電気毛布はどんな暖房?
暑い夏もおわり、少し風が涼しく秋めいてきました。そろそろ紅葉キャンプのシーズンですが、夜になると想像以上に冷えることがあります。
そんなとき、活躍するのが電気毛布。家庭で使うイメージが強いですが、すぐれたキャンプギアにもなります。
電気毛布の仕組み
電気毛布は毛布内に電熱線が入っており、電気を通すことであたためるというもの。最近では、USB給電のもの、サーモスタットがついた安全性の高いものなどさまざまなタイプが販売されています。
電気毛布の種類
電気毛布のおおまかな種類についてご紹介します。
体の上にかけるタイプ かけ毛布
体の上にかけるタイプです。やわらかく軽量で、就寝時以外にも肩かけやひざかけにも使えるのが魅力です。
体の下に敷くタイプ 敷き毛布
体の下に敷くタイプです。暖気は下から上にむけてあがるので、あたためるという観点からすると敷くタイプがいちばん効率的。地面からの冷気を防ぐという意味でもおすすめです。
どちらでも使用できるタイプ かけ敷き毛布
かけても敷いても使用できるタイプです。談話中はひざかけ、就寝時は敷いてという風にシーンにあわせて使用できます。
着るタイプ
服のように着るユニークなタイプの電気毛布です。手足を通すことで体の動きを制限しません。寝袋がはだけてしまうという人にいかがでしょう?
電気カーペットとの違いは?
電気毛布に近い製品として電気カーペットがあります。電気カーペットは広い範囲をあたためられる反面、電気毛布にくらべると重くて持ち運びに向いていない点があげられます。
電気毛布のメリット
キャンプでの電気毛布のメリットをご紹介します。
畳めるのでコンパクト
電気毛布は軽いので小さくたたんで収納できます。携行性に優れているのはキャンプでは重要なポイントですね。
消費電力が少ない
電気毛布は暖房器具としては、比較的商品電力が少ないのが特徴。製品や設定温度にもよりますが1時間あたり約13w~57wと言われています。
使用できる電力に限りがあるキャンプでは、この消費電力が少ないというのは大きなメリットです。
空気が汚れない(一酸化炭素中毒の心配がない)
非燃焼系の暖房なので空気が汚れず、石油ストーブで心配されているような一酸化中毒の危険がありません。同じく非燃焼系のセラミックファンヒーターと組み合わせるなどすると、初心者キャンパーにもおすすめの暖房です。
セラミックファンヒーターはこちらをご覧ください。
この記事を書いた人
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。