冬キャンプで使う電気毛布の選び方
電気毛布を選ぶポイントは、素材・給電タイプ・機能性の3つです。それぞれのメリットやデメリットを把握し、キャンプスタイルにあったアイテムを選びましょう。
素材で選ぼう
電気毛布のメジャーな素材は、つぎの3つです。
- コットン
- ポリエステル
- アクリルとポリエステルの混紡
ひとつずつ説明しますね。
①快適さ重視ならコットン
吸水性が高く、肌ざわりがよいのが特徴。寝汗も気にならず、快適に眠れますよ。素材の性質上、縮んだりシワになったりしやすいため、お手入れや保管時には注意が必要です。
②価格重視ならポリエステル
比較的、安価で購入できるのが、ポリエステル製です。軽くてシワになりにくいのが魅力。もち運びやすいだけでなく、キャンプでもタフに使えるでしょう。
懸念点は、吸湿性が低く、静電気がおきやすいこと。また、毛玉ができやすいため、こまめに取りのぞくなどのケアもしてくださいね。
③耐久性重視ならアクリルとポリエステルの混紡
アクリルは保温性が高いので、寒さの厳しい冬キャンプにぴったり。さらに、ポリエステルと混ざることで、より長もちするのがうれしいですね。アクリルには、虫や薬品に強いメリットもありますよ。
ただし、ポリエステル100%のタイプと同様に、静電気や毛玉が発生しやすいデメリットがあります。
給電タイプで選ぼう
電気毛布の給電タイプには、モバイルバッテリーとコンセントの2つがあります。それぞれの特徴をみていきましょう。
①モバイルバッテリータイプ
モバイルバッテリーから充電できる電気毛布です。冬キャンプには、このタイプがおすすめ。コードレスなので、車・テント・屋外など、どこでも使えますよ。コンパクトなモバイルバッテリーは、もち運びがラクなのも魅力です。
②コンセントタイプ
AC電源から給電しながら使う電気毛布です。コンセントタイプは、コードの煩わしさが気にならない人や、決まった範囲内でしか電気毛布を使わない人に向いています。
また、使用シーンはAC電源つきのサイト、またはポータブル電源を持参するキャンプに限定されます。サイトの電源を使う場合は、屋外用の延長コードを用意しましょう。テントの設置場所から離れていても、使用できますよ。
キャンプで使う延長コードについては、こちらの記事を参考にしてください。
キャンプでは屋外用延長コードを選ぼう!おすすめアイテムと選び方
機能もチェックしよう
電気毛布は以下のような機能があると便利です。
- タイマー機能がついている
- 室温センサーがついている
- ダニ退治ができる
- 水洗いできる
順に紹介します。
①タイマー機能がついている
設定した時間になると、自動的に電源が切れるので重宝します。消し忘れによる低温やけどや、無駄なバッテリー消費を防止できますよ。
②室温センサーがついている
室温センサーがあれば、自動で快適な温度をキープしてくれます。温度調節の煩わしさを解消できますよ。気温に左右されず、いつでもちょうどよい温もりを感じられるでしょう。
③ダニ退治ができる
高温に設定してダニ退治ができる電気毛布もあります。キャンプに行く前に、ダニ退治しておくと、シーズン初めでも清潔に使えますよ。
④水洗いできる
キャンプで使う場合、水洗いできる機能はマスト。地面に落としたり食べ物をこぼしたりと、汚れることもあるでしょう。焚火の臭いも気になりますよね。洗濯機で洗えるタイプなら、お手入れがラクですよ。
電気毛布のメリットや敷き方については、こちらの記事もあわせてご覧ください。
電気毛布はキャンプの快適な眠りや車中泊に大活躍!活用法とおすすめ5選
冬キャンプにおすすめの電気毛布5選
冬キャンプにおすすめの電気毛布を、5つ紹介します。
①3段階で温度調節できる!|MeillyHoomi 「電気毛布」
40度・50度・60度と、3段階で温度設定できるため、冷え込み具合にあわせて調節できます。断熱性の高いアルミシートを含む、4層構造により、保温性が抜群!手軽に充電できる、USBタイプです。
洗濯機で洗えるのもおすすめポイント。肩掛けするのにぴったりのサイズ感と、かわいらしいデザインが魅力です。
②清潔に使える!|KOIZUMI 「電気敷毛布」
ダニ退治・洗濯機丸洗い・抗菌防臭の3つの機能があり、清潔に使える電気毛布です。スライド式なので、好みの温度に調節できますよ。シュラフの下に敷くと底冷えを防止できるので、気温の低い冬キャンプにぴったりです。
③用途いろいろで万能!|山善 「電気敷毛布」
ポリエステル素材で軽いため、ひざ掛けや肩掛け用としてもOK。ダニ退治と丸洗い機能がついた、シンプルな電気毛布です。無段階の調節機能により、細かな温度設定が可能です。インテリアにもなじむデザインは、シーンを選ばず使えますよ。
④充実の機能性!|Sugiyama 「電気敷き毛布」
室温センサー・ダニ退治機能・洗濯機洗いOKの高機能な電気毛布です。
スライド式で、温度調節ができるコントローラーはバックライトつき。夜間の暗いテントでも、灯りを照らすことなく使えますよ。3,000円台で購入できるコストパフォーマンス抜群のアイテムです。
⑤寒い屋外でも速暖!|warmthee「USB膝掛け」
即熱モードにより、運転を開始してから約10分と、あっという間に体を温められます。モバイルバッテリータイプで使い勝手もGOODですね。表面は難燃加工されているため、焚火などで火の粉が飛んでも燃え広がりません。
収納袋つきで、もち運びしやすいのがうれしいポイント。アウトドア向けのカジュアルなカラーリングは、キャンプにぴったりですね。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。