿のサイズや柄の長さは子どもが作業しやすいサイズになっています。

「ママさんダンプ」シリーズは、力の弱い女性でも作業がしやすいようにと考えられた定番人気の商品。ミニサイズは、ファミリーキャンプで大人の真似をしたがる子どもにぴったりです。かまくら作りなど、雪遊び全般に活躍します。

グリーンパル ママさんダンプ(ミニ)
グリーンパル ママさんダンプ(ミニ)

 

雪国では雪かきの必須アイテムでもあるスノーダンプは、雪上キャンプにぜひ用意しておきたいアイテムです。積雪のある地域で冬キャンプを楽しむのであれば、ひとつは持っておくとよいでしょう。スコップよりも一度にたくさん雪かきができ、負担が少なく作業が進むので、一度使ったら手放せなくなるかもしれません。ぜひ当記事を参考にして、自分にあった使いやすいスノーダンプを探してみてください。

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。